Webマーケティング会社のホームページ制作|制作会社との違いとは
ホームページ制作をプロに依頼し、見た目はきれいなホームページが完成。 しかし、ホームページができてもアクセスが一向に伸びない。 そこから、広告やブログなどもやってみたけど、全然ホームページから売上に繋がらない…
実はこれ、今は中小企業向けのWebマーケティング会社をやっている弊社バリューエージェントが、15年ほど前に別事業をやっていた時に経験した失敗です。
なぜ、ホームページ制作をプロに依頼したのに、売上に繋がらないのか。
それは、「美しいデザインのホームページを制作する技術」と「商品やサービスが売れるホームページを制作する技術」は全く別だからです。
この記事では、ホームページ制作をどんな会社に依頼するべきか悩んでいる人に向けて、”Webマーケティング会社の制作するホームページ”と、”一般的な制作会社が制作するホームページ”の違いについて説明します。
また、「そもそもWebマーケティング会社とは何なのか?」という疑問にもお答えします。
目次
ホームページ制作会社とWebマーケティング会社の違い
ホームページ作成を依頼するのにあたって、ホームページ制作会社とWebマーケティング会社があります。
弊社バリューエージェント(Webマーケティング会社)に制作会社を経営していたスタッフが入社したので、その違いを聞いてみました。
※以後、ホームページ制作会社を、制作会社と表します。
一言でいえば、二社の違いは以下の通りです。
制作会社 | お客様が意図したホームページを作る |
Webマーケティング会社 | 売り上げを上げるためのホームページを作る |
制作会社に依頼すれば、要望したデザイン・テイストを元に、美しく豊かに表現したホームページを作ってもらえます。エンジニアリングが得意な制作会社であれば、動きのあるサイトを作ってもらえることもあるでしょう。
制作会社の場合は、依頼する会社側に「こういうサイトを作りたい!」という要望が明確にあればあるほど、そのメリットを活かすことができます。
また、制作会社の中には、紙媒体のチラシやポスターを作れる会社や、写真や動画撮影が得意な会社もあるので、ホームページだけではなく総合的にクリエイティブなことを任せたいのなら、そのような特徴の制作会社を選ぶとよいでしょう。
一方、Webマーケティング会社の場合は、売れるようにするというのが一番の目的で、マーケティングの戦略を組んでから制作に入るのが通常です。
お客様の意図したものを作る制作会社とは違い、お客様が思いつかなかったような提案もされることもあるでしょう。
自社の商品を売る方法を知っているのであれば制作会社でもよいですが、「売れるようにしたいけど、どうしたらいいのか分からない」という場合Webマーケティング会社に頼ると良いです。
制作会社とWebマーケティング会社がつくるホームページの違いの詳細
それぞれの会社にホームページ制作を依頼した場合は、以下のような違いがあります。
(数字などはあくまでも目安です。会社ごとによって納期・ページ数・料金は異なります。)
制作会社 | Webマーケティング会社 | |
納期 | 2ヶ月~ | 半年程度~ |
ページ数 | 8~10ページ程度 | 20~30ページ以上 |
マーケティング調査 | 製作者の主観・行わない・行っても1日以下など かける時間:1日以下~ | 顧客アンケートやインターネット調査によりユーザー調査、競合調査を行う かける時間:2週間〜 |
設計 | 設計書などは作らない 他のサイトなどを参考に作る かける時間:1日以下~ | ホームページ設計書や、競合調査表など SEO対策の為の設計書を20ページ〜30ページ以上作る かける時間:2週間〜 |
SEO | 基本的な内部SEOのみ | キーワード調査 SEO設計 内部SEO SEOライティングなどを行う |
デザイン | 見た目が綺麗なデザインにこだわる 競合他社を真似する会社もある | ユーザーが欲しい情報に辿り着きやすいデザインに拘る |
ライティング | お客様が書く パンフレットのデータを貼り付ける | ユーザーが必要とする情報を分かりやすくライティングする。1ページのボリュームが多くなる |
チェック | 1人でできるだけ早く行う かける時間:3日程度 | 2人以上の体制で、漏れがないように かける時間:2週間〜1ヶ月 |
料金目安 | 50万円~ | 300万円~ |
マーケティング会社の場合は、制作業務に加えてマーケティング調査と設計に時間をかけます。さらに、売れるためのサイトにするためには結果的にページ数が多くなることも多く、その結果、制作会社よりも納期が長く料金が高くなります。
ただ、売れるためのホームページを作るため、特に単価が高い商品を売っている企業であれば費用対効果は高いといえるでしょう。
実際に制作会社から、コンサルを行うWebマーケティング会社に変えて、劇的に成果が上がった事例を以下の資料で公開しています。ぜひこちらもご覧ください。
そもそもWebマーケティングとはWebを使って売れる仕組みを作ること
Webマーケティング会社というけど、そもそもWebマーケティングとは何なのか、言葉はよく聞くがよくわかっていないという人も少なくありません。
そもそもマーケティングとは、以下のような意味を指します。
マーケティング(marketing)とは、企業活動における「売れる仕組みの構築」に関する活動の総称である。市場と顧客の需要を明確にし、それに基づき商品を作り、商品の存在を広く知らせつつ需要を喚起し、そして顧客の需要を満たし、最終的に自社の利益にも繋げる、といった一連の戦略的な企業活動の総体である。
https://www.weblio.jp/content/marketingより
そしてWebマーケティングとは、ホームページ・メール・SNSなどWebを使って売れる仕組みを作ることです。
あなたの会社やサービスを知らない人に、あなたの商品を購入してもらうためには、まずサイトに綺羅もらう必要があります。(集客)
さらに様々な企業の商品の中から「これがいい!」と思って、購入に結びつける必要があります。(成約)
そして、一度購入してもらった人には、リピートをしてもらいたいですよね。(リピート)
これらの集客×成約×リピートの仕組みをWeb上で作ることがWebマーケティングです。
集客施策 | 成約施策 | リピート施策 |
ホームページ制作 SEO対策 Web広告 メルマガ配信 外部メディア ホワイトペーパー | ホームページ制作 サイト改善 エントリーフォーム最適化 | ホームページ制作 リターゲティング広告 メルマガ配信 SNS運用 |
つまり、Webマーケティング会社にとってホームページ制作は、あくまでもサービスの一部であり、そのほかのサービスも提供します。
Webマーケティング会社は制作した後の集客も行う
ホームページ制作において、制作会社とWebマーケティング会社のもう一つの違いと言えば、Webマーケティング会社であれば、出来上がったホームページを使って、さらなる集客施策も行ってもらえることです。
ホームページは作って終わりではありません。作った後にメンテナンスや改善を行っていく必要があります。
ホームページの保守には主に以下の3つの作業があります。
- システム保守・管理
- 集客するための作業
- 成約数をあげるための作業
制作会社は、基本的には1のシステム保守・管理のみとなっています。(月額1万円~)
一方、Webマーケティング会社の場合は、システム保守・管理に加えて、定期的にアクセス解析などを見ながら広告を打ったり、コンテンツを増やしたりして、成果が伸びるような施策を行っていきます。
<関連記事>
ホームページ運用に必要な4つの作業と代行業者に任せるときのポイント
まとめ|方法は分からないがホームページから売上ならWebマーケ会社へ
- ホームページ制作会社が向いているのは、売上を上げる方法は分かっていて、ホームページだけ作って欲しい場合
- Webマーケティング会社が向いているのは、売上を上げたいが方法が分からない場合
- Webマーケティング会社に依頼した方が長納期・高価格になるが、売上が上がりやすいので費用対効果で検討する必要がある
- Webマーケティング会社は、ホームページが出来た後の集客・成約施策も行ってもらえる
ホームページ制作に300万円以上となると、「制作会社と比べて、高いな」と感じる経営者は少なくないでしょう。
しかし、重要なのはかけた費用に対して、どれくらいの効果が見込めるか、です。
「安いホームページを作ってきたけど、結局売上に繋がらなかった」とおっしゃる方を多く見てきました。
弊社では、300万円でホームページを作っても効果が見合わない場合は、正直にお伝えし、その上で目的・目標に合わせて、「今何すべきか」をお伝えしています。
ぜひ、「Webを使って売上を上げたいけど、どうしたらいいのか分からない」「売上が上がるホームページを作って欲しい」という方は、弊社の無料相談にお申し込みください。
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