2022年更新 ホームページ制作費用の相場|目的で変わる料金相場

サイトごとにかかれているホームページ制作料金の相場がバラバラで、どれが本当の料金相場なのかがわからない。と感じていませんか?
実際のところ、Googleで「ホームページ制作 費用 相場」等で検索して表示されているWEBサイトがいう料金相場は、決して間違えているわけではありません。
しかし、ホームページに求める効果・目的次第で、ホームページ制作費用の相場が大きく変わるので、適正な料金相場がわからないことが問題なのです。
こういった背景を踏まえてこの記事では、下記2点のことが分かります。
- 効果・目的別に必要なホームページの違い
- アナタの求めるホームページを制作するための適切な費用相場
この2点がわかれば、使い物にならないホームページを作る事もなくなり、無駄に費用を掛けなくて済む助けになるかと思います。
目次
ホームページ制作の費用相場(早見表)
ホームページとはいってもコーポレートサイトや採用サイト、ポータルサイトやECサイトなど、目的によって作成するものが異なり、それぞれの料金相場が異なります。
ホームページ (種類) |
料金 相場 |
ページ数 | 集客 効果 |
---|---|---|---|
テンプレ型 コーポレートサイト |
30~80万 | 約5P~10P | × |
オリジナル コーポレートサイト |
100~200万 | 約10P~15P | △ |
オリジナル サービスサイト |
100~200万 | 約15~20P | ◯ |
集客できる サービスサイト |
250万〜800万 | 約15P~ | ◎ |
万人受けする 採用サイト |
50〜100万 | 約5~10P | × |
中小企業向けの尖った 採用サイト |
150〜300万 | 約15~25P | ◯ |
ポータルサイト | 200〜1000万 | 機能 次第 |
◯ |
ECサイト (小~中規模) |
30万〜500万 | 商品数 次第 |
△ |
ECサイト (大規模) |
500万〜 | 商品数 次第 |
◎ |
価格はあくまで目安です。企業によっては、価格とクオリティーが一致していないこともあります。
ホームページは目的次第で料金相場が変わる

ひとえにホームページといっても種類は色々です。
種類 | 目的 | 効果 |
---|---|---|
コーポレートサイト | 会社紹介を目的としたサイトです。 | ・信頼性向上 |
サービスサイト | 自社サービスをアピールして、 問い合わせや申込みを増やすことを 目的としたサイトです。 |
・売上増加 ・信頼性向上 ・ブランディング |
採用サイト | 求職者の応募を増やして、 自社にマッチした人材を、 採用する目的のサイトです。 |
・募集増加 ・ミスマッチ防止 |
ポータルサイト | WEBサイトからの売上を 増加させる目的のサイトです。 また、ブランディングのために、 制作する場合もあります。 |
・集客数増加 ・売上増加 ・信頼性向上 ・ブランディング |
ECサイト | WEBサイトであらゆる商品を 効率よく販売する目的のサイト |
・売上増加 ・ブランディング |
更に細かくお伝えします。
コーポレートサイト
コーポレートサイトは、会社の顔となるWEBサイトのことです。
主に会社概要や事業内容、社長メッセージや経営理念等、会社の顔として必要なページはたくさんあり、多くの制作会社が扱っているホームページです。
基本的なコーポレートサイトの目的は、「会社紹介メインに事業内容などを紹介するサイト」で、営業目的で作られる方もいますが、集客効果は低いです。
テンプレ型コーポレートサイト

テンプレ型コーポレートサイトは、既にテンプレ化されたWordPress等(CMS)のテーマを用いて、作成することが多いコーポレートサイトです。
しかし、テンプレの分、自社サービスと競合他社との違いをアピールするのが難しかったり、近年主流のコンテンツマーケティングで結果が出づらいホームページです。
その分、制作料金は安く、納期も非常に短いのが特徴です。
いわゆる会社の名刺代わりみたいなホームページです。
テンプレ型コーポレートサイトの費用相場
費用相場 | 30~80万円 |
ページ数 | 平均5~10ページ |
実施作業 | ・テンプレに合わせた画像作成 ・テンプレに合わせた文言入力 ・ちょっとした調整 ・簡易的な取材 等々 |
集客力 | ★☆☆☆☆(1点) |
オリジナルコーポレートサイト

サービスのアピールではなく、会社のイメージや会社を良く見せることができるホームページです。
必要に応じて会社ロゴを作成したり、写真撮影・イメージ作成なども必要なので、打ち合わせの時間や取材に掛かる時間は自ずと増えていき、納期はテンプレ型よりも長いです。
しかし、コンセプトは会社をよく見せることになるので、サービス情報をよくみせることは難しく、WEB集客に力を入れている競合が多い場合は、ほとんど集客効果を発揮しません。
いわゆる会社のパンフレット代わりとなるホームページです。
オリジナルコーポレートサイトの費用相場
費用相場 | 100~150万円 |
ページ数 | 平均10P~15P |
実施作業 | ・会社への訪問取材 ・会社イメージを良くするデザイン作成 ・サイト設計 ・画像作成 ・ロゴ作成(基本別途必要) ・キャッチコピー作成 等々 |
集客力 | ★★☆☆☆(2点) |
サービスサイト
サービスサイトは、自社事業(サービス)をアピールするためのWEBサイトのことです。
サービスサイトには、会社概要や沿革、社長メッセージ等はあくまでも補助情報となり、メインは自社サービス情報です。
コーポレートサイトのような事業概要ページではなく、自社サービスの競合他社との違いや自社サービスの特徴、サービス内容の詳細や料金等を、WEBサイトに訪問するユーザーに選んでもらうために作成する、自社サービスの営業サイトです。
オリジナルサービスサイト

オリジナルサービスサイトは、自社サービスをアピールするのに特化したホームページです。
この際、SEOライティングができるライターが文章を作るか作らないかで大きく料金が変わってきます。
サービスのパンフレット代わりとなるホームページです。
コーポレートとの違いは、競合サービスよりもよく見せることを考えるため、事前調査に時間がかかり、制作完了までの納期も増え、実際のページ数が増えることです。
オリジナルサービスサイトの費用相場
費用相場 | 100~150万円 |
ページ数 | 平均15~20ページ |
実施作業 | ・会社への訪問取材 ・内部SEO対策 ・マーケティング調査 ・サイト設計 ・キャッチコピー作成 ・サービスをより良く見せる画像作成 ・サービスページの作成 等々 |
集客力 | ★★★☆☆(3点) |
集客のできるオリジナルサービスサイト

集客のできるオリジナルサービスサイトは、サービスを競合他社よりも魅力的なサービスに見せることができ、SEO設計をしっかりと行ったホームページです。
ホームページで集客する場合、マーケティング調査をシッカリと行った上でSEO設計を行わなければ、ほとんど成功しません。
SEO設計と内部SEO対策を行った上での、キーワードとユーザー行動を意識した導線設計ができていれば、コンテンツマーケティング等の効果が出やすく、流入してきたユーザーの離脱率削減及び問い合わせ率向上に役立ちます。。
また、リスティング広告を出すにしても、ユーザーに対して必要な情報を余すことなく魅力的に見せれば、最適なユーザーに無駄なく広告を打つことができ、広告費の無駄使いを減らすことができます。
そのため、集客のできるオリジナルサービスサイトは、問い合わせ獲得や集客をするために特化した営業サイト型ホームページです。
集客できるオリジナルサービスサイトの費用相場
費用相場 | 250万円~ |
ページ数 | 平均20ページ~ |
実施作業 | ・訪問取材 ・マーケティング調査 ・SEO設計 ・内部SEO対策 ・SEOライターによるライティング ・コンサルティング ・サービスページの作成 ・キャッチコピー作成 ・競合他社を意識したページの作成 ・オリジナルサイトデザイン ・サービスをより良く見せる画像作成 等々 |
集客力 | ★★★★★(5点) |
採用サイト
採用サイトは、求職者へのアピールサイトです。
また採用サイトは、万人受けするものから、特定の求職者に絞ったものまで色々あり、費用は企業次第で大きく変わってきます。
万人受けする採用サイト

など、採用サイトに入ってくる求職者に向けて、自社を魅力的に見せるWEBサイトです。
ただ上記の様な、大手企業(サントリー)の採用サイトは、知名度があり条件もいいので、求職者は必然的に集まりやすいです。
しかし中小企業にとっては、特徴が掴みづらいサイトになってしまうので、採用効果は落ちてしまいがちです。
万人受けする採用サイトの費用相場
費用相場 | 50~100万円 |
ページ数 | 平均5~10ページ |
実施作業 | ・訪問取材 ・マーケティング調査 ・写真撮影 ・コンサルティング ・キャッチコピー作成 ・オリジナルサイトデザイン ・求職者により良く見せる画像作成 等々 |
集客力 | ★☆☆☆☆(1点) |
中小企業向けの尖った採用サイト

特定の求職者だけに向けて、自社を徹底的にアピールするサイトです。
自社がほしいと考える人物像の求職者に、ここは自分にマッチしていそうな会社だ!と興味を持ってもらうのは重要です。
それだけで、ミスマッチを最小に防ぐことができ、その人物の採用においては、同業の競合他社より優位に立つことができます。
求人サイトに広告費を多くかけて、単純な応募数を増やすより、本命とする人物像だけにアピールするほうが、採用にかかる時間と費用を抑えられる可能性もあり、将来的に費用対効果が出しやすいです。
ただ、尖らせる分だけ調査やヒアリングに時間がかかるため、多少高額になりやすいです。
中小企業向けの尖った採用サイトの費用相場
費用相場 | 150~300万円 |
ページ数 | 平均15~25ページ |
実施作業 | ・訪問取材 ・マーケティング調査 ・写真撮影 ・コンサルティング ・キャッチコピー作成 ・ターゲットを意識したページの作成 ・オリジナルサイトデザイン ・求職者により良く見せる画像作成 等々 |
集客力 | ★★★☆☆(3点) |
ポータルサイト
ポータルサイトは、集客や売上増加を目的に作成されるWEBサイトですが、サービスサイトとは少し違った系統で、何種類かあります。
■総合ポータルサイト例■
■オウンドメディア型ポータルサイト例■
上記のように、ポータルサイトの種類はたくさんあり、いずれも強力な集客効果を発揮し、多くの人の目に触れることができます。
最近では、オウンドメディアを運営して、長期的な目線で会社に興味をもってくれる人を増やして採用につなげる「オウンドメディアリクルーティング」というのもあります。
また、ポータルサイトは、SEO対策やコンテンツの更新などが非常に重要なため、制作費用よりもランニングコストを掛けられるかどうかのほうが重要な視点になってきます。
ポータルサイトの費用相場
費用相場 | 200~500万円 |
ページ数 | 平均15~25ページ |
実施作業 | ・訪問取材 ・マーケティング調査 ・写真撮影 ・コンサルティング ・キャッチコピー作成 ・ターゲットを意識したページの作成 ・オリジナルサイトデザイン ・求職者により良く見せる画像作成 等々 |
集客力 | ★★★☆☆(3点) |
ECサイト
ECサイトは、自社商品や仕入れ商品をWEBで販売するための、通販用WEBサイトです。
■MakeShop(メイクショップ)で作成したECサイトイメージ■
単純にネットで購入してもらうサイトといっても、売上を出すためには広告に出したり、SEO対策などの集客対策が必須です。
そして、ECサイトも他のホームページ同様に様々で、主に構築方法による違いがあります。
ECサイトの構築方法
- モール型
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング等のモールにECサイトを作成するのがモール型。
既にあるプラットフォームに出店するため、デザイン等の自由度が低い反面、高い集客力を活用できるという特徴があります。
また、売上金額に応じた手数料がかかります。 - ASP型
BASE、カラーミーショップ、ショップサーブ、MakeShop等の、ネット上で公開されているECサイトの仕組みを活用して、自社ECサイトを制作するのがこの方法です。
月額料金を支払うか、売上の手数料を支払うことで、ブラウザ上で簡単に始めることができますが、外部システムに依存するため、カスタマイズの自由度が低く、大規模ECサイトに成長させる過程でネックになることがあります。 - オープンソース型
EC-CUBE、Magento等の、WEB上に無償公開されているECサイト構築システムを活用して制作する方法です。
システムは無料なのですが、専門的な知識がなければ構築すら難しい反面、カスタマイズの自由度が高いので、他にはないオリジナル自社ECサイトを構築することが可能です。
ただ、オープンソースなだけにセキュリティーなどの問題もあり、高度なプログラミングスキルが必要な場面もでてきます。
だからこそ、オープンソースのECサイト構築をサポート知てくれる業者も多いです。 - パッケージ型
Orange EC、ecbeing、ebisumart等の、システム開発会社が販売しているECシステムです。
ある程度の機能が揃っていますが、システム自体の料金が高額です。しかし、カスタマイズ性も非常に高いので、求めるECサイトを制作することができるのも特徴です。 - フルスクラッチ型
システムから完全オリジナルで制作をするECサイトです。
ゼロからシステムを構築していくので、制作時間は長く、制作費用は高額です。
その反面、在庫管理システムとの連携や、物流システムとの連携もしやすく、追加機能に制限がないので、EC事業を本格化させる場合に欠かせない制作方法とも言えます。
ECサイトの費用相場
設定 | 種類 | 想定費用 |
---|---|---|
初期費用を抑えて ECサイト事業を始めたい |
・モール型 ・ASP型 |
10~30万円 |
費用を抑えて 自社ECサイトがほしい |
・ASP型 ・オープンソース型 |
50~200万円 |
オリジナルデザインで コンテンツのシッカリした 自社ECサイトがほしい |
・オープンソース型 ・パッケージ型 |
200~500万円 |
EC事業を本格的に行うために、 最適な自社ECサイトがほしい |
・フルスクラッチ型 | 500万円以上 (数千万円かかる場合も) |
ホームページ制作費用を決める13要素
【1】マーケティングプラン作成(コンサルティング)

リアルで売れていない商品を、ホームページで売ろうとしても、基本的に売れません。
マーケティングプラン作成は、ホームページで売りたい商品やサービスを、どのような流れで販売・問合せに繋げるのかを考える重要な工程であり、ホームページ制作に対する費用対効果と密接につながる重要なポイントです。
一般的には自社で考えることがほとんどですが、自社商品・サービスに詳しい人の目線だと、知らない間に思い込みが強くなっていて、外からどう見えてるのか捉えられなくなっている場合もあります。
その結果、適切なマーケティングプラン作成ができないことも往々にしてあります。
そんな時に役立つのがWEBコンサルティング会社で、「この商品をどのように売るのか」「どのように見せれば売れそうか」を一緒に考えてくれます。
マーケティングプラン作成は、”一番勝率の高い場所で戦い、そして勝ちを掴む”ために重要です。
費用目安 | 数十万円〜数百万円 |
必要なホームページ | ・サービスサイト ・採用サイト ・ECサイト |
【2】マーケティング調査

販売方法・販売戦略を踏まえて、WEB上でのニーズを調べます。
ニーズがあるところに出せなければ、優秀な戦略もただの絵に描いた餅でしかありません。
このマーケティング調査は、WEBマーケティング会社やWEBコンサルティング会社で行っていますが、一般的な制作会社はほぼ行っていません。
※ホームページに記載していても見積もりに入っていなかったり説明がない場合は、行っていない可能性が高いです。
マーケティング調査”ある・なし”で、制作後の成果は大きく変わるのは言うまでもありません。
マーケティング調査費用は、行う調査のレベル感や市場規模、目的により変わります。
費用目安 | 50万円〜 |
必要なホームページ | ・サービスサイト ・採用サイト ・ポータルサイト ・ECサイト |
【3】キーワード調査と設計(SEO調査と設計)

SEOで上位表示をしたいWEBサイトにとって重要な調査と設計です。
SEO設計を行う場合の必須項目ですが、制作専門のホームページ制作会社はあまり行っていません。
キーワード調査では、下記のような調査を行います。
- 検索キーワードの毎月の検索数はどの程度か
- 上位表示しやすい検索キーワードはどれか
- メインキーワードに関連する重要なサジェスト(サブキーワード)はなにか
等々
これらの調査をすることで、SEOとマーケティングの両方を生かしたサイト設計ができるようになります。
費用目安 | 50万円〜 |
必要なホームページ | ・サービスサイト ・ポータルサイト ・ECサイト |
【4】WEBサイトの設計(コンテンツ案の企画)

ペルソナを設定し、サイトマップやどのようなコンテンツが必要なのか、マーケティング調査やキーワード調査を基に設計・企画します。
ホームページ制作専門の会社の場合は、ヒアリングベースで行う事が多く、キーワード調査などを踏まえた設計をすることは少ないようです。
ただ、10ページ程度のホームページの場合は、実際に作るページが明確に決まっているので、行う必要がありません。
ただ、売上増加を目的とするホームページは、行わなければユーザー導線が悪いサイトになったりします。
また数十〜数百ページとページ数の多いホームページは、設計を行わなければ作ることは難しいです。
費用目安 | 30万円〜 |
必要なホームページ | ・サービスサイト ・採用サイト ・ポータルサイト ・ECサイト |
【5】ライティング

ホームページ内に入れる文章のライティングです。
数十万程度(格安)で制作されるホームページだと、アナタが文章を作成し、制作会社がその文章をそのまま使うのが一般的です。
ちなみにライティングといっても、ただ説明する文章ではなく、ページの種類や目的によって3種類に分かれます。
- 説明ページのライティング
- セールスページのライティング
- コンテンツページのSEOライティング
説明ページのライティング
説明ページのライティングは、一般の制作会社でも行っているライティングです。
会社紹介ページや事業内容ページ、料金ページや問合せや販売にあまり関係のないページで使います。
費用目安 (説明ライティング) |
10,000円〜20,000円/1P |
必要なホームページ | ・コーポレートサイト ・サービスサイト ・採用サイト ・ポータルサイト ・ECサイト |
セールスページのセールスライティング
セールスページのライティングは、セールスライティングを学んだ人が行うものです。
ランディングページやサービスページ、商品紹介ページやTOPページなど、売るためのページでセールスライティングを行えば売れる確率が高まります。
逆に、セールスライティングができない人が書くと、機会損失になってしまうわけです。
費用目安 (セールスライティング) |
30,000円〜200,000円/1P |
必要なホームページ | ・サービスサイト ・採用サイト ・ポータルサイト ・ECサイト |
コンテンツページのSEOライティング
コンテンツページのSEOライティングは、そのページで狙ったワードの上位表示をするためのライティングです。
例えば、このページは「ホームページ制作 費用相場」というキーワードで上位表示を目指して、SEOライティングを施しています。
SEOライティングを行うには、検索するユーザーにとって必要だと思う情報を分かりやすく届けるだけじゃありません。
キーワード調査を行ったうえで必要な情報を選定し、テーマをしっかりと決めた上でキーワードを織り交ぜながら、検索意図の解消をさせる必要があります。
一定以上の訓練を積まなければSEOライティングはできないので、1記事2~3万円以下だと、クラウドソーシングで依頼した素人が書いている可能性が非常に高いです。
バリューエージェントでは、SEOライターの内製化に成功したため、1記事36,000円〜コンテンツSEOサービスを提供できています。
費用目安 (SEOライティング) |
30,000円〜100,000円/1P |
必要なホームページ | ・サービスサイト ・ポータルサイト ・ECサイト |
■関連ページ
SEOライティングとは|ユーザーと検索エンジンのための文章の書き方
【6】デザイン

ホームページのデザインは、「TOPページ」と「各下層ページ」の2つに大別されます。
TOPページデザイン
ホームページの顔になるTOPページのデザインは、一般の下層ページより作り込む事が多いです。
そのため、通常の下層ページなどに比べて、デザイン費用が高くなります。
費用目安 | 50,000円〜200,000円/1P |
必要なホームページ | ・コーポレートサイト ・サービスサイト ・採用サイト ・ポータルサイト ・ECサイト |
各下層ページのデザイン
各下層ページといっても、「写真と文字だけのページ」もあれば、「グラフや表、イラストを使ったページ」など色々です。
当然、イラストを活用したり、独自性の高いページを作れば、それだけ料金は高くなります。
また、ページの長さ次第でも料金は変わります。
費用目安 | 5,000円〜50,000円/1P |
必要なホームページ | ・コーポレートサイト ・サービスサイト ・採用サイト ・ポータルサイト ・ECサイト |
※格安な簡易ページなら数千円でもあります。
【7】コーディング

コーディングは、作成したデザインのようにPCやスマホで表示されるようにする作業です。
HTMLやCSS、PHPやJAVAなどのプログラミング言語を利用して構築します。
このコーディングも2種類あり、「SEOを意識してテキストと画像を分けたコーディング」と「画像をそのまま活用しただけのコーディング」があり、前者のほうがコーディング時間は圧倒的にかかります。
その他にも、ページが長くデザインが凝っていれば、コーディングに時間がかかるので費用も高くなる傾向にあります。
費用目安 | 8,000円〜50,000円/1P |
必要なホームページ | ・コーポレートサイト ・サービスサイト ・採用サイト ・ポータルサイト ・ECサイト |
【8】システム

ホームページのシステムで一般的なのは、「問合せフォーム」や「ブログ部分」です。
昨今は、CMSのWordpressで作成されたホームページが一般的です。
WordPressはブログ機能を持ったオープンソース型のシステムなので、ブログ機能などを簡単にもたせることができます。
費用目安(問合せフォーム) | 20,000円〜50,000円 |
費用目安(WordPress構築・カスタマイズ) | 50,000円〜数十万円 |
必要なホームページ | ・コーポレートサイト ・サービスサイト ・採用サイト ・ポータルサイト ・ECサイト |
【9】スマートフォン対応

現在では常識になっている、スマホでホームページをキレイに見えるようにするコーディングのことです。
モバイルフレンドリーとも言われ、Google等の検索エンジンで上位表示するために重要な要素の一つになっています。
数年前まで見積もりで分かれていましたが、今ではスマホ対応していないのはデメリットしかないので、見積もり項目に入れてないところもあるでしょう。
ちなみに見積書や請求内訳には、スマートフォン対応やレスポンシブ対応などと記載知ていることが多いです。
費用目安 | 込み |
必要なホームページ | ・コーポレートサイト ・サービスサイト ・採用サイト ・ポータルサイト ・ECサイト |
【10】ディレクション費用

ディレクションは、サイト制作全体の進行管理です。
ホームページ制作には、「マーケッター」「プランナー」「ディレクター」「デザイナー」「エンジニア」「ライター」「クライアント」など、多く人が一つのサイト制作に関わります。
全体の進行管理をしないと制作速度が落ちたり、クライアントの要望に答えられないホームページになることもあり、品質は確実に低下してしまいます。
そういったホームページ制作における現場監督がディレクターで、監督業務がディレクションです。
費用目安 | 制作費の10~30% |
必要なホームページ | ・コーポレートサイト ・サービスサイト ・採用サイト ・ポータルサイト ・ECサイト |
【11】その他
ホームページ制作時、いろんな要望がでてきます。
その中でも、「自社専用のイラストやロゴの作成」だったり、「カート機能を追加」したり、「サイト内検索機能の実装」など、作業は要望の数だけあります。
こういった作業は、イレギュラー的なカスタム要素なので、ある程度はオプションで決まっていますが、求めるレベル感でも料金が変わることがほとんどです。
費用目安 | 要望による |
必要なホームページ | ・コーポレートサイト ・サービスサイト ・採用サイト ・ポータルサイト ・ECサイト |
集客用ホームページは制作費用だけじゃない!運用にも費用をかける必要がある
どれだけ優れた集客できるホームページを制作しても、運用せず放置するだけだと、宝の持ち腐れになってしまいます。
その理由は、そもそも制作しただけじゃ集客できないからです。
集客用ホームページに必要な運用は主に2種類あります。
- SEO対策(コンテンツの更新)
- リスティング広告
SEO対策(コンテンツの更新)

SEO対策といっても、内部SEO対策やSEO設計、被リンク対策など、色々あります。
ただ、ある程度の費用を掛けて、集客できるホームページを制作した段階で、基礎的なSEO対策は済んでいます。
ここから先にできるSEO対策は、コンテンツマーケティング(コンテンツSEO)です。
コンテンツマーケティング(コンテンツSEO)は、明確な顕在ニーズを持って自社サイトに入ってきた人ではなく、潜在ニーズのあるユーザーに対して役に立つ情報を届け、サイト全体の集客数を増やす対策です。
WEBサイトは制作したての状態だと、特別なことでもない限りあまりアクセスされません。
そのため、自社サイトの顧客となりえる潜在ユーザーのアクセスを増やすのは、WEB集客における費用対効果を高める一番の集客対策になります。
こういった集客対策は、最低でも月5~10万円はかけたほうが良いです。
■関連コンテンツ
SEO対策にかかる費用(料金相場)の目安|費用対効果を考える参考に
リスティング広告

制作したばかりだと、あまりアクセスされません。
そのため、GoogleやYahoo!の検索結果に表示されるリスティング広告を行うのが手っ取り早い集客対策になります。
リスティング広告の良いところは、「決まったキーワードで検索したユーザーにしか表示しない」ということができたり、「上位表示していないキーワードで露出を増やすことができる」ところです。
ある意味、競合他社には負けるけど、自社が絶対に勝てる自信のある検索意図をもったキーワードだけに表示させれば、競合他社を出し抜くことができます。
戦略的に広告を出すことができ、1クリック◯円というクリック単価制になっているので、広告予算を無駄に使わないようにもできます。
これはSEO対策と合わせて行うことで、今すぐ問合せや購入を検討知ているユーザーに見てもらえ、潜在ニーズを持ったユーザーに認知してもらえるようになります。
更に、目にする回数が増えることによる安心感(ザイオンス効果)で、問合せや購入・成約といったCV率(コンバージョン)の上昇効果も狙えます。
ただし、マーケティング設計〜調査、WEBサイト設計(導線設計)などを行わずに制作したホームページは、広告やSEO対策などで集客しても、WEBサイトから離脱する人が多く、あまりよい費用対効果を出せない可能性があります。
集客を確実に成功させるなら、ホームページ制作にもそれなりの費用をかけるのがおすすめです。
中小企業のための売上のあがる会社ホームページの作り方(コーポレートサイト制作)
ホームページ制作費用のクレジット・リース払いは注意

ホームページの支払い方法は基本は現金で着手半額、完成後半額。
3分割、4分割などが多いようです。
その他にもリースやクレジットという支払い方法もあります。
基本的には、リースを最初から提案する会社には気をつけましょうというのが業界で言われていることです。
現金で支払うと30万円〜50万円程度のホームページを100万円、200万円の請求を行っています。
月額費用で安いと思わせる営業手法だと実際に営業が語っているのを私自身も聞きました。
全てが悪い会社では無いでしょうが注意が必要なのは確かです。
バリューエージェントのホームページ制作について
バリューエージェント(以降当社)のホームページ制作は、他社と少し違います。大きく違うのがここです
- 徹底的なマーケティング調査と競合分析
約1ヶ月かけて、入念なヒアリング、マーケティング調査・設計、競合調査、SEO設計などを行います。
デザインはいいけど反応がない…。そんなホームページになりません。 - キーワード調査や検索意図を考慮したSEO設計
当社はSEO対策に強く、日々研究しているプロフェッショナルが在籍しています。最新のSEO状況とデータを踏まえたSEO設計を行います。 - 集客目的に合わせた施策の提案をする
集客できるホームページは作って終わりではなく、長い時間を掛けて育てていくものがほとんどです。
集客を成功させるために、必要な施策や対策の相談は、マーケティングの知識豊富なコンサルタントが行います。
他にも沢山特徴はありますが、集客目的のホームページを制作される予定なら、ぜひ下記ページもご覧ください。
ホームページ作成費用と制作料金と相場のまとめ
ホームページ制作費用は、マーケティング調査・SEOライティング・サイト設計等で費用と効果が大きく変わります。
ある程度の予算は決まっていると思いますが、業者に依頼する場合、目的や目標を達成できる可能性が高いホームページを作れる会社を選びましょう。
単純に値段が安いから悪い、高いから良いと言うものではありません。デザインが良いから高い成果がでるわけでもありません。
特に集客用のホームページは、マーケティング調査とSEO設計で大きく差がでるので、営業文句がうまい会社より実力のある会社を選んでくださいね。
その他施策の費用・料金については、こちらをご覧ください。
Webマーケティングの費用・予算は目標から決める|各施策の相場も紹介
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