中小企業がするべきSEO対策は11つある|素人でも成果を出す進め方
WEBサイトから集客を強化しようとするとき、SEO対策で集客効果は大きく変わってきます。
ただSEO対策というと専門用語が並んでいて小難しい、記事の書き方をやたらめったら説明されてよくわからない、内部対策だの外部対策だの結局どうすればいいのかわからない情報ばかりと感じているかもしれません。
中小企業社長
「中小企業でSEO対策をする意味はあるのか?」
「SEO対策で今するべきことはなにか?」
「具体的にどのように進めればいいのか?」
結局のところ知りたいのは以上の3つではないでしょうか。
この記事では、中小企業のWEB担当者(初心者・中級者)の方が、自社のSEO対策で成果を出すことを最終目標として、具体的な進め方から必要最低限の基礎知識をお伝えします。
目次
- そもそもSEO対策とは?
- そもそも中小企業でSEO対策は必要なのか?
- 中小企業のSEO対策で最も大切な6つのこと
- 中小企業のSEO対策で最も大切な6つのこと
- 中小企業で今すぐ行うべきSEO対策は11もある
- 1.WEBサイトのアクセス状況等の現状把握ができる無料ツールの導入
- 2.集客したいターゲット・サービスの明確化する
- 3.業界に関連する協会や企業としての取り組みを表す団体に登録
- 4.無料で出せる求人サイトに登録
- 5.グーグルマイビジネスに登録する
- 6.自社商品(サービス)を購入(利用)したユーザー(企業)にインタビューする
- 7.インタビューした内容を事例やケーススタディーとして記事にする
- 8.インタビューしたユーザー(企業)にSNSやWEBサイトで自社を紹介してもらえるよう依頼する
- 9.Googleへの口コミをユーザー(企業)に依頼する
- 10.見込み客が調べるテーマでブログ記事を沢山書く
- 11.SNSを定期に運用する(プロフィールはしっかり作り込む)
- SEO対策に自社リソースが割けない場合は外注化するべきか?
- まとめ
そもそもSEO対策とは?
SEO対策とは、シンプルに説明すると「Google等の検索エンジンで上位表示させるための対策」です。
厳密な意味は、「SEO(Search Engine Optimization)=検索エンジン最適化」に対して、「WEBサイト側が行う対策」のことを指しています。
SEO対策には「外部対策」「内部対策」「コンテンツSEO」などといった様々な手法がありますが、残念ながら手法ありきで対策をすればいいというわけではありません。
SEO対策はGoogleの考え方を知ることが重要
Googleといえば世界で最も利用されている検索エンジンで、「SEO対策」「Googleで上位表示する対策」は同じ意味を持っているといって過言ではありません。
そんなGoogleは、ユーザーの検索体験をより良いものにするために、検索エンジンを日々改良をしています。
その改良の方向性は「Googleが掲げる10の真実」という理念のもと行われています。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
引用元:Googleが掲げる10の真実
あらゆる解釈があるかと思いますが、シンプルに言い換えると「世界中の人に最適・最高・安全なコンテンツを提供したい。また本気で取り組む人がコンテンツを提供できる環境を作りたい」と考えているということです。
Googleは、WEB上のあらゆるコンテンツの中で、最適で最高で安全な情報(記事・動画・画像・地図等)を、検索ユーザーに見せようとしている、と考えられます。
こういった考え方を知ると、「虚偽や憶測だけの情報は最高ではなく安全とも言えない」「読みづらい文章は最適でも最高でもない」「誰よりも詳しく、どこよりも分かりやすい情報で、多くの人に評価されているコンテンツには最高で最適で安心だ」と考えられます。
世界中で最も使われている検索エンジンといえば、Google(グーグル)以外にも、Yahoo!(ヤフー)・Safari(サファリ)と回答される方が多いです。
ただ実は、Yahoo!とSafariはあくまでも検索ブラウザ(情報検索できるツール)であって、何か検索をした時に表示される情報を制御しているのはGoogleになっています。
Yahoo!もSafariもGoogleの検索エンジンの技術を利用しているというわけで、どちらもGoogleと言いかえることができます。
SEO対策は”検索ユーザー”と”検索エンジン”の両方に評価される必要がある
Googleは、「検索ユーザーに評価されている良質で安心で最高のコンテンツを上位表示させている」ということは理解できることと思います。
ただ、「Googleがどのようにそのコンテンツが評価されているかを読み取っているのか?」ということを知ることも大切です。
なぜなら、ユーザーにとっては最高でも、Googleが正しく評価できないものは上位表示されないからです。
Googleはコンテンツの評価をする方法を以下の様に説明しています。
Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。
引用元:Googleが掲げる10の真実「ウェブ上の民主主義は機能する。」より
Gooleに正しく評価してもらうには?
簡単にいうと、Googleがコンテンツの重要性を正しく読み取れるようにするだけです。
- SSL化(http→https)
- URLの正規化(重複したURLを統合する)
- XMLサイトマップを作る(送信)
- 正しい構造化データマークアップをする
- robot.txtを正しく設定する
- 重要なHTMLタグにキーワードを入れる(title/h1/h2/meta description)
- 画像の意味を正しく伝える(alt属性を入れる)
- サイトの表示速度を速くする
等々
上記の具体的な方法について意味がわからない!という方もいるかもしれませんが、これがSEO対策の一つである内部対策と言われるものです。
Googleに情報を正しく伝える対策=内部対策と解釈しても問題ありません。
内部対策はSEO対策でもっとも基礎的な対策であり、内部対策ができていないと上位表示されるのは難しいので、まず以下の記事をお読みください。
そもそも中小企業でSEO対策は必要なのか?
SEO対策は中小企業に「必要か」「必要でないか」の2択なら、「絶対にプラスにはなる」という曖昧な回答しかできません。
なぜなら、SEO対策に力を入れたところで費用帯効果が悪い事業形態もあり、SEO対策が最も優れたWEB集客手段とは限らないからです。
ただ、SEO対策ができていれば費用対効果は悪くとも何かしらの成果には繋がるので、必要ではないと言い切ることもできません。
SEO対策をするべき中小企業とそうでない企業の違い
SEO対策するべき中小企業というのは、基本的には「すべての中小企業」です。
B to B・B to C・D to Cなどの業態に限らず、WEB上で検索される可能性のある事業を行っている中小企業は、SEO対策で上位表示することにより一定以上の成果がでます。
そして、SEO対策が不要とは言わないですが、優先順位は極めて低く、費用対効果の悪い事業形態は以下の通りです。
- イートインタイプの飲食店(食べログ・ぐるなびの方が効果的)
- 美容室(Hotpepper/楽天ビューティーの方が効果的)
- コンビニ(調べるものではない)
- ガソリンスタンド(調べるものではない)
- 完全独占のB to B事業(競合がいないので自動的に上位表示する)
上記5つの事業(中小企業)は、SEO対策に力をいれたところで大した効果を発揮することがありません。
ただ、上から4つの事業に関しては、GoogleMAPで業態名で検索した時に店舗情報が上位表示される対策の「MEO対策(Map Engine Optimization)」であれば、一定の効果を発揮します。
中小企業のSEO対策で最も大切な6つのこと
中小企業と銘打っていますが、SEO対策における重要なことは大手企業でも個人商店でも全く同じですが、中小企業だと大手より検索エンジンで上位表示しにくいです。
だからこそ、中小企業のSEO対策において重要な6つをご紹介します。
- ユーザーから見て専門性(専門家)があると分かるようにする
- ユーザーから見て信頼できる要素を盛り込む
- 信頼できるサイトから紹介(被リンク)を沢山受ける
- できる限り多くの人にサービス・会社を紹介&口コミされる仕組みを作る
- 全ての判断基準をユーザー視点にする
- できる限り多くの露出起点を持つ
実はこの6つは、SEO対策の基礎ノウハウでもある専門用語を理解しやすい言葉に変換したものです。
例えば、上記6つはSEOの専門用語である「E-A-T(専門性・信頼性)」「外部リンクSEO(被リンク)」「CX(カスタマーエクスペリエンス)」「サイテーション(口コミ・紹介等)」などのことを表しています。
これらの言葉を知らなくても理解できるように解説しているのでご安心ください。
ちなみに、この知識を持っているか持っていないかで、上位表示する確率は大幅に変わります。
ユーザーから見て専門性(専門家)があると分かるようにする
Googleは、WEBサイト自体がどんなテーマのものなのかを判断しているため、専門的であればあるほど、特定のキーワードでの検索順位が上昇しやすくなります。
例えば、キッチンリフォームのことを検索するユーザーにとって、全般的なリフォームの情報しかないサイトは役に立たない事が多く、キッチンリフォームについて多くの情報があるサイトが上位表示しやすいです。
更に、古着がほしいから流行りの古着の情報を調べているユーザーにとって、ユニクロやナノ・ユニバースなどのECサイトが表示されても困ります。
検索結果に表示されてほしいのは、古着の種類やトレンドが分かる情報サイトや、最近の古着コーデ写真が多く掲載されているサイト、更にその古着をそのまま購入できるECサイトなどではないでしょうか。
バリューエージェント
リフォームとキッチンリフォーム、服と古着は同じジャンルですが、検索ユーザーからすると全く違うものなんです。
更に!専門家が発信している情報だとわかると尚良い
その情報を作成した人・監修した人が、その情報に対して専門家であることがわかる肩書とプロフィールを掲載しておくと、更に専門性が上がります。
例えば、リフォームなら「建築士資格や今までの実績がわかるプロフィールなど」や、古着なら「ショップ名・いつものコーデ・好きなブランド・ファッションなどを出す」とより効果的です。
バリューエージェント
ユーザーからの視点で、すげー詳しそうな専門家が出している情報だ!とわかるようにできるかがポイントです。
ユーザーから見て信頼できる要素を盛り込む
検索ユーザーからみて信頼できる要素をサイト内に盛り込むことは上位表示する上で非常に重要です。
- 会社名
- 設立年月日
- 資本金等の安定基盤があるか
- 安心できる団体への登録
- 在籍している専門性のある従業員の登場
- その他ユーザーが安心だと感じる施策
- リアルな事例・レビュー
- リアルな口コミ
Googleは、信頼できる情報サイトでないと上位表示させることにリスクがあると考えています。
しかし、ただ情報を出せば良いというわけではなく、嘘偽りなくありのままの情報を出すことで信頼性が現れていなければ評価をされません。
例えば、企業で働く従業員名を出したところで、その従業員がSNSや他サービスで自社のことについて言及していないと、本当にそこで働いているかわかりません。
あらゆる情報ソースと照らし合わせて、そこが信頼にたるかどうかをGoogleは判断しているので、ありのままに自社の良さを自然にアピールしてみてください。
バリューエージェント
Googleのアルゴリズムは、情報発信者がどこの誰でどんなプロフィールなのかまで、ある程度は把握しているのではないか?と言われています。
信頼できるサイトから紹介(被リンク)を沢山受ける
SEO対策において重要なE-A-Tの一つにある「権威性」に当たるのが、他サイトから被リンクを受けることです。
Googleは「他のサイトから紹介されているサイトは良いサイトだ」という考え方を持っており、より多くのWEBサイトから紹介・被リンクを受けているサイトはGoogleからの評価が高いので上位表示しやすいです。
ただ、単純に被リンク数が多ければ良いというわけではなく、評価の高いWEBサイト(信頼性・権威性・専門性の評価が高いサイト)からの被リンクが少なければあまり効果はないです。
国や自治体、権威性のある企業や団体などから、どれだけ多く評価され、どれだけ多く紹介してもらえるかで、WEBサイトの上位表示のしやすさは変わります。
バリューエージェント
被リンクを購入するSEO対策が一時期流行っていましたが、Googleは被リンクを購入すること違反行為としています。被リンクを購入するとWEBサイトがペナルティーを受け、あらゆるキーワードで上位表示できなくなるので、絶対に行わないようにしましょう。
できる限り多くの人にサービス・会社を紹介&口コミされる仕組みを作る
Googleは、サービス名・会社名を外部でより多く取り上げてくれている数も評価にあげています。
これを専門用語で「サイテーション」といいますが、いわゆる認知度があると評価が高まると言い換えることができます。
ただこれも被リンクと同じで、より権威性の高いところからサイテーションを受けることで、認知度とともに高い信頼性を受けることに繋がります。
また、SNSなどでの口コミも認知度向上効果があるため、積極的にあらゆる場所で会社名やサービス名などを出してもらえる工夫をしましょう。
バリューエージェント
業種によりますが、Googleの口コミや外部の人気ポータルサイトで紹介されると大きなSEO効果を得やすいです。
全ての判断基準をユーザー視点にする
SEO対策で、最も大切なのはユーザー視点であることです。
自社視点で信頼性・専門性が高い情報を入れたところで、ユーザーにとって信頼性・専門性を担保できる情報になっていなければ基本効果はありません。
当然ですが、被リンクも基本的な考え方としては、ユーザーに評価されているサイトからの被リンクでないとあまり効果はないとされています。
また、サイト内の動線もユーザーにとって使いやすくなければサイト自体の評価も上がりにくいです。
バリューエージェント
結局、SEOで上位表示するにはユーザー視点なくしてありえないということです。
できる限り多くの露出起点を持つ
WEBサイトがユーザーの目に触れられる場所を沢山作ることで、あらゆる場所からアクセスされるサイトになり、Googleがユーザー行動を多く取得できるようになることから、SEO的にポジティブな効果を得やすいです。
また、沢山目にするものに安心感を覚えるという心理的効果も相まって、より見られるWEBサイトにもなりやすく、被リンクを受ける確率も高くなります。
バリューエージェント
露出起点は、SNSやポータルサイト、ブログやニュースサイトなど、あらゆる場所に露出できれば自然と増えていきます。
SEO対策を本格的に行うなら、サイト自体の構造を把握できる知識からマーケティングに精通する必要があるので、かなりハイレベルなノウハウが要求されるのは事実です。
ただ、知識がない状態でもできるSEO対策は実は沢山あり、中小企業でするべきSEO対策は、そこまで深い知識は必要ではないことが多いというのもまた事実です。
この記事では、中小企業のWEB担当者(初心者・中級者)の方が、自社のSEO対策で成果を出すことを最終目標として、具体的な進め方から必要最低限の基礎知識をお伝えします。
それでは、まず2~3分程度でSEO対策についての基礎知識を理解できるように解説します。
中小企業のSEO対策で最も大切な6つのこと
中小企業と銘打っていますが、SEO対策における重要なことは大手企業でも個人商店でも全く同じですが、中小企業だと大手より検索エンジンで上位表示しにくいです。
だからこそ、中小企業のSEO対策において重要な6つをご紹介します。
- ユーザーから見て専門性(専門家)があると分かるようにする
- ユーザーから見て信頼できる要素を盛り込む
- 信頼できるサイトから紹介(被リンク)を沢山受ける
- できる限り多くの人にサービス・会社を紹介&口コミされる仕組みを作る
- 全ての判断基準をユーザー視点にする
- できる限り多くの露出起点を持つ
実はこの6つは、SEO対策の基礎ノウハウでもある専門用語を理解しやすい言葉に変換したものです。
例えば、上記6つは「E-A-T(専門性・信頼性)」「外部リンクSEO(被リンク)」「CX(カスタマーエクスペリエンス)」「サイテーション(口コミ・紹介等)」などのことを表しています。
これらの言葉を知らなくても理解できるように解説しているのでご安心ください。
ちなみに、この知識を持っているか持っていないかで、上位表示する確率は大幅に変わります。
ユーザーから見て専門性(専門家)があると分かるようにする
Googleは、WEBサイト自体がどんなテーマのものなのかを判断しているため、専門的であればあるほど、特定のキーワードでの検索順位が上昇しやすくなります。
例えば、キッチンリフォームのことを検索するユーザーにとって、全般的なリフォームの情報しかないサイトは役に立たない事が多く、キッチンリフォームについて多くの情報があるサイトが上位表示しやすいです。
更に、古着がほしいから流行りの古着の情報を調べているユーザーにとって、ユニクロやナノ・ユニバースなどのECサイトが表示されても困ります。
検索結果に表示されてほしいのは、古着の種類やトレンドが分かる情報サイトや、最近の古着コーデ写真が多く掲載されているサイト、更にその古着をそのまま購入できるECサイトなどではないでしょうか。
バリューエージェント
リフォームとキッチンリフォーム、服と古着は同じジャンルですが、検索ユーザーからすると全く違うものなんです。
更に!専門家が発信している情報だとわかると尚良い
その情報を作成した人・監修した人が、その情報に対して専門家であることがわかる肩書とプロフィールを掲載しておくと、更に専門性が上がります。
例えば、リフォームなら「建築士資格や今までの実績がわかるプロフィールなど」や、古着なら「ショップ名・いつものコーデ・好きなブランド・ファッションなどを出す」とより効果的です。
バリューエージェント
ユーザーからの視点で、すげー詳しそうな専門家が出している情報だ!とわかるようにできるかがポイントです。
ユーザーから見て信頼できる要素を盛り込む
検索ユーザーからみて信頼できる要素をサイト内に盛り込むことは上位表示する上で非常に重要です。
- 会社名
- 設立年月日
- 資本金等の安定基盤があるか
- 安心できる団体への登録
- 在籍している専門性のある従業員の登場
- その他ユーザーが安心だと感じる施策
- リアルな事例・レビュー
- リアルな口コミ
Googleは、信頼できる情報サイトでないと上位表示させることにリスクがあると考えています。
しかし、ただ情報を出せば良いというわけではなく、嘘偽りなくありのままの情報を出すことで信頼性が現れていなければ評価をされません。
例えば、企業で働く従業員名を出したところで、その従業員がSNSや他サービスで自社のことについて言及していないと、本当にそこで働いているかわかりません。
あらゆる情報ソースと照らし合わせて、そこが信頼にたるかどうかをGoogleは判断しているので、ありのままに自社の良さを自然にアピールしてみてください。
バリューエージェント
Googleのアルゴリズムは、情報発信者がどこの誰でどんなプロフィールなのかまで、ある程度は把握しているのではないか?と言われています。
信頼できるサイトから紹介(被リンク)を沢山受ける
SEO対策において重要なE-A-Tの一つにある「権威性」に当たるのが、他サイトから被リンクを受けることです。
Googleは「他のサイトから紹介されているサイトは良いサイトだ」という考え方を持っており、より多くのWEBサイトから紹介・被リンクを受けているサイトはGoogleからの評価が高いので上位表示しやすいです。
ただ、単純に被リンク数が多ければ良いというわけではなく、評価の高いWEBサイト(信頼性・権威性・専門性の評価が高いサイト)からの被リンクが少なければあまり効果はないです。
中小企業で今すぐ行うべきSEO対策は11もある
中小企業で今すぐ取り組むべきであり、簡単に取り組む事が可能なSEO対策は11つあります。
- WEBサイトのアクセス状況等の現状把握ができる無料ツールの導入
- 集客したいターゲット・サービスの明確化する
- 業界に関連する協会や企業としての取り組みを表す団体に登録
- 無料で出せる求人サイトに登録
- グーグルマイビジネスに登録する
- 自社商品(サービス)を購入(利用)したユーザー(企業)にインタビューする
- インタビューした内容を事例やケーススタディーとして記事にする
- インタビューしたユーザー(企業)にSNSやWEBサイトで自社を紹介してもらえるよう依頼する
- Googleへの口コミをユーザー(企業)に依頼する
- ターゲット(見込み客)が自社サービス(商品)と関連する情報について調べるテーマで記事を沢山書く
- SNSを定期に運用する(プロフィールはしっかり作り込む)
初心者向けに細かくやるべきことを明確にわかるように解説していますが、実はそれぞれにSEO対策における深い意図があります。
1.WEBサイトのアクセス状況等の現状把握ができる無料ツールの導入
まず、導入必須の無料ツールは以下2つです。
- Google Analytics(グーグルアナリティクス)
- Google Search Console(グーグルサーチコンソール)
簡単にツールの導入方法と分かるようになる情報を解説します。
Google Analyticsで分かること・導入方法
Google Analytics(グーグルアナリティクス)は、Google無料が提供している分析ツールです。
Google Analyticsでは以下の様なデータを収集・分析が可能です。
- WEBサイトのセッション数
(どれだけの人が何経由でサイトに来たか、検索エンジン・SNS・広告など) - ページの表示回数やユーザー数
(どのページがどれくらい見られたのか、表示回数や見たユーザーの数、リピーターの数など) - コンバージョン(キーイベント)数・率
(どれくらい問い合わせ・購入等に至ったか、その割合) - サイト内でのユーザー行動
(どれくらいサイトに滞在していたか、スクロールしたか、リンクをクリックしたか)
…等々
Google Analyticsでは、ユーザーがサイト内にアクセスしたところから、サイト内での動きまで、ある程度のデータを収集できます。
その結果、どういったページにアクセスしてきたユーザーが、サービスページに飛んできてお問い合わせをしている傾向にあるのか?といった分析までできるようになります。
その分析を行うことで、どういったキーワードで検索したユーザーのお問い合わせ率が高いのか?ということがわかるようになり、効果的にSEO対策するキーワードを選定することができるようになります。
Google Analyticsはこれだけでなく、更に細かい分析もできるので、ぜひ一度使い倒してみてください。
Google Analyticsの導入方法
Google Analyticsの導入方法は以下手順で進めるだけです。
- 会社用Googleアカウントを作成する
- Google Analyticsのアカウントを作成する
- サイト情報を入力する
- サイトにトラッキングコードを設置する
- データが取れているか確認する
→Google Analyticsのアカウント作成ページはこちら
サイトにトラッキングコードを設置するところは、HTMLやPHPがわからない初心者だと難しいので、その場合はWEBサイトを作成した制作会社などに依頼しましょう。
依頼する時は、「弊社アカウントで作成したアナリティクスのタグ設定をしてほしい」とお伝えください。業者次第では業者アカウントで作成されて、管理権限自体があやふやになってしまうこともあるためです。
この時、「グローバルサイトタグ項目にあるトラッキングコードをワードにコピペ」して、「<head>タグ直前に貼り付けしてほしい」と連絡しましょう。
※ワードプレスで作られたWEBサイトの場合、トラッキングIDを指定の場所に入力するだけで簡単に設定できることもあります。
Search Consoleで分かること・導入方法
Search Console(サーチコンソール)も、Googleが無料提供している分析ツールです。
Search Consoleでは、以下のような情報の収集・分析が可能です。
- 各ページの検索エンジン上での検索結果に表示された回数
- 各ページの検索エンジンからアクセスされた回数
- 各ページにアクセスされた検索キーワード
- 各ページにアクセスされたキーワードでの順位
- 各ページで起きている問題(インデックス未登録・サイトスピード等々)の有無
…等々
Search Consoleでは、”検索エンジンでの検索結果〜サイトへのアクセスまで”のデータが観測されていて、一部サイトの健全性まで見てくれています。
Search Consoleは、SEO対策での施策成果を深く分析できる重要ツールなので、使いこなせる方と使いこなせない方で、SEO対策での成功率は大幅に変わってきます。
最初は、少し難しく感じるかもしれませんが、毎日や毎週とコンスタントに見ることで慣れてくるでしょう。
Search Consoleの導入方法
Search Consoleの設定方法は、いくつかの方法があります。各手順マニュアルをみても難しそうだと感じた場合は、制作会社に依頼しましょう。
自社で行う場合は、Search Consoleの導入方法は以下手順で進めてください。
- 会社用Googleアカウントを作成する
- Search Consoleページにアクセスし「今すぐ開始」をクリック
- プロパティータイプ「ドメイン」を選択し、サイトURLを正しく入力
- サイトの所有権を確認(TXTレコードをDNS設定にコピー後に確認)
- Google Analyticsと連携する
- 4日後にデータが収集されているか確認
また、ワードプレスで作られたWEBサイトで、簡単に設定をしようと思うと、最初のプロパティータイプをURLプロフィックスにしておき、発行されるHTMLタグを入れる方法もあります。
基本的にはプロパティータイプ「ドメイン」で設定をしておくほうがサイト全体の把握がしやすいのでおすすめですが、設定が難しい場合はURLプレフィックスでも問題ありません。
Search Consoleを自分で設置する方法はこちら
Search Consoleの使い方についての完全ガイドはこちら
Google AnalyticsとSearch Consoleを連携する方法
Google AnalyticsとSearch Consoleの連携は、必須ではありません。
ただ、Google AnalyticsとSearch Consoleを連携すると、Google Analytics側でSearch Consoleの一部データを見れるようになります。
連携する手順は以下の通りです。
- Google Analyticsの左側下のメニューの「管理」をクリック
- 開かれたメニューの「サービス間のリンク設定」>「Search Consoleのリンク」をクリック
- 更に開かれたメニューの「リンク」をクリック
- アカウント一覧が出るので、対象のSearchConsoleプロパティををクリック
- 「確認」を選択
基本的にはクリックしていくだけで連携が完了するので、そこまで迷うことはないかと思います。
できればGoogle AnalyticsとSearch Consoleのどちらも設置した後の流れでやっておいても損はないかと思います。
中小企業におけるSEO対策で分析ツールを導入するのこと大切さ
中小企業でWEB集客に力を入れていこうとする時に、最初にびっくりするのが「こんなにも自社サイトはアクセスされていないものなのか」ということです。
地域では多少名前が売れていたとしても、実際はそこまでアクセスされていないことが多く、中小企業でSEO対策を始めた時は、思い込みを払拭していくところがスタートだったりします。
更に、分析をしていくなかで感覚的にわかってくるのですが、当初想像していた集客できるであろうキーワードで上位表示しても、実はそこまで集客に繋がっていない!なんてこともよくあります。
例えば、WEB集客できる検索キーワードは「地域名+サービス名」などとは限りません。
「サービス名+小さなオプションや要望+地域名」なんていう想像もしていなかったキーワードで上位表示していくほうが集客できることもよくある話です。
だからこそ、どんなキーワードでWEBサイトにアクセスされているのか?また、どんなキーワードでのアクセスが足りないのか?といった状況把握を最初にすることが大切です。
分析ができていれば、サイトからの集客数を増やす上で、何処に注力するべきなのかも明確になりやすいので、効率的なSEO対策ができるようになりまし。
また、今まで見えてなかったニーズも見つかり、営業戦略も立てやすくなります。
2.集客したいターゲット・サービスの明確化する
「どの商品・サービスを売りたいのか、それを誰に売りたいのか」を考えずして、SEO対策どころかWEB集客での成功は難しいです。
その理由は、自社の良さがユーザーに刺さらず、機会損失をしてしまうからです。
リフォーム会社の例でいうと、リフォームといっても「キッチンリフォーム」「トイレリフォーム」「お風呂リフォーム」「玄関リフォーム」「外壁リフォーム」「増築」など色々あります。
しかし、多くの企業はすべてのリフォームの仕事を取りたいので、「リフォーム+地域名」のキーワードでSEO上位を取りたいと考えて、リフォームをしたい人という広義的なターゲティングをしてしまいます。
これだと、ターゲットに打ち出せることが料金面での相見積歓迎だったり、事例での綺麗さだったりとザックリとしたことになってしまいます。
ただ、このリフォーム会社が実際にリフォームをしたお客様から評価されているのは「キッチンリフォームだけ」で、選ばれた理由はキッチンに立っている人が、これからキッチンリフォームをする人のライフスタイルなどを考えた上で、使いやすさとデザインを両立した状態で比較的安くできるところだったとします。
しかし、SEO対策でやっていて打ち出しているのは、広義的なリフォームに対してのことで、実は自社の強みを出せていないので魅力がユーザーに伝わりにくいです。
結果的に、今までなら問い合わせが来たら契約が取れていたはずである、ユーザーからの問い合わせが来ないので、WEBからの成約率が低くなってしまっている。
もし、キッチンリフォームをベースにSEO対策をしていれば、自社にとって最高なユーザーからの問い合わせをより多く獲得できていたかもしれません。
このような失敗例は、中小企業だけでなく大企業でさえも陥りやすく、なかなか抜け出すことができません。
そのため、集客したい最も強みのあるサービスに絞り、そのサービスを最もほしいと思ってくれるターゲット1人に絞る事が重要です。
最も強みのあるサービス(商品)の見つけ方
まず、自社と競合他社との分析ができる「3C分析」を行いましょう。
3C分析というのは「Customer(市場・顧客)」「Competitor(競合)」「Company(自社)」の3つの頭文字をとったもので、外的な市場・競合的要因から自社の強み・弱みを見つける事ができるフレームワークです。
分析をする上で大切なのは「思い込みを捨ててリアルな情報のみに絞り込むこと」です。
3C分析は一人で行わず、経営陣のみならず一般従業員まで入れた数名で行うようにし、自社にとって都合が悪い意見が飛び交うことを良いとする場にしましょう。
ホームページで成果をだす独自性(USP)を3C分析で見つける方法
そのサービスを欲しいと思ってくれるターゲットの見つけ方
実は、3C分析をするとターゲットは必然的にでてきますが、そのまま使うとざっくりとしたターゲットになってしまいます。
そこで、実際の顧客を調べて「ライフスタイル」「役職」「属性」「性別」「考え方」などの傾向を分析した上で、もっとも多い明確なユーザーを選んでください。
リアルであればリアルであるほうが、SEO対策の成功率は上がります。
ちなみにここで作るターゲットを「ペルソナ」といいます。
3.業界に関連する協会や企業としての取り組みを表す団体に登録
SEO対策において、信頼できる団体や大企業に掲載されていると、権威性の高い被リンクがつくために、検索順位があがりやすくなります。
そのため、業界に関連する協会・関連団体・関連企業に名前とサイトURLを掲載しましょう。
また、社内での取り組みを表す団体への賛同し、賛同団体として会社名などを登録するのも社会貢献性の評価も相まって、ユーザー目線での評価も高まりやすいです。
また、あらゆる業界で独自の団体・協会も数多くあるので、理念や考え方・行動方針に対して賛同できる場合は登録しておくのが望ましいです。
4.無料で出せる求人サイトに登録
活動が活発な中小企業は常に求人を出していて、あらゆる求人サイトに自社の会社名がでてくるのは活発な企業の証拠でもあります。
被リンク目的で求人サイトに登録するのはおすすめできません。
しかし、人材がほしい時に求人を出すのではなく、求人をだしておくことで中小企業である自社の名前を見る回数も増え、更に安心感も増えていくので、検索エンジンで会社名で検索される可能性は増します。
実はこの指名検索が増えるのSEOにおいてポジティブな効果を発揮するので、今すぐ欲しいわけではないけど、いい人がいれば採用したいと考えているなら、求人サイトに求人を出しておきましょう。
特に、「Indeed」や「求人BOX」などの無料登録できる求人検索サイトに掲載するのを推奨します。
5.グーグルマイビジネスに登録する
グーグルマイビジネスへの登録は、特に店舗営業されている中小企業にとって必須です。
Google MAPでの検索結果に店舗情報が表示されやすくなり、商品画像や店舗内の画像まで表示されるようになり、WEBからの予約数増加などのポジティブな影響もあります。
ちなみに、店舗営業を行っていない中小企業でも登録しておくのが望ましいです。
その理由は、グーグルマイビジネスに登録しておけば、関連キーワードで検索された時に、Google検索結果にナレッジパネル(企業・店舗情報)が表示されることがあり、ライバル企業より目立つ可能性が高まるからです。
ただ、必ずしも表示されるとは限りませんが、Googleから関連の深い企業として認識されていた場合に、表示される可能性があります。
少しでも専門性・信頼性の向上に役立つので、中小企業では必ず登録しておきましょう。
6.自社商品(サービス)を購入(利用)したユーザー(企業)にインタビューする
自社サービスを広げつつ被リンクを獲得するためには、利用ユーザーにインタビューをするのが最も近道です。
例えば、自社でリフォームをしてくれたお客様に、頼もうと決めた決め手や頼む前に悩んでいたこと、課題解決度合いなどのユーザーが気になることを根こそぎ聞きましょう。
ここでのインタビュー内容は、会社の信頼性を上げる資産になり、営業活動にも使える武器にもなります。
そしてインタビューを行うことで、次の2つの大きな攻め手ができるようになります。
7.インタビューした内容を事例やケーススタディーとして記事にする
インタビューをした内容を、自社WEBサイトに事例やケーススタディーとして掲載すれば信頼度が上がる要素になります。
特に、検索したいけど言葉にできなかったような細い検索意図が沢山掲載されているオリジナル情報ができあがり、比較対象になった時などに大きな力を発揮してくれます。
また、このような記事は、見込み客が思わずクリックしてみるコンテンツでもあり、サイト内のユーザー行動がより良いものになるため、SEO対策においても大きな効果を発揮します。
<弊社のインタビュー記事の例>
ホームページリニューアル後、2年で得意先が180社増えました。事業を理解しようという姿勢が感じられるから、安心して任せられます。
8.インタビューしたユーザー(企業)にSNSやWEBサイトで自社を紹介してもらえるよう依頼する
インタビューする時は、宣伝をお願いするチャンスです。
満足度が高く、感動を与えるサービスを提供できていたのであれば、喜んでTwitterやInstagramなどのSNS、自社サイトがインタビューされた等の情報掲載を行ってくれる可能性も高いです。
他のサイトや媒体で取り上げられる(被リンク・サイテーション)のは、SEO対策への効果が高いことは説明したとおりではあるものの、このような対策自体を多くの中小企業が行いきれていません。
競合他社に勝つためにぜひ取り組んでみてください。
9.Googleへの口コミをユーザー(企業)に依頼する
できる限り、Googleに口コミを書いてもらうように依頼しましょう。
サービス提供時・利用直後などであれば、サービス品質に満足している場合は口コミを書いてくれる人も割と多いです。
Googleへの口コミが何故良いのか?というのは、グーグルマイビジネスに登録をしてGoogleナレッジパネルが表示されるようになると、口コミが沢山でていることでポジティブな効果を得られるからです。
しかし、Googleの口コミをしてもらうのはハードルが高いと、なかなか対策できていない中小企業も多いので、コレも積極的に依頼をしていきましょう。
10.見込み客が調べるテーマでブログ記事を沢山書く
SEO対策における定番である「(自社商品に関連する)見込み客が調べるテーマでブログ記事を書くこと」で、これをコンテンツSEOと呼びます。
コンテンツSEOを行うことで、通常のWEBサイトには不足しがちな情報が沢山入り込むようになり、より多くの専門性を確保できるようになるだけでなく、露出する回数を増やすことに繋がります。
結果的に、関連キーワードでの検索順位が上昇する可能性が高まるというわけです。
コンテンツSEOにはコツがあるので、以下記事も是非お読みください。
11.SNSを定期に運用する(プロフィールはしっかり作り込む)
Twitter・Instagram・Tik Tok・YouTubeなどのSNSをしっかりと運用することで、検索エンジン以外で自社が多くの人の目に触れる可能性が高まります。
SNSと相性の良い事業を行っている中小企業であれば、SNSからの集客だけで大幅な売上げアップに繋がることもあり、SNSで認知度が向上した場合は、SEO対策面でのポジティブな影響もうけ、事業内容との関連キーワードで上位表示する可能性が高まります。
また、ファンの獲得にも効果的で、サービス・商品のLTV(ライフタイムバリュー)を高めたり、広告費用の削減にも繋がる可能性があります。
あらゆる面でSNSは優れているため、1日30分でもリソースを割けるのであれば、どれか一つのSNSは運用するのが望ましいです。
SEO対策に自社リソースが割けない場合は外注化するべきか?
基本的には外注化してでも進めるべき対策ではあると考えます。
しかし、外注化をする際に間違いなく言えるのは「営業会社には依頼しないほうが良い」ということです。
また、SEO対策を販売している業者は営業メインの会社が多く、実力や実績は少ないけど営業がうまいので成果がでそうに感じる業者もあります。
更に、中小企業がSEO対策を外注化する場合、何かの施策特化で依頼をするのも良いですが、基本的にはSEO対策の専門家を一人つけるような企業に依頼するのが望ましいです。
できれば、あらゆるWEB集客の知識を持っているWEBコンサルタントにSEO対策の相談をした上で決めることを強くおすすめします。
まとめ
ココまでお伝えしたことを簡単にまとめます。
まず、「Googleは検索ユーザーを第一に考え、独自のアルゴリズムを利用してWEBサイトの検索順位を決めている」というのが大前提でした。
そして、中小企業におけるSEO対策で重要なことは以下6つでした。
- ユーザーから見て専門性(専門家)があると分かるようにする
- ユーザーから見て信頼できる要素を盛り込む
- 信頼できるサイトから紹介(被リンク)を沢山受ける
- できる限り多くの人にサービス・会社を紹介&口コミされる仕組みを作る
- 全ての判断基準をユーザー視点にする
- できる限り多くの露出起点を持つ
更に、中小企業が今すぐ取り組むべき具体的なSEO対策は以下の通りでしたね。
- WEBサイトのアクセス状況等の現状把握ができる無料ツールの導入
- 集客したいターゲット・サービスの明確化する
- 業界に関連する協会や企業としての取り組みを表す団体に登録
- 無料で出せる求人サイトに登録
- グーグルマイビジネスに登録する
- 自社商品(サービス)を購入(利用)したユーザー(企業)にインタビューする
- インタビューした内容を事例やケーススタディーとして記事にする
- インタビューしたユーザー(企業)にSNSやWEBサイトで自社を紹介してもらえるよう依頼する
- Googleへの口コミをユーザー(企業)に依頼する
- ターゲット(見込み客)が自社サービス(商品)と関連する情報について調べるテーマで記事を沢山書く
- SNSを定期に運用する(プロフィールはしっかり作り込む)
あらゆるノウハウを細かくお伝えすると、意味のわからない解説になりやすいですが、やることと意図を明確に解説したつもりなので、何をすればいいのかつかめたのではないでしょうか。
ただ、中小企業でSEO対策を行う場合、リソース的な問題もあり、新しく人材を雇用するにしても成功確率が少ないだけでなく、固定費を圧迫することにも繋がるので、SEO対策をしたくてもできない!ということもあるかと思います。
ぜひ上手に外部の信頼できる企業を利用して、効率よく費用対効果の高いSEO対策を進めるのも視野に入れてご検討されることを推奨します。