ホームページ運用に必要な4つの作業と代行業者に任せるときのポイント

「会社でホームページの運用を担当することになったけど、何から手を付けていいかわからない。」

「ホームページを運用するために必要なことを教えて欲しい。」

「ホームページの運用でポイントになるのは何?」

この記事ではホームページ運用とは何なのか、運用で行う作業やポイント、代行業者に依頼するときのポイントを紹介します。

記事を読むことで、ホームページ運用で必要なことがわかります。

ホームページ運用の目的は集客と成約数の増加

ホームページ運用の目的は、

  • ホームページを訪れる人の数を増やすこと=集客
  • 訪れた人のお問い合わせや申し込みを増やすこと=成約

の2つです。

運用として行うべきことは、ホームページを生かして集客と成約につながる施策すべてになります。

たとえばホームページの見やすさの改善や分析、コンテンツの更新、Web広告。それらに加えて、運用作業にはホームページ管理や保守も含まれます。

なぜならホームページを運用するためのサーバーやドメインの更新、セキュリティの確保、トラブル発生時の対応も集客や成約数の増加に影響を与えるからです。

ホームページ運用で行う4つの作業

ホームページ運用で行う作業は以下の4つです。

  1. 集客するための作業
  2. 成約数をあげるための作業
  3. システム保守・管理
  4. 問い合わせやトラブル発生時の対応

1・2・3のそれぞれのサービスと内容、1ヵ月あたりの相場を一覧表にまとめました。

 

 

サービス

サービス内容

費用相場(1ヶ月あたり)

集客

コンテンツ更新

ニュースリリースの投稿や軽微な修正など

1万円~5万円

コンテンツマーケティング

コラムや事例記事の執行代行

2万円~30万円

※別途初期費用あり

WEB広告

リスティング広告やSNS広告の運用代行

5万円~50万円

※運用代行費のみ

SEO対策

SEO内部対策

20万円~数百万円

※ページ数による

外部サイト被リンク対策

3万円~15万円

成約

サイト分析・レポート提案

Googleアナリティクス解析やレポートなど

10万円~30万円

※ページ数による

コンテンツ改善

解析データを見ながら改善点を提示、実施

30万円~100万円

SEO設計

キーワード設計

30万円~数百万円

※ページ数による

保守・管理

システム保守・管理

サーバーやドメインの管理、更新など

1万円~3.5万円

以下で順番に解説していきます。

1. 集客するための作業

集客のために行う作業はコンテンツ更新や広告、SEO対策です。

コンテンツ更新とは、サイトトップページでニュースリリースや新商品のPR、事例記事の更新などを指します。また検索サイトやSNSで広告を行うことも、ホームページへの訪問者を増やすために必要です。

その他には、検索エンジンでサイトを上位表示させるためのSEO対策があります。

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2. 成約率をあげるための作業

成約率をあげるための作業としては、サイト分析、ホームページのコンテンツ改善、SEO設計などがあります。

サイト分析やSEO設計では、Google AnalyticsやGoogle Search consoleなどを利用して、ユーザーの訪問数の増減や何を経由して訪れたのか、ユーザーがホームページのどこを見ているのかなどを分析します。

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3. システム保守・管理

システム保守や管理業務では、サーバーやドメイン(URL)の更新、セキュリティの確保、ルールやマニュアル整備などが必要です。

注文や問い合わせを上げる運用以外に、サーバーやドメイン(URL)の契約更新も必要です。

ホームページのデータは、サーバーに保管されています。またドメインという、ホームページにアクセスするためのアドレスも更新が必要です。これらの管理業務を怠ると、ある日突然、ホームページが表示されなくなることもあります。

その他には、ホームページで個人情報を入力したり決済を行う場合のセキュリティを確保、ホームページ運用を行うためのルールやマニュアルの整備を行います。

4. 問い合わせやトラブル発生の対応

ホームページからの問い合わせやトラブルが発生したときの対応も行う必要があります。

お客様から問い合わせや質問が来たのに、対応する人がいないと、せっかくのビジネスチャンスをムダにしてしまうことになります。

またホームページに、何かトラブルが発生したときの対応も必要です。社内にシステムエンジニアなどがいるのであれば、そういった部署と連携してトラブルがあった際にも、迅速に対応できるようにします。

集客と成約をあげるための施策

集客を増やすにはコンテンツ更新、WEB広告、SEO対策

集客を増やすためのホームページ運用の施策として考えられるのは、コンテンツ更新、Web広告、SEO対策です。

コンテンツ更新

コンテンツ更新では、コーポレートサイトや商品サイトなどのニュースリリース、ブログ記事を執筆して更新を行います

たとえばコラムページや事例ページを設けて、コラムや事例記事を書く手段があります。他には既にあるサイトと別サイトでオウンドメディア(自社メディア)を運用することも可能です。オウンドメディアに商品サイトや申し込みページのリンクを記載して、見込み客を集めます。

WEB広告

Web広告には、リスティング広告やバナー広告、SNS広告などがあります。

GoogleやYahoo広告で検索結果に、広告文を掲載するのがリスティング広告。Webメディアの広告欄にバナーを貼って、ランディングページにユーザーを呼び込むことをバナー広告と言います。

そのほかにFacebookやTwitter、InstagramなどのSNSで広告を掲載するSNS広告があります。

Web広告は少ない費用かつ短期間で集客できるというメリットがあります。

SEO対策

SEO対策は、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)のことです。

検索エンジンで検索されたときに、自社サイトや商品ページが上位に来るような施策を行います。具体的には、Googleなどの検索エンジンが理解しやすいようにWebページをマークアップしたり、ユーザーが知りたいキーワードを分析して、サイトに盛り込んだりします。

SEO対策を行うことで、より多くのユーザーに自分のサイトや商品を知ってもらうことができます。

成約率をあげるための施策

成約率をあげるための施策には、サイト分析、コンテンツ改善、SEO設計があります。

サイト分析

サイト分析では、ランディングページを訪問した人がどれくらいカートに遷移しているのかや、問い合わせフォームから問い合わせにつながっているのか、どんなキーワードで成約に至っているのかを調査分析します。

分析を通じてホームページの問題点を洗い出すことが、次のコンテンツ改善につながります

コンテンツ改善

ホームページのコンテンツ改善で行うのは、コンテンツの配置を変えたり、ページ文章の修正、デザインの変更、バナーやボタンの色や大きさを変えることです。

ホームページの要素を改善することによって、成約するための最適解を見つけ出すことができます。

ホームページのコンテンツ改善の具体的な内容についてはこちらの動画で解説しています。

SEO設計

SEO設計はSEO対策の一部です。

とくにサイトで上位表示を狙うキーワードなどを洗い出して、そのための施策を行うことをSEO設計と言います。

  • どんなキーワードで上位表示を狙うのか
  • 検索ボリュームはどれくらいか
  • 上位表示するためにどのような施策を行うのか

このようなことを調査して、具体的に打ち手を実行していくことがSEO設計です。

ホームページを運用代行してもらうときの注意点

続いて、ホームページ運用を外部の会社に代行してもらうときに注意することを解説します。

運用代行の会社を利用するときの注意点は以下の2点です。

  • 運用を任せっぱなしにしない
  • 業務内容、対応頻度、費用など契約の明確化

運用を任せっぱなしにしない

これはWeb関連業務や運用について、無知な方がやってしまいがちな行為です。

運用代行の会社に、コンテンツ更新や広告などを任せっぱなしにすると、自社にノウハウが溜まらないどころか、どんな施策をしているのか分からなかったり、集客や成約率の増加などホームページの運用目的をきちんと達成できません

運用を任せきりにするのではなく、レポートの提出や説明を求めたり、自らも勉強してホームページ運用の目的を果たすために、改善や指示などを行いましょう。

業務内容、対応頻度、費用など契約の明確化

ホームページ運用で自社の目標を達成するために、運用代行会社と契約を結ぶときには、業務内容や対応頻度、費用などを明確に盛り込むようにしてください。

契約書を明確にしておくことで、発注側と受注側の役割分担も明確になります。また何かトラブルがあったときにも、どちらが何をすべきかスムーズに対応を行うことが可能です。

会社を選ぶ際は、契約内容を明確にしている誠実な会社を選ぶことも大切です。

ホームページ運用代行の費用相場

最後にホームページ運用代行を、専門の会社に依頼する場合の費用相場を紹介します。

費用はサービス内容によって費用はさまざまです。

コンテンツ更新でニュースリリースの投稿、ページの軽微な修正などを行うサービスは1ヶ月あたり1万円~5万円程度が相場です。本格的なSEO対策を施したブログや事例記事の投稿するサービスを利用すると、記事数によって2万円~30万円の費用がかかります。

WEB広告は5万円~50万円が運用代行費用の相場です

サイト分析については、Googleアナリティクスの解析やSEO内部対策のレポート提出などのコンサルティングサービスで、10万円~30万円程度の料金を設定している企業が見受けられました。こちらは小~中規模程度のサイトの場合です。大規模なホームページになると数百万円かかることもあります。

コンテンツ改善は30万円~100万円、キーワード設計はページ設計によって30万円~数百万円が費用相場となっています。

システム保守や管理サービスでは、1万円~3.5万円の費用で提供してくれます。何か突発的な作業が発生したり、作業量は多くない定期的な作業であるため、多額の費用がかかることはありません。

ホームページ運用費用は、企業やサービス内容、契約内容によって異なりますので、それぞれ運用代行の会社にお問い合わせしてみてください。

ホームページ運用費用は、企業やサービス内容、契約内容によって異なりますので、それぞれ運用代行の会社にお問い合わせしてみてください。

まとめ

以上ホームページ運用について紹介しました。

バリューエージェントは、今回解説したようなコンテンツ更新やサイト分析、ホームページ制作後のシステム保守・管理などを行っています。

どの会社に依頼すればいいかわからない、まずは相談してみたいというご担当者様はお気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。

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