オリジナルコンテンツの作り方|独自性が高いブログの書き方を例と共に紹介
こんにちは、バリューエージェントでライターをしている森家です。
先日、弊社バリューエージェントのライター勉強会を行ったのでその内容をまとめたものをお届けします!
テーマは「ブログにおけるオリジナルコンテンツの作り方」です。
ライター黒石
『あなたの書く記事はきれいで分かりやすい文章だけど、オリジナリティがあまりない』って言われました。
どうやったらオリジナリティのある面白い記事が書けるんでしょうか?
たしかに、私も新人の頃はオリジナリティをどうやって出せばいいのか悩んだ記憶があるね~。
今でも色々工夫しながらコンテンツを作っています。
特に、近年のGoogleアルゴリズムでは、以前にも増してオリジナルコンテンツであることが重要視されています。
オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。
※引用元:Google ウェブマスター向け公式ブログ: 日本語検索の品質向上にむけて
そこで、SEOに強いコンテンツ作りを行っている弊社のライターが実際に活用している、オリジナルコンテンツの作り方をお伝えします。
オリジナリティが高い実際のコンテンツ例もご紹介しますので、ぜひ併せてご覧ください。
この記事で書かれていることを実践すれば、独創的なセンスのあるライターでなくても、オリジナリティのあるブログを書けるようになります。
オリジナルコンテンツを作るときの参考にしてみてくださいね。
YouTubeでも解説しています。
目次
そもそもSEOにおける独自性・オリジナリティとは?
独自性やオリジナリティと聞くと、個性的で面白いコンテンツがいいの?と思う人もいるようですが、違います。
SEOにおけるオリジナリティとは、一次情報であることを言います。
一次情報とは、本人が実際に体験したものやライター自身で取材を行ってて手に入れた情報のことを言います。
他人が手に入れた情報から手に入れたもの(検索結果や他の記事)を見て、書いた情報は二次情報と言います。
SEOでオリジナリティが重視される理由
そもそも、SEOでオリジナリティが重視されている理由というのは、Googleがよりユーザーの役に立つ検索エンジンになるために、オリジナリティを重視するアルゴリズムにアップデートしているからです。
というのも、ひと昔前であれば、Googleの検索結果一覧に出てきたコンテンツ内容をまとめた、いわゆる「まとめ記事」が上位表示していたこともありました。
しかし、二次情報でできた同じようなページが検索結果の上位を埋めてしまうと、ユーザーは「同じような内容ばっかり出てくるなあ。他に情報ないのかなあ。」と思ってしまいますよね。
だから、Googleのアルゴリズムでは、一次情報であること(=オリジナルコンテンツ)を重視するようになったのです。
今日から使えるオリジナルコンテンツの作り方
それでは、オリジナルコンテンツの作る8個のアイデアをご紹介します。
- その道のプロや現場の担当者に調査をする
- 足を運んだり手を動かしたりしてオリジナリティを出す
- 顧客や読者からアンケートを取る
- 他のサイトには載っていないけど本当はユーザーが求めていることを書く
- 実際のユーザーが何を求めているかインタビューする
- オリジナルの写真を使う
- 事例記事はオリジナルコンテンツそのもの
- 記事の中に事例を盛り込む
1つずつ紹介していきます。
(1)その道のプロや現場の担当者に調査をする
ネットに載っている情報を集めるのではなく、プロに直接聞けば第一情報を手に入れることが出来ます。
自社でブログを書くときも、Web担当者がネット等で調べて書くのではなく、詳しい人や現場の人に聞いて書くことが重要です。
また自分がその道のプロの場合は、他サイトを見て真似するのではなく自分の言葉で書けばよいのです。
ライター黒石
バリューエージェントでも、クライアントの記事を書くときは、先方に電話でインタビューしていますね。
弊社の場合だと、社内でキーワード調査やマーケティング調査などを行い、検索意図を考えた上で、検索ユーザーが知りたい情報をクライアントにヒアリングして、ライティングを行います。
例えば、下記の記事も弊社ライターがライティングしました。
ライター自身はネイルのプロではありませんが、プロに直接聞くことで、オリジナルコンテンツを作ることが出来ます。
この方法は、オリジナルコンテンツを作る上での基本です。
個人でブログを書くときも、専門的な内容は、プロに取材をすることをお勧めします。
実際に会って取材できない場合は、ZOOMや電話等でも取材は可能です。
(2)足を運んだり手を動かしたりしてオリジナリティを出す
自分で足を運んだり手を動かしたりすることでも、オリジナルコンテンツを作ることが出来ます。
検索ユーザーにとっても、どこにでもありそうな情報より、疑似体験できるようなリアルなコンテンツの方が有益ですよね。
実際に行うことで、文章表現はもちろんのこと、リアルな写真やデータなどが取れると尚良いでしょう。
以下の記事は、2017年に弊社がの被リンクを外した結果をコンテンツにしたものです。
SEO対策意味あるの?SEO業者の被リンクを9週間かけて外した結果 <別窓で開きます>
2021年2月16日現在 [seo対策 意味ない][seo対策 意味ある]共に2位
SEO関連のコンテンツは競争も激しいですが、ライティングから3年以上たっているのにも関わらず、この記事は上位表示し続けています。
足を運んだり手を動かしたりすることは、時間も手間もかかってしまいますが、圧倒的にオリジナリティを高めることが出来るのでおすすめです。
(3)顧客や読者からアンケートを取る
顧客や読者、顧客になりえるターゲット層などにアンケートを取ってその内容をコンテンツにするというのも1つの方法です。
というのも、ライターやプロの見解だけでは分からないことも多くあります。
プロの感覚や検索結果から「こういう人が多いであろう」「こういう傾向がある」という憶測はついても、憶測だけでは読者を満足させる根拠のあるオリジナルコンテンツは書けません。
数字のデータで具体性を高めたいときや、いくつかの例が必要な時は、この方法で書くといいでしょう。
こちらは、弊社ライターがクライアントを通じ、現場の美容師の声を調査して書いた記事です。
この記事の場合、一般的な話よりもリアルな体験談を知りたいというニーズがあると考え、この方法でオリジナリティを出しました。
実際に、自社のお客様にインタビューできる場合は、是非この方法を使ってオリジナリティを出してみてくださいね。
(4)他のサイトには載っていないけど本当はユーザーが求めていることを書く
現在の検索結果にあるコンテンツよりも、もっとユーザーの役に立つコンテンツを書くということです。
これはコンテンツを書く前の検索意図を考えるタイミングで洗い出すのがおすすめです。
※検索意図とは、ユーザーがそのキーワードで検索した時に顕在的・潜在的に持っている意図のことです。
詳しくはこちら → 検索意図とは?調べ方と検索意図の種類にあわせたコンテンツ内容
検索意図の中には、ただ知りたいだけではなく、「分かりやすく知りたい」「早く知りたい」「リアルな情報が見たい」といった潜在意図もあります。
例えば、[SEO対策 費用]と検索する人は、「SEO対策に必要な費用を知りたい」という検索意図があると考えられます。
しかし、それだけではなく潜在的には「分かりやすく表で見たい」「費用対効果が一番高い方法を選びたい」という意図も考えられます。
このように、顕在的な意図だけではなく、潜在的な意図に応えることで、ユーザーが満足するコンテンツが出来上がります。
現在の検索結果を見て、もしこのようなユーザーの顕在的・潜在的な検索意図に応えられているコンテンツがない場合、それに応えることでオリジナリティのあるコンテンツが出来上がります。
ライター黒石
ただこの方法って、中々自分で考えても、新しいアイデアが出にくいことも多いです。
確かにそうですよね。
その場合は次の章で紹介する、インタビュー調査がおすすめです。
(5)実際のユーザーが何を求めているかインタビューする
上記で紹介したような、検索意図を考えて、他のサイトに載っていないコンテンツを作ると言うのは、自分の頭を使うので中々良いアイデアが出ない場合があります。
その場合は、実際に読者になるであろうユーザーに、どんな情報を知りたいのかをインタビューしましょう。
もしそのユーザーが「検索しても分かりづらい」「もっと具体的な情報が欲しい」と思っているのであれば、それに応えるようにコンテンツを作ります。
コンテンツを作った後も、本当にそのユーザーが満足できるコンテンツになっているか確認してもらい、ブラッシュアップを行うことで、よりオリジナリティとクオリティの高いコンテンツが出来上がるでしょう。
この記事も、実際に社内で困っているライターの話をヒアリングし、そのライターを満足できるようにブラッシュアップしながら記事を作りました。
(6)オリジナルの写真を使う
ブログに写真やイラストを入れると、文章にリズムが出たり、イメージがし易かったりする効果があります。
しかし、その画像も誰でも使えるようなフリー画像だと「普通」になってしまいます。
だから、用意できるのであれば、自分で撮ったオリジナル写真を使いましょう。
スマホで取った写真に、説明書きを足すだけでも十分です。
フリー素材より美しい写真ではなくても、リアルさが伝わればオリジナリティに繋がるでしょう。
(7)事例記事はオリジナルコンテンツそのもの
ブログとは違いますが、企業がオリジナリティのあるコンテンツSEOで集客をしたいと思っているのであれば、事例記事はおすすめです。
事例記事というのは、自社のお客様にインタビューを行って以下のような内容を載せる記事のことです。
- お客様は以前、どんなことで悩んでいたのか
- 実際にどんな施策やサービスを行ったのか
- その結果、どうなったのか
- お客様の喜びの声
事例記事では月間の検索ボリュームが多いビッグワードを狙うことは難しいですが、オリジナル情報でかつコンバージョン(問い合わせや購入)に繋がりやすいコンテンツを作ることが出来ます。
作り方は、以下のブログで紹介しているので、是非参考にしてみてください。
事例コンテンツは、「こんな事業をやっていますよ」「こんな成果を出していますよ」というブランディングにもつながるので、とってもおすすめです。
(8)記事の中に事例を盛り込む
上記で説明したような事例記事を作ったら、事例記事をブログの中に組み込むことでオリジナルコンテンツを作ることが出来ます。
というのもキーワードによっては検索意図として、一般論ややり方、説明などだけではなく、リアルな事例を見たいというニーズもあるからです。
せっかく事例記事を作ったのであれば、その事例を活用できるコンテンツがあれば組み込んでいくのがおすすめです。
こちらの記事では、コンテンツSEOとは?という話の中で、実際の弊社のコンテンツSEOの事例(どんな会社で行って、どんな結果が出たのか)を紹介しています。
こちらは弊社のクライアントのカーテン専門店の事例で、リビングのカーテンの選び方について紹介する中で、実際のお客様にカーテンをコーディネートした事例の写真を活用しています。
このように、自社の事例を組み込めば、オリジナルコンテンツを作れる上、読者がコンテンツを読み進める中で「この会社に依頼した場合、こんな風な結果になるんだ」ということを知ってもらうことが出来ます。
事例記事の事例が読者が求めているサービスにぴったりなのであれば、コンバージョン(問合せや購入)にもつながります。
このようにメリットも多いので、ぜひ事例をブログに盛り込んでみてくださいね。
せっかく時間をかけて事例記事を作ったのであれば、それをブログにも引用して活用するのがおすすめです!
オリジナルコンテンツの作り方まとめ
- その道のプロや現場の担当者に調査をする
- 足を運んだり手を動かしたりしてオリジナリティを出す
- 顧客や読者からアンケートを取る
- 実際のユーザーが何を求めているかインタビューする
- 他のサイトには載っていないけど本当はユーザーが求めていることを書く
- オリジナルの写真を使う
- 事例記事はオリジナルコンテンツそのもの
- 記事の中に事例を盛り込む
いかがでしょうか?
オリジナルコンテンツというと、センス抜群のライターが書かないといけないというイメージを持つ人もいますが、上記のアイデアをしっかりと落とし込むことで、オリジナリティを高めることが出来ます。
ライター黒石
ありがとうございました!自分がやっていないことも多くあって、そこまでやればいいのかと思いました。
「今から書く記事の場合、8つのうちどの方法でオリジナリティを出せるだろう?」というのを考えて、1つ以上使ってみるようにします!
バリューエージェントでは、取材やアンケートなどを用いたオリジナルコンテンツ作りを行っています。
ぜひ、オリジナリティの高いコンテンツSEOで成果を出したい方は、バリューエージェントの無料相談でお話をお聞かせください。
SEOに強い記事・ページをライティングするためのリンク集
SEOに強い記事やページをライティングしたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
<文章の書き方>
- SEOライティングとは「検索ユーザーの求める答えを提供すること」
- 上位表示するためのSEOライティングの具体的な方法
- 魅力的なリード文の書き方|5つの要素を入れて作る手順
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- ホールパート法とは?ブログでの具体的な使い方を例文付きで解説
<内部SEO対策>
- 初心者でも内部SEO対策がわかる!25の基本項目 2021年度更新
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