高いホームページは安いホームページとどう違う?
ホームページ制作をお願いしたいと思って調べてみたら、業者によって値段がバラバラ…
ホームページをこれから作りたいと思っている方なら、こんな疑問を持つのではないでしょうか?
「安いホームページと高いホームページってどういう違いがあるの?」
「高いホームページを作ったらどんなメリットがあるの?」
今回は、そんな疑問にお答えします。
高い、安いという感じ方は人によって違うので、今回は
- 高いホームページ=300万円
- 安いホームページ=50万円
という想定で説明します。
目次
ホームページが高くなる理由
ホームページが高くなる理由として、大きく分けると以下の2つがあります。
- デザインに特化していて、デザイン料として多く費用がかかる
- Web集客のためにマーケティング調査などに時間をかけている
上記のように、ホームページが高い理由は制作会社によって異なります。
化粧品・アパレルブランドなどの業種によっては、デザインにこだわった方がいい場合もありますが、デザインがいいからといってホームページに人が集まってくるわけではありません。
ですので、高いホームページを作るのであれば、何のためにホームページを作るのかを考えた上で、目的にあった制作会社を選ぶ必要があります。
この記事では、「Web集客のためにマーケティング調査などに時間をかけているという理由で高いホームページ」について詳しくお伝えします。
高いホームページと安いホームページでの制作過程の違い
高いホームページの場合、お問い合わせを増やすために、時間をかけてマーケティング調査し、必要な情報を丁寧に組み立てていきます。
そうすると、結果的にホームページ自体がボリュームのあるものになり、それだけ工数がかかるので通常よりも高くなってしまいます。
一方、安いホームページでは、ホームページを納品することがメインなので、質と量は最低限に留まることがほとんどです。
具体的に、高いホームページと安いホームページの制作過程の違いはこのようになっています。
安いホームページ 50万円程度 | 高いホームページ 300万円程度 | |
納期 | 1〜2ヶ月程度 | 半年程度 |
---|---|---|
ページ数 | 8~10ページ程度 | 20~30ページ以上 |
マーケティング調査 | 製作者の主観・行わない かける時間:1日以下 | 顧客アンケートやインターネット調査によりユーザー調査、競合調査を行う かける時間:2週間〜 |
設計 | 設計書などは作らない 他のサイトなどを参考に作る かける時間:1日以下 | ホームページ設計書や、競合調査表など SEO対策の為の設計書を20ページ〜30ページ以上作る かける時間:2週間〜 |
SEO | 基本的な内部SEOのみ | キーワード調査 SEO設計 内部SEO SEOライティングなどを行う |
デザイン | 見た目が綺麗なデザインにこだわる 競合他社を真似する会社もある | ユーザーが欲しい情報に辿り着きやすいデザインに拘る |
ライティング | お客様が書く パンフレットのデータを貼り付ける | ユーザーが必要とする情報を分かりやすくライティングする。1ページのボリュームが多くなる |
チェック | 1人でできるだけ早く行う かける時間:3日程度 | 2人以上の体制で、漏れがないように かける時間:2週間〜1ヶ月 |
高いホームページはページ数が多くなる
高いホームページは、安いホームページに比べるとページ数が多くなることが多いです。具体的には20〜30ページ程度になります。
安いホームページの場合は、一般的なホームページにあるような最低限のページのみ制作するので8~10ページ程度に収まります。
ただ、ページ数が多ければいいから増やしていると言うより、ホームページで成果を出すために必要な情報を入れていった結果、ページ数が多くなります。
高いホームページはマーケティング調査・設計をしっかり行う
高いホームページの場合、マーケティング調査とホームページ設計に2週間〜1ヶ月ほど費やして、しっかりと行います。
なぜなら、今の時代ホームページを作るのは当たり前となっているので、作っただけでは競合サイトに負けてしまうからです。
そこで、マーケティング調査で、その業界やお客さんになるターゲットをしっかりと調査し、その会社が競合他社に勝てるようにホームページ設計をすることが重要になります。
安いホームページ制作会社では、このマーケティング調査とホームページ設計はほとんど行いません。行っていたとしても、数時間〜1日程度デザイナーが調べて参考にする程度でしょう。
高いホームページは調査に基づいたライティングを行う
高いホームページの場合は、お客さんの考えやサービス内容をしっかりとヒアリングし、マーケティング調査とホームページ設計を行った上で、ユーザーが必要とする文章をライティングします。
制作側でライティングするので、社内チェックでは誤字脱字がないかだけではなく、しっかり伝わりやすい内容か、SEOにも効果がある書き方がされているかなどを確認します。
安いホームページ制作の場合、ホームページの中身の文章はお客さんがライティングするか、もともとあるパンフレットなどの資料をそのままホームページに流し込むことが多いです。
制作会社は、もらった文字を入れ込むだけなので誤字脱字はチェックしますが、伝わりやすいかなどはしっかりとチェックしません。
高いホームページはチェックにも時間をかける
高いホームページの場合、ホームページが出来上がって公開するまでのチェックにも2週間程度時間をかけます。
具体的には、以下のようなことをチェックします。
- 誤字脱字がないか
- リンク先が正しいか
- どのデバイス(Windows・Mac・iPhone・Android)でもきれいに見えるか など
このようなチェックがしっかりできていないと、顧客になりそうなユーザーを逃してしまったり、会社自体の信用が損なわれたりと、公開後にトラブルが発生する恐れがあります。
安いホームページの場合は、チェックは1人でサクッと終わらせることが多いので、公開後にミスが発生する場合があります。また、修正に別途費用がかかる場合もあります。
複数人でしっかりとチェックを行っていても、ミスが完璧になくなるわけではありませんが、チェック時間も見積もりに入れておくことで、そういったミスをゼロに近づけることができます。
まとめ
高いホームページの場合、お問い合わせを増やすために、時間をかけてマーケティング調査し、必要な情報を丁寧に組み立てていきます。
そうすると、結果的にホームページ自体がボリュームのあるものになり、それだけ工数がかかるので通常よりも高くなってしまいます。
安いホームページの場合は、一般的なホームページにあるような最低限のページのみ制作するので8~10ページ程度に収まります。
弊社のお客様の中には、「1度安いホームページ制作会社でホームページを作ったけど、何も問い合わせが来なかった」という理由で、弊社に依頼していただいたというお客様も多くいらっしゃいます。
安い・早いを理由にホームページ制作会社を選んでしまうと、作り直すコストがかかるため、かえってお金がかかってしまう場合もあるのです。
「うちの会社の場合、ホームページに200~300万かける価値があるんだろうか?」そんな疑問をお持ちの方は、ぜひバリューエージェントのホームページ無料相談にお申し込みください。
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