SEOを考えたTOPページの構成について
企業サイトを作る際にTOPページに置いて、SEO対策上のキーワード決定してサイトを作ると思います。
そんな時にTOPページの構成はどうすれば良いのかをお伝えします。
こちらのページではトップページのSEOについての解説をおこなっています。他にも、初心者向けSEO対策、中小企業向けSEO対策、SEOチェックリスト、内部SEOなどSEO対策記事が多数あります。ぜひご覧ください。
TOPページでSEO対策するキーワードを考える
最初に考えるべきことは、TOPページでSEO対策を行うキーワードを考えることですが、そのキーワードはTOPページで狙うべきなのかを考える必要があります。
例えば、「SEO」「SEO対策 大阪」という2つのキーワードを考えてみましょう。
企業のページでTOPページで狙いやすいのはどちらでしょうか。
答えは、「SEO対策 大阪」という言葉になります。
理由は、「SEO」というキーワードでは、SEOを行う方法を探している人、SEOという言葉の意味を探している人、SEOを分析するツールを探している人などのSEOについての情報を探している人が多く、SEO対策の会社を探している人は少ないからです。
「SEO対策 大阪」の場合は大阪でSEO対策を行っている会社を探している人が多いため企業サイトのTOPページで狙うのに適しています。
キーワードの種類によってSEO対策をする際に作成するWEBページの内容が変わるということを、まず認識してください。
詳しくは→SEOを行う際のキーワード(クエリ)の種類 そのキーワードどんな情報で上位表示が可能?
SEOに強いTOPページの構成はユーザー15人の思考を想像すること
SEOに強いTOPページの構成はSEO対策するキーワードで検索するユーザーが欲しいと思っている情報がTOPページに載っている、もしくは其の情報への導線(リンク)があることが大切です。
どんな情報を欲しいと思うのかを考える際に有効な方法は、あなたが狙うキーワードで15人の人がいたらどんな情報が欲しい15人がいるのかを考えてください。(検索ボリュームが多いキーワードなら50人とかで考えてください)
例えば、「SEO対策 大阪」というキーワードで考えてみます。
1人目 会社情報
2人目 サービス内容
3人目 金額
4人目 被リンクサービスを行っているのか?
5人目 内部SEOの内容はどんなものか?
6人目 実績
7人目 ホームページ制作をする際にSEOを行ってくれるのか?
8人目 WEBコンサルティングサービスはあるのか?
9人目 どうやって頼めばいいのか?
10人目 具体的にどのように行っていくのか?SEOの具体的な方法や流れ
11人目 無料相談はあるのか?
12人目 住所、電話番号などの基礎情報
13人目 ペナルティ対策はあるのか?
14人目 採用情報(求人目的の人)
15人目 SEOの情報発信をしているか?(ブログ)
などが想定されます。
ということで、TOPページこのような内容を書き、このページへの直接リンクがある構成にすれば良いということです。
また、「梅田 賃貸マンション」「大阪市 グルメ」「WEBマーケティング 求人」などのように明らかに一覧ページ(幾つかの中から選びたい)を探しているようなキーワードもあります。
その場合は、TOPページが一覧性のあるページや検索機能が付いているページが望ましいでしょう。
画像ではなくて、テキストで
SEOに置いて現在のGoogleは、画像よりもテキスト情報の方をより深く理解します。そのため、キーワードや関連する言葉、説明は画像で行うよりもテキストデータを使ってください。
説明文もわかりやすく、ある一定以上のテキストボリュームがあることが望ましいです。
また、説明文などは一般的な言葉ではなく、そのサイトオリジナルの表現を使ってください。
画像で作れば美しいデザインになるデザイナーでも、テキストデータにするとフォントの選定が限られてきたり、余白やデザインとの組み合わせを考える必要があるのでかなりのレベルが必要になります。
デザインだけでなく、コーディングの技術も必要です。
デザイナー・コーダー選びも慎重に行いましょう。
SEOの事だけを考えてTOPページを作っていいのか?
ホームページを作る際は必ず目的があります。(売り上げ、コンバージョンを増やす。企業として発信したい情報があるなど)
そのため、SEOの事だけを考えるわけにはいきません。
とはいえ、WEBサイトを作る際は、見てくれる人を増やすという目的はついて回るはずです。広告で集客をするならSEOを意識する必要はありませんが、新規顧客に見てもらう機会を増やすことを考えると ホームページ作成に SEOは必須と言えるでしょう。
今回説明した内容を踏まえた上で、デザイン性、コンバージョン性、SEOが出来るTOPページ制作を行いましょう。
サイト全体を考える際は、サイトテーマとSEOから必要なページを考える〜SEOサイトマップの作成〜をご覧ください。