SEOに強いタイトルの付け方|ポイント5つを押さえてクリック率もアップ
- SEOに強いタイトルの付け方を知りたい
- ブログの中身はいいはずなのに、検索順位が上がらない
- ブログを読んでもらえるようにタイトルをつけなおしたい
その悩み、解決します。
はじめにこの記事の結論を述べます。
タイトルはユーザーがその記事を見るかどうかの大きな判断材料であり、SEOにとても重要です。
SEOに強いタイトルを付けることができれば、検索順位が大きく上がる可能性があります。
本記事では
- タイトルがSEOにおいて重要な理由
- SEOに強いタイトルの付け方
を徹底解説します。
これらは、実際にコンテンツSEOで数多くの結果を出しているバリューエージェントのライターが使っている方法です。
本記事を読んで、タイトルの付け方を見直すだけで、ページのアクセス数は格段にアップするでしょう。
動画でも解説しています。
目次
タイトルがSEOにおいて重要な理由
タイトルはSEOにおいて最も重要な項目です。理由は大きく2つあります。
- タイトルの内容で検索順位が変動するから
- ユーザーはタイトルを見てページを見るか決めるから
それぞれについて、解説します
(1)タイトルの内容で検索順位が変動するから
タイトルの内容で検索順位は変動します。その理由は、Google検索エンジンが、Webページの検索順位を決めるために、タイトルも分析するからです。
タイトルは、そのページの内容を簡潔にまとめたものです。検索エンジンは、そのページがユーザーの役に立つかどうかを判断するために、タイトルを見てページの内容を把握するのです。
実際に、Googleはタイトルを分析することを言及しています。
アルゴリズムはインデックス内で検索キーワードを探して適切なページを見つけます。そして、そのキーワードが登場する頻度やページ上の場所(タイトル、見出し、本文中など)について分析します。
(引用元:検索アルゴリズムの仕組み)
よって、タイトルの内容は検索順位に影響を与えることがわかります。
(2)ユーザーはタイトルを見てページを見るか決めるから
ユーザーはタイトルを見てページを見るかどうか判断します。それは、タイトルが記事の内容を要約し簡潔に表したものであり、検索結果に大きく表示されるからです。
下記の写真の赤枠部分を見てください。
タイトルがとても目立っていることがわかります。タイトルが、いかにクリック率に影響を及ぼすかがよくわかります。
実際にGoogleも、タイトルの重要性を訴えています。
どのサイトをクリックするかはタイトルで決定することが多いため、ウェブページには質の高いタイトルを付けることが重要です。
(引用元:わかりやすいページタイトルをつける)
つまり、いいタイトルをつけることができればクリック率の上昇に繋がります。その結果、そのサイトは多くの人の役に立ち、SEOにも強くなります。
逆に、どんなにいいコンテンツを作っても、タイトルが悪ければ見られません。その結果、Googleからはユーザーの役に立たないコンテンツだと評価され、検索順位は落ちてしまいます。
タイトルの付け方は、多くの人がそのサイトを見るかどうかを決める最重要事項だといえるでしょう。
SEOに強いタイトルの付け方5つのポイント
ここからは、SEOに強いタイトルの付け方のポイントを5つ紹介します。頑張ってつくったコンテンツを検索エンジンで上位に表示させるために、タイトルの付け方を学んで改善しましょう。
- ユーザーの検索キーワードを入れる
- タイトルのできるだけ前半に検索キーワードを入れる
- ページに何が書かれているか分かるようにする
- PCメインなら32文字未満、スマホメインなら40文字未満にする
- ペルソナに響く魅力的な内容にする
(1)ユーザーの検索キーワードを入れる
ユーザーが使用する検索キーワードを入れたほうがいい理由は、検索キーワードが入っている記事のほうが、ユーザーが自分の役に立つ記事だと判断がしやすいからです。
例えば、SEOに強いタイトルをつけたいという人が、「SEO タイトル」で検索したとします。
良い例〇:SEOに強いタイトルの付け方|クリック率を上げる方法も紹介
悪い例△:検索順位を上げる記事の題名 | クリック率を挙げる方法も紹介
SEO、タイトル、という言葉が入っているだけで、ユーザーは知りたい情報が入っている記事だとすぐわかります。
内容は同じであっても、キーワードが入っているか入っていないかで、クリック率が変わることがわかります。
(2)タイトルのできるだけ前半に検索キーワードを入れる
タイトルの前半にキーワードを入れるメリットは、ユーザーの目に止まりやすいということです。
基本的に、人間の目は左から右へ流れていきます。この事実は、Zの法則、Fの法則という法則から理解することができます。
この2つの法則は、どちらもWebページや雑誌を見るときの人間の視線の動きを表したものです。
Zの法則について
私たちは、ざっくりと文章を把握したいときは、左上、右上、左下、右下の順にアルファベットのZのように視線が動くことがわかっています。
下の画像を見てください。これはZの法則の視線の動きを表しています。
Fの法則について
また、私たちはじっくり文章を読みたいとき、左上、右上、少し下に下がって左、右の順にアルファベットのFのように視線が動くことが分かっています。
下の画像を見てください。これはFの法則の視線の動きを示しています。
これら2つの法則からも、人の視線は左から右へ流れていることがわかりますね。
つまり、前半である左の方にキーワードを入れておけば、ユーザーの目に止まりやすくなるのです。
例えば、ブログを始めたての人が、SEO対策について知りたいと思い、「SEO対策 初心者」で検索して、内容は同じである以下の2サイトがでてきたとします。
- 【初心者のSEO対策】簡単にできる10のステップ
- 【簡単にできる10のステップ】初心者のSEO対策
あなたなら、どちらをクリックするでしょうか?
大半の人は前者を選ぶと思います。前半にキーワードがあるほうが、確かに目にとまりやすいことがわかります。
左にキーワードを入れることで、ほかのページよりも目立つことができます。その結果、クリック率を上げることができ、多くの人にページを見てもらえるようになります。
(3)ページに何が書かれているか分かるようにする
ページに何が書かれているか分かるようにするのに、大切なことは2つあります。
それは、以下の2つです。
- ページの内容とタイトルから連想されるイメージを合わせる
- ページの魅力的な部分をすべてタイトルに反映させる
それぞれ解説していきます。
ページの内容とタイトルから連想されるイメージを合わせる
ページの内容とタイトルから連想されるイメージを合わせるメリットは、ユーザーがそのページの記事を最後まで読んでくれる可能性が上がることです。
ユーザーは、記事のタイトルを見て、その記事の内容を予想します。その結果、興味があれば、そのタイトルの内容を期待してそのWebページ見てくれます。
しかし、そのタイトルと記事の内容が違えば、期待を裏切られた気持ちになります。つまり、そのユーザーが欲していた情報と違う情報が書いてあるので、途中で読むのをやめてしまうのです。
例えば以下のようなサイトがあるとします。
記事タイトル:理想的な筋トレの頻度は?
記事内容:おすすめのプロテイン紹介
このページに入ってきた人は、筋トレの頻度を知りたいはずです。しかし、内容はおすすめのプロテインの紹介です。せっかくクリックをしてページに入ってくれたのはいいですが、すぐに読むのをやめてしまいます。
ページの内容とタイトルのイメージを合致させることは、読者の役に立つという点でとても大切であり、それはSEOの本質であるといえるでしょう。
ページの魅力的な内容が伝わるタイトルにする
ページの魅力的な内容が伝わるタイトルにするメリットは、その記事に惹かれる人が増え、クリック率が上がる事です。
いくら良いコンテンツを作っても、その内容がタイトルに反映されていない場合、そのコンテンツに魅力を感じるユーザーに読んでもらえなくなってしまいます。
例えば、記事内容が
「理想的な筋トレの頻度と、筋トレをするおすすめの時間帯とその根拠」
である以下の2サイトが存在したとします。
良い例〇:理想的な筋トレの頻度|おすすめの時間帯とその根拠も紹介
悪い例△:理想的な筋トレの頻度とは?
良い例は、おすすめの時間帯とその根拠という魅力的な内容をタイトルに反映させています。悪い例のタイトルと比べると、良い例のタイトルの方が魅力的になっており、ユーザーの目を引くタイトルだといえるでしょう。
このように、ページの魅力的な内容が伝わるようにタイトルをつけると、クリック率は上がります。その結果、SEOにも強くなるのです。
(4)PCメインなら32文字未満、スマホメインなら40文字未満にする
次は、タイトルの文字数についてです。タイトルの文字数は以下のようにしましょう。
PCがメインでみられるサイト:32文字未満
スマホがメインでみられるサイト:40文字未満
このような文字数制限がある理由は、PCやスマホで全文表示をするためです。
タイトルに表示される文字数は、画面サイズやブラウザによって違いますが、PCは約32文字、スマホは約40文字であると言われていいます。
したがって、この文字数を超えると全文表示できなくなってしまうのです。
以下の2つの画像を見てください。自社のブログを検索結果に表示させました。
- PCの場合
- スマホの場合
これらを比べると、スマホの方が、タイトルの文字数が多く表示されることがわかります。
全文が表示されず途中で省略されると、見栄えが悪くなり、ユーザーに違和感を与えてしまいます。
必ずしも、タイトルの文字数が検索順位に関わるということはありません。しかし、全文表示して、ユーザーに伝わりやすくするのが理想的でしょう。
(5)ペルソナに響く魅力的な内容にする
タイトルは、ペルソナ(絞り込んだターゲット)に響くような魅力的な内容にすることで、クリックされるようになります。
そもそもペルソナとは?
ペルソナとは、年齢、性別、職業、趣味、家族構成、居住地など深いところまで設定した架空のユーザー像のことです。
ペルソナを設定するメリットには以下のようなものがあります。
- Webページやブログの作成に携わる人全体で共通したユーザー像を把握できる
- ペルソナに響くコンテンツを作れば、限られた人に深く突き刺さる内容になる
例えば、筋トレについての記事を書くときを考えましょう。
次の2つのケースを考えます。
- ターゲットを「筋トレに興味があるすべての人」と定めた場合
- 「20才の男子大学生。ジムには半年間、週2回通い続け、ある程度筋肉がついてきた。しかし、最近は変化を感じることができず悩んでいる。ちゃんとシックスパックに割りたいと考えている」というペルソナを定めた場合
- ターゲットを「筋トレに興味があるすべての人」と定めた場合
この場合、その記事の担当者それぞれが、筋トレに興味がある人のイメージ像が違い、意見の食い違いが起こってしまい、時間をロスする可能性があります。
また、筋トレ興味があるすべての人に響く内容を考えると、全員に共通する浅い情報を並べることになります。その結果、多くの人にとって50点のページが出来上がってしまいます。
- 「20才の男子大学生。ジムには半年間、週2回通い続け、ある程度筋肉がついてきた。しかし、最近は変化を感じることができず悩んでいる。ちゃんとシックスパックに割りたいと考えている」というペルソナを定めた場合
この一方、20歳の大学生ということやジムへ通っている頻度等でペルソナを定めた場合、その記事の担当者全員が、同じユーザーに向けての記事であると想定するので、意見の食い違いは起こりにくく、時間のロスがありません。
彼に響く内容を考えると、彼の心に突き刺さるコンテンツを作成することができます。その結果、人数は少ないですが、限られた層から100点をもらえるページが出来上がります。
全員に好かれようとするのではなく、ペルソナに響く内容にすることは、人の心に深く突き刺さる魅力的ページをつくるのに大いに役立つでしょう。
タイトルをペルソナに響く魅力的な内容にするメリット
ブログやページを作るときと同じように、タイトルはペルソナに響く魅力的な内容にし、ペルソナがクリックしたくなるようなものにする必要があります。
検索結果には、10つの競合サイトが並びます。その中でクリックを獲得するためには、「単に内容が理解できる」だけではなく「ペルソナがクリックしたくなる」タイトルである必要があるのです。
例えば、先ほどの筋トレの事例で考えましょう。同じように、次の2つのケースを考えます。
- ターゲットを「筋トレに興味があるすべての人」と定めた場合
- 「20才の男子大学生。ジムには半年間、週2回通い続け、ある程度筋肉がついてきた。しかし、最近は変化を感じることができず悩んでいる。ちゃんとシックスパックに割りたいと考えている」というペルソナを定めた場合
それぞれのタイトルは以下のようになります。
1の場合:【筋トレ】どんな人にも効果的な腹筋のトレーニング5選!
2の場合:【筋トレ】シックスパックを作る中級者向け腹筋トレーニング5選!
このようになります。
前者のタイトルは、筋トレ初心者から上級者の誰の心にも響きません。一方、後者のタイトルはペルソナである彼の心をぐっとつかめむことができます。
ペルソナに響くタイトルにすることは、人の心に突き刺さるタイトルをつくり、クリック率を上げるのに大いに役立つでしょう。
まとめ
今回は、SEOに強いタイトルの付け方について解説しました。
タイトルの付け方は、SEOに重要なポイントであるにもかかわらず、ここをおろそかにしてしいるWebサイトは数多く存在します。
ぜひ、今回の記事を参考にして、タイトルの付け方を見直してみてください。SEOに強いタイトルを作ることができれば、検索順位に良い影響があるかもしれません。
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