【初心者向けSEO対策のやり方】まずはこれだけ!上位表示するための5つの方法
初心者の方にとって、「SEO対策をどうするのか?」は情報が多すぎて判断がしにくくなっていると思います。
ホームページはあるけど、検索エンジンに表示されないのでSEO対策をしたい
SEO対策をして検索エンジンからの集客を増やしてと言われた
でも、SEO対策って何?何から始めたらいいの?
この記事では、そんな初心者さんのために、
- SEO対策とは何なのか?
- 何をしたらいいのか?
- SEO対策を外注したらどれくらいの費用が掛かるのか?
- SEO対策をした結果、どんなことが起こるのか?
- 最近(2024年)のSEO対策のトレンド
をご紹介します。
※2024年11月11日更新
より詳しく、本格的にSEO対策を知りたい、実施したい!とお考えの方は、以下の記事をご覧ください。
数々の中小企業のSEO対策の支援を行い、成果を出してきた弊社が実際に行なっているSEO対策を解説しています。
【2024年版】SEO対策とは?小・中規模サイトの上位表示10の施策
目次
SEO対策とは「検索エンジンの最適化」
SEOとは、Search Engine Optimization(サーチエンジンオプティマイゼーション)の略で検索エンジンの最適化をさします。
SEO対策というと、自社の見込み客が検索するキーワードで、サイトにお客さまを呼び込む仕組みを構築することです。
単純に上位表示を目指すための施策とも言われていますが、上位表示だけに執着した施策は、最近ではほぼ不可能になっています。
では、実際にどういうことをすればいいのかというと、以下の二点です。
- 検索エンジンのロボットに、サイトのコンテンツを正確に伝える
- ユーザーが求めているコンテンツを出す
この2点がSEO対策といえます。
様々なSEO対策がありますが、すべてこの2つを実行するための方法です。
基本的なSEO対策の方法5つ
具体的なSEO対策の方法5つをご紹介します。
- 内部対策 (サイトの情報をロボットが読みやすいように整理)
- マーケティング (ユーザーが知りたいキーワードを集めて設計)
- 被リンク(サイトを別のサイトに紹介してもらって評価を上げる)
- コンテンツ (ユーザーのニーズを満たす良質なコンテンツを書く)
- システム設計 (大規模サイトに必須)
(1)内部対策 (サイトの情報をロボットが読みやすいように整理)
内部対策とは、サイトのコードをロボットが読みやすいように整理することを言います。
多くの場合は、ホームページを制作するタイミングで行われますが、ホームページ制作時に行われていなかったり、ホームページを修正していく中で整理できていない状態になっている場合などには、後から行うこともあります。
サイトには、日本語などの文章のほかに、リンクや画像・動画、見出しや表などが含まれます。
また、1サイトの中にもたくさんのページがあります。
これらの情報は、HTMLというコードで書かれることで、ホームページという形になっています。
それらの情報を検索エンジンのロボットに、正確に伝える必要ためにHTMLをしっかりと整理する必要があります。その整理のことを、内部対策と言います。
この内部対策は、SEO対策の中でも基本的な部分に関しては、最低限出来ている必要があることといえます。
なぜなら、内部対策が出来ていないと他の施策をやっても検索エンジンに正しく情報が読み取られないからです。
逆に言えば、できていることが当たり前で「やればやるほど成果がでる、というものではない」ということが言えます。中小企業やページ数が1000ページ以下なら1年に1回もやる必要がないレベルです。
(2)マーケティング設計
SEO対策でいうマーケティングは、ユーザーが知りたいキーワードを集めて設計することを言います。
前の章でも書いたように、SEO対策ではユーザーが求めているコンテンツを出していきますが、闇雲にコンテンツを入れる前に、実際にユーザーが知りたい情報が何なのか?を知っておく必要があります。
実際には、キーワードプランナーやGoogleのサジェスト機能を使ってユーザーがどんなキーワードで調べているのかを徹底的に調査します。
弊社の場合だと、以下のようなことを行います。
- 数十ページのサイトを作る場合だと、数十から数百程度のキーワードを洗い出す
- キーワードを分類してサイト内にはどんなページが必要なのかサイトマップを作成
- 見込み客はどんなキーワードでこのサイトにたどり着くのかを設計
- それぞれのページにはどんなコンテンツが必要なのかを考え設計
(3)被リンク対策(外部・内部)
被リンクは、他社のサイト(ページ)からリンクを受けることです。
Googleは、「他のサイトから紹介されているサイトは良いサイト」という概念をも持っています。
そのため、他のサイト特に影響のあるサイトから紹介されているページが上位表示するというアルゴリズムがあるのです。
しかし、Googleのガイドラインでは、リンクの購入(お金を払って被リンク対策を行うこと)は禁止しているため、自然に他のページから紹介されるということが大切です。
自然に被リンクを自然に得るためには、自社のサイトをしっかりと様々な人に見てもらおうという取り組み(SNS(TwitterやFacebook)の実施やプレスリリースなど)や、人に紹介されるような良い情報を伝えるコンテンツを作成することが大切です。
SEO業者が提供する、外部リンク獲得を支援するようなサービスもありますが、Googleのガイドラインに違反しているため、長期的なペナルティリスクもあります。
また、弊社のお客様に対するコンサルティング実績によるものですが、外部リンクを外しても順位の変動はなかったので、短期的な効果もかなり落ちていると感じています。
(4)コンテンツ (ユーザーのニーズを満たす良質なコンテンツを書く)
コンテンツとは、ページの内容そのもののことです。
サービスや商品を紹介するページのコンテンツ、このブログのように情報を提供するコンテンツなど、Webサイトを作る際のページ内容そのものです。
SEO対策で誰もができることでかつ、成果に最もつながりやすいものは、良質なコンテンツを作ることです。これはSEO対策の基本と言えるでしょう。
Googleは、日々検索しているユーザーの求める情報を上位表示させようとしています。そうすることで、Googleの検索エンジンが多くのユーザーから使われることになるからです。
ライティングの具体的な方法については、下記で紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
SEOライティングとは「検索ユーザーの求める答えを提供すること」
企業ブログの書き方|集客に繋がるネタとライティング手順を解説
(5)システム設計 (大規模サイトに必須)
システムを使ったSEO対策というのは、主には数万ページ以上のWebサイトを作る際に必要です。
数万ページや数十万ページ以上のサイトはSEOを考えたシステム設計を行わないと、Googleにクロールされなかったり、インデックスされなかったりします。
また、意図せずにGoogleのガイドライン違反する可能性があり、サイトの評価を落とすことがあります。そのため、ガイドライン違反をしないようにシステムを制御することも大切です。
もし、大規模サイトを制作する場合は、システムに関わるSEOの知識を持っている人をプロジェクトに加えてサイトを設計してください。
サイトの規模が大きくなればなるほど大切になります。(数十万ページ以上になると必須です)
SEO対策、結局何から始めたらいいの?
5つのSEO対策を紹介しましたが、「結局何から始めたらいいの?」と思う人もいるでしょう。
正直、現在のホームページの状況によって、何から始めたらいいかは異なります。
ただ、重要度は異なるので、上記の内容と重複しますが、重要性を整理しました。
内部対策 | できていて当然。出来ていない場合は必ず行う。 |
---|---|
マーケティング | ユーザーが求めるコンテンツを作成するために必要。 |
被リンク | 良質なコンテンツを作成したら、それを見てもらうきっかけを作るためにSNS運用やプレスリリース、紹介を行うと良い。 |
コンテンツ | Googleが最も重要視しているので、必要。 トップページ・サービスページ・ブログなどで、ユーザーが欲しい情報を提供する。 |
システム設計 | 数万ページ以上になるWebサイトを作る際には必要 |
それでもどれをやったら分からない場合は、どれでも対応できるようなWebマーケティング会社やSEO会社にどれをやったらいいのか相談することをお勧めします。
弊社バリューエージェントでも、無料相談を行っています。
SEO対策を外注する場合の料金目安
SEO対策の料金を上記5つのSEOの方法に基づいてお伝えします。
料金はやる内容により、大きく変わることを予めご了承ください。
総合的なSEOコンサルティング
個別の施策ではなく、SEOを総合的にみるコンサルティングです。内部SEO対策から始まり、キーワード設計、コンテンツ作成のサポート、内部リンク対策、外部リンク獲得手法の提案まで幅広く行われています。
料金は、5万円/月〜30万円/月程度が相場で、高額な会社だと50万円/月〜100万円/月程度もあるようです。
バリューエージェントでは、中小企業向けの月額3万円のアドバイスプラン、7万円から運用プランを用意しています。
内部SEO対策
主に修正箇所のレポートがでてきます。
静的ページや基本的な内容の内部SEOレポートで10万円〜50万円。
システムが関わる内部対策は数十万円〜数百万円のコンサルティングになります。
サイトボリューム(ページ数やPV数)や制作の仕方により、金額が変わる場合もあります。
キーワード設計(マーケティング設計)
50万円〜100万円ですが、できる会社は限られてきます。
サイトボリュームが大きくなるとコンサルティングになるので数ヶ月で百万円以上になることがあります。
外部対策
Googleはガイドライン違反として禁止していますが、中小企業の情報を知らない会社向けにはこのサービスがまだまだ多く存在します。
値段も月数万円〜30万円程度で失敗しても仕方無いレベルで、テレアポでSEOを売る営業会社や、ホームページ制作会社が販売していることが多いです。
最近は、新規で実施する会社も業者もどんどん減ってきています。
また、外部リンクを獲得するためのコンサルティングなどもあります。リンクをもらえるためのSNS施策やプレスリリースなどの戦略の提案です。
こちらは、SEOコンサルティングなどを依頼するともれなく付いてくるイメージです。
システム設計
こちらは、私の知る限りでは数百万円〜1000万円以上のコンサルティングです。
大規模サイトやネット通販で○○億円以上の売上を見込むような会社やページボリュームが数万ページ、PV数が数百万を超える規模のサイトが実施すべき内容でしょう。
また、SEOの要件を満たすサイトを作ると概算でも1000万円以上はかかるため、サイト制作を数百万円で考えている会社には関係ありません。
コンテンツ
SEOのためのライティングが行われており、ユーザーに役立つコンテンツ制作を行っている会社なら1記事3万円〜10万円。専門家が書いているなら10万円〜が一般的です。
激安は1記事1万円などもありますが、安価すぎると内容も薄くなるのでやめておいた方が良いと思います。
中には1記事50万円、100万円、300万円などのコンテンツを制作するサービスがありますが、露出起点の確保やバズがおこる、もしくは超有名なライターが書くという特典があります。
SEO対策で成功した事例
次にSEO対策で成功した事例をご紹介します。
企業のサイトにとってSEO対策は目的ではなく、あくまでもホームページから売り上げを上げる手段です。
ぜひ、この事例を参考に自社がSEO対策で成功するイメージを持ってみてください。
【ネイルメーカー】コンテンツマーケティングとサイトリニューアルで自然検索15.8倍
課題・クライアント様からのご要望
- ネイルメーカーとしての知名度を上げたい
- OEMの問い合わせを増やしたい
- ネイル検定を受ける人にアピールしたい
結果
- 自然検索数15.8倍に
- コンバージョン数6倍に
実施内容
この事例の詳細はこちらをご覧ください。
【植木屋】ホームページ作成とリスティング広告。月1件の問い合わせが月21件に!
課題・クライアント様からのご要望
- SEOキーワード「植木屋 大阪」79位から順位を上げたい
- 問い合わせ件数が1ヵ月で 1~2件なので増やしたい
結果
- SEOキーワード「植木屋 大阪」2位
- 問い合わせ件数が1ヵ月で21件(約10倍)
実施内容
この事例の詳細はこちらをご覧ください。
【エッチング加工】ホームページ制作・1年で新規取引先が100社増!
課題・クライアント様からのご要望
- 制作会社にホームページを作ってもらったり、SEO会社に対策をしてもらってたけど、成果になっていなかった
- 問合せは月に1件あれば良い方
結果
- 問い合わせがほぼ毎日入ってくるように!
- 1年で顧客が100件増加!
- 「エッチング 大阪」で1位
- 「エッチング 加工」で4位
- 「フォトエッチング」で 2位
- 自然検索のアクセス数はリニューアル前の3倍に。
実施内容
この事例の詳細はこちらをご覧ください。
2024年 最新のSEO対策のトレンド「YMYL領域」「EEAT」にも注目
最新(2024年の)SEO対策は、コンテンツ重視になっています。
その中でも話題になっているのは、YMYL領域とEEATです。
YMYLとは
このYMYL領域は、近年のGoogleアルゴリズム変動で大きな影響を受けています。
YMYLとは、”Your Money or Your Life”の略語で、人々の幸福、健康、経済的安定、安全に影響を与える可能性のあるページのことを言います。
具体的には、以下のようなものです。
- 金融(投資や保険)
- 健康(医療・病院・薬・メンタルヘルス・栄養)
- ニュース・時事問題
- 公共サービス・法律
- 買い物や金銭取引に関すること など
Googleでは、YMYL領域は人に影響力を持っているため、特にE-A-Tを重視すると言っています。
E-E-A-Tとは
E-E-A-Tとは、Experience(経験)Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)のことを指します。
検索品質評価ガイドラインの評価基準のことです。2022年12月に従来のEATにE(Experience 経験)が追加されました。
Googleは情報の正しさを判断することはできませんが、その代わりこのE-E-A-Tを重視して検索順位に反映させています。
つまり、正しい情報であっても、経験に基づくコンテンツ、専門性・権威性・信頼性がないコンテンツだと、Googleで上位表示させるのは難しくなっているのです。
このように、ユーザーのニーズに沿うように、Googleは検索上位させるアルゴリズムを日々変えています。
基本的なSEO対策は変わりませんが、SEO対策をするのであればGoogleのアルゴリズムに関する情報を日々仕入れておくことも、重要といえるでしょう。
まとめ
SEO対策を正しく行うと、多くの見込み客が検索エンジン経由であなたの会社のサイトに訪れます。
ぜひ、SEO対策をして、ホームページ集客に挑戦してみてくださいね。
また、初心者から中級者への道のりは下記記事を御覧ください。
【2024年版】SEO対策とは?小・中規模サイトの上位表示10の施策
もっと詳しく知りたい方は、SEO対策チェックリスト112項目公開! 内部対策~コンテンツSEOまでカバー を御覧ください。
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もっと詳しく知りたい人はこちらもどうぞ。
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