Webマーケティングの費用・予算は目標から決める|各施策の相場も紹介
- Webマーケティングを始めたいけど、どれくらい予算を使えばいいんだろう?
- Webマーケティングでちゃんと結果を出すためには、どれくらいの予算が必要?
ホームページやその他のWebサービスを使って売り上げを伸ばす、Webマーケティング。
実際に始めようとすると様々な手法がありますし、会社によって料金もピンキリのため、悩んでしまう人も少なくはないようです。
この記事では、そんな人のためにWebマーケティングの費用の考え方と、実際の相場についてお伝えします。
ホームページ制作の費用については、別記事「ホームページ制作費用の相場|目的で変わる料金相場」をごらんください。
目次
Webマーケティングするなら予算を決める前に「目標」を決めましょう
どれくらいサイトに人が来てほしいか、どれくらい売り上げを上げたいかは決まっていますか?
Webマーケティングは、①まず目標を決めて、②その目標を達成するための施策を考えた上で、③必要なコストが分かります。
先に施策を決めて、予算の範囲内でやる人も多いですが、目標を先に決めておかないと、あなたの会社に合わない施策で予算を使い果たしてしまうだけ、ということにもになりかねません。
また、目標を決めておけば、施策を行ったときに、その結果が成功だったのか、失敗だったのかも把握しやすいです。
成功であれば、もっと成功するように施策を進めることができますし、失敗であれば中断したり、方向転換をすることができます。
逆に目標を決めておかなければ、「費用対効果が悪いのになんとなくズルズル続けてしまう」ということや、「長期的に見れば結果が出てきているのに、途中でやめてしまう」ということにもなりかねません。
Webマーケティングを始めるときは、まずは目標を決めましょう。
目標の決め方は現実的に対応できる範囲にする
弊社でも相談に来られたお客様に最初に目標を聞いていますが、よくあるのは「とにかくお客さんが増えたらいい」「どれだけ売り上げが増えてもよい」という回答です。
しかし、実際に「今の100倍になって、現実的に対応できますか?」と尋ねると、黙ってしまうパターンが多いです。
100倍のお客さんが来た時に、対応できる人員や場所、時間はあるか?50倍の場合はどうか?10倍の場合はどうか?と色んなパターンで考えてみて、現実的に対応できる範囲で目標を決めましょう。
少ない予算では目標が達成出来ないことも
高い目標を決めたとしても、予算が限られている場合は達成するのが難しいこともあります。
というのもWebマーケティングでは、業者がどれだけ手を動かすかによって料金が変わってくるからです。
高い目標を達成するには、それだけ仕事量が増えて、料金も高くなってきます。
弊社の場合、仮に予算と目標のバランスが悪ければ「その予算でその目標は達成が難しい」という旨を伝えることもあります。そして、逆に限られた予算で目標に近づけるためにはどういう施策が必要かも伝えます。
しかし、業者によっては営業が「この予算で達成できます!」と言ったのにも関わらず、その後のフォローしてもらえないということもあるようです。
どれだけ安くしてもらったとしても、結果が出ないのなら意味はないですよね。
だからこそ、予算が限られている場合は達成するのが難しいということを理解した上で、業者にはしっかり目標を伝えて、その目標を具体的にどうやって達成するのかというプロセスを聞くことをお勧めします。
プロセスを聞くことで、業者が誠実かどうかを判断することもできますよ。
それでは、次の章からリスティング広告の場合・サイト制作の場合・コンテンツマーケティングの場合に分けて予算の決め方についてご紹介します。
リスティング広告の予算の決め方
リスティング広告を運用するときは、「広告費」「運用費」の2種類のコストがかかります。
- 広告費は、GoogleやYahooなど広告を掲載する媒体の企業に支払う料金
- 運用費は、運用する会社に支払う料金
運用費は、広告費の20%が一般的で、会社によって初期費用が掛かる場合があります。
リスティングの広告費は、目標のアクセス数とクリック単価で決まる
リスティング広告は1クリックの単価が決まっていて、リスティングの広告費は、目標のアクセス数とクリック単価で決まります。
例えば、クリック率300円のキーワードで、100アクセス欲しいのであれば、
広告費は 300円×100クリック=30,000円 と算出することが出来ます。
1クリックの単価は、30円から5000円と様々で、業種によって価格帯が変わります。
- リフォーム 200~500円
- 不動産 1000~3000円
- アパレル 30~100円 など
Google広告やYahoo広告の管理画面で調べることが出来ますし、依頼する場合も契約前に教えてもらうことが出来ます。
一度自社の場合どれくらいかかるのか計算してみましょう。
Webマーケティングにおけるホームページ制作の費用の目安
Webマーケティングにおけるホームページ制作費用の目安を一覧の表にしたものです。
ページ数 | 安いホームページ | 一般的なホームページ | マーケティング実施のホームページ | |
---|---|---|---|---|
ライティングなし | ライティングなし | ライティングあり | ライティングあり SEO設計あり | |
8ページ | 30万円〜40万円 | 50万円〜 | 100万円〜 | このページ数ではSEOできない |
15ページ | 50万円〜 | 70万円〜 | 150万円〜 | このページ数ではSEOできない |
25ページ | 80万円〜 | 100万円〜 | 200万円〜 | 250万円〜 |
ページの数や、デザインのレベル、ライティングの有無、SEO設計の有無などによってホームページの料金は変わります。
ちなみに一般的なホームページ制作会社は、美しくサイトを作るのが仕事で、Webマーケティング会社は売り上げを上げるためのホームページを作るのが仕事です。
Webマーケティング会社である弊社の場合、サイトを作る流れは以下のようになります。
- ユーザー調査(アンケートやネットでの調査)
- 競合サイトの調査(1サイトにつき50項目以上)
- キーワード設計
- サイト設計書制作
- コンセプト作り
- サイトマップ・ワイヤーフレームづくり
- ライティング
- デザイン
- コーディング
青色で書いた項目に関しては、一般的な制作会社ではやってくれない範囲です。
ホームページで売り上げを上げるために、Webマーケティング会社はここまで作業をするので、どうしても一般的なホームページ制作会社と比べると高額になってしまいます。
あなたの目標に応じて、制作会社かWebマーケティング会社を、正しく選択することが重要です。
動画でも説明しております
<関連記事>
ホームページ作成費用と制作料金と相場 (一覧表あり) | 大阪 バリューエージェント
高いホームページは安いホームページとどう違う?
コンテンツマーケティング(オウンドメディア)にかかる費用
コンテンツマーケティングにかかる費用の目安は、以下の通りです。
ひと昔前 (2018年以前) | 最近の場合 | |
---|---|---|
サイト作り (デザイン・メディアの構築) | 50~100万 | 50~100万 |
1記事当たりの費用 | 1~2万円 | 4~5万円 |
100記事をゴールとしたとき | 100万+2万×100記事 =300万円 | 100万+5万×100記事 =600万円 |
ひと昔前と、最近でどう変わったかというと、昔はネットの情報を集めたような記事でもある程度成果が出ていたのに比べ、最近ではGoogleのアルゴリズムが変わり、一次情報・独自性が求められるようになったためネット情報を載せるでは上位表示できなくなったということです。
具体的には、専門家にヒアリングした内容や、実際に手を動かして調査した内容をライティングする必要が出てきました。
弊社でも、記事の調査やヒアリングを含めると1記事当たり、10時間程度の時間を費やしてライティングしております。
最近では、それくらい時間と手間をかけてしっかりとした内容を書かないと、中々成果が出なくなってきているのです。
動画でも説明しております
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SEO対策にかかる費用(料金相場)の目安|費用対効果を考える参考に
まとめ
いかがでしょうか?
Webマーケティングの費用を考える前に必要な目標の決め方とリスティング広告・ホームページ制作・コンテンツマーケティングの費用の相場についてご紹介しました。
ぜひ、あなたの会社の目標に合わせて最適なWebマーケティングに取り組んでみてください!
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