Facebook広告/Meta広告ターゲティングの種類一覧 | 精度の高いターゲティングで集客

目次
Meta広告ターゲティングの種類一覧と効果的な設定のコツ
Meta広告とは、FacebookやInstagramなどのプラットフォームに配信されるネット広告の一種です。
この記事では、2024年から2025年にかけての最新情報に基づき、Meta広告の成果を左右するターゲティング広告の仕組みを解説します。
数多くの種類があるターゲティングの一覧から、自社の目的に合った設定方法を見つけるための情報を提供します。
Meta広告で利用できる3つの主要なターゲティング手法
Meta広告のターゲティングは、主に「コアオーディエンス」「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」の3種類に大別されます。
これらのオーディエンスはそれぞれ異なる特徴を持ち、広告配信の目的に応じて使い分けることが重要です。
新規顧客の獲得から既存顧客への再アプローチまで、各手法を理解することで、より戦略的な広告運用が可能になります。
コアオーディエンス:ユーザーの属性や興味・関心で絞り込む
コアオーディエンスは、Metaが保有するユーザーデータに基づいてターゲットを設定する最も基本的な手法です。
年齢、性別、地域といった基本的な属性情報に加え、ユーザーの興味関心やオンラインでの行動履歴などを指定して、広告を届けたい層にアプローチします。
例えば、「東京在住の30代女性で、美容に興味がある人」といった具体的なセグメントが可能です。
まだ自社の顧客データが少ない場合や、新しい顧客層へアプローチしたい場合に特に有効なターゲティング手法です。
カスタムオーディエンス:自社の既存顧客やサイト訪問者に配信する
カスタムオーディエンスは、自社がすでに保有している顧客情報や、ウェブサイトを訪れたユーザーのデータを活用して特定のグループに広告を配信する手法です。
具体的には、顧客のメールアドレスや電話番号のリストをアップロードしたり、サイトに設置したMetaピクセルのデータを使って「過去30日以内にサイトを訪れた人」といったオーディエンスを作成します。
一度自社の商品やサービスに接触した熱量の高いユーザーへ再アプローチできるため、コンバージョンにつながりやすいのが特徴です。
類似オーディエンス:既存顧客と似た傾向を持つ新規ユーザーに広げる
類似オーディエンスは、既存の優良顧客やウェブサイト訪問者などのカスタムオーディエンスを基に、その人たちと共通の興味・関心や行動パターンを持つ新しいユーザーをMetaのプラットフォーム上で見つけ出す機能です。
これにより、自社の商品やサービスに興味を持つ可能性が高い潜在顧客層へ効率的にアプローチできます。
例えば、購入金額が高い顧客リストを基に類似オーディエンスを作成し、新規顧客獲得キャンペーンに活用するなどの事例があります。
広告のリーチを拡大しつつ、コンバージョン率の向上も期待できる強力な手法です。
【基本】コアオーディエンスで設定可能なターゲティング項目
コアオーディエンスでは、広告マネージャ上で多角的な条件を設定し、ターゲットを絞り込むことができます。
地域や年齢、性別といった基本的なデモグラフィック情報から、ユーザーの興味・関心、行動履歴に基づく詳細ターゲットまで、細かなセグメントが可能です。
これらの項目を組み合わせることで、自社の商材に関心を持つ可能性の高いユーザー層へ的確に広告を届けることができます。
地域:国、都道府県、市区町村、郵便番号などで配信エリアを指定する
地域ターゲティングでは、広告を配信するエリアを細かく指定できます。
国や都道府県といった広域な設定はもちろん、市区町村や特定の郵便番号、さらには店舗周辺の半径を指定するなど、ピンポイントでのエリア設定も可能です。
広告マネージャにログインして設定を行うことで、実店舗への来店促進や、特定の地域に特化したサービスの告知に非常に有効です。
また、「この地域に住んでいる人」だけでなく、「最近この地域にいた人」や「この地域を旅行中の人」といった条件も選べるため、多様なビジネスニーズに対応します。
ユーザーの属性:年齢や性別といった基本情報でセグメントする
ユーザーの属性によるターゲティングは、コアオーディエンス設定の基本となります。具体的には、広告のターゲットとするユーザーの年齢や性別を指定します。
例えば、30代の女性向け化粧品の広告であれば、年齢を30歳から39歳、性別を女性に絞り込むことで、関連性の低いユーザーへの配信を避け、広告効果を高めることが可能です。
利用者層データには学歴や交際ステータスなども含まれますが、年収などのセンシティブな情報で直接絞り込むことはできません。
属性を正確に設定することは、広告予算を効率的に使うための第一歩です。
詳細ターゲティング:利用者層、興味・関心、行動データから設定する
詳細ターゲティングは、ユーザーのより深いインサイトに基づいてアプローチするための機能です。具体的には「利用者層」「興味・関心」「行動」の3つのカテゴリに分かれています。
「利用者層」では、学歴、ライフイベント(例:最近引っ越した、婚約中)、役職などを指定できます。
「興味・関心」では、ユーザーがいいね!したページやフォローしているアカウントから推測される趣味や関心事を設定します。
「行動」では、購買行動や使用しているデバイスなど、ユーザーのオンライン上での具体的なアクションを基にターゲティングが可能です。
【応用】カスタムオーディエンスで見込みの高いユーザーへ再アプローチ
カスタムオーディエンスは、すでに自社と何らかの接点を持ったユーザーに対して、よりパーソナライズされた広告を配信するための強力な手法です。
ウェブサイトへの訪問履歴や、Facebookページでのエンゲージメントなど、熱量の高いユーザーの行動データを基にオーディエンスを作成することで、コンバージョン率の向上や顧客ロイヤリティの強化を図ることが可能です。
ウェブサイトのアクセス履歴を基にオーディエンスを作成する
ウェブサイトにMetaピクセルを設置することで、サイト訪問者の行動履歴に基づいたカスタムオーディエンスを作成できます。
例えば、「過去30日以内にサイト全体を訪問したユーザー」や、「商品ページを閲覧したが購入には至らなかったユーザー」といった特定の条件でリスト化し、リターゲティング広告を配信することが可能です。
この手法は、一度は興味を示したものの離脱してしまったユーザーに再度アプローチし、購買を後押しするのに非常に効果的です。
広告セットごとに異なるオーディエンスを設定し、メッセージを最適化することもできます。
顧客リスト(メールアドレス・電話番号)を活用して配信する
自社で保有している顧客リスト(メールアドレス、電話番号など)をMeta広告プラットフォームにアップロードすることで、そのリストと一致するユーザーを対象に広告を配信できます。
この設定は、既存顧客への新商品のお知らせや、休眠顧客の掘り起こしなどに活用されます。顧客リストはアップロード時にハッシュ化され、個人情報が保護される仕組みになっています。
また、このリストを基に類似オーディエンスを作成したり、逆にこのリストを除外して新規顧客だけに広告を配信したりするなど、戦略的な活用が可能です。
FacebookやInstagram上でのエンゲージメントから作成する
自社のFacebookページやInstagramアカウントで、過去に何らかのアクションを起こしたユーザーを基にカスタムオーディエンスを作成することもできます。
例えば、「投稿に『いいね!』やコメントをした人」「動画を一定時間以上再生した人」「プロフィールにアクセスした人」など、エンゲージメントの高いユーザー群に絞って広告を配信します。
また、自社のアプリをインストールしたユーザーや、アプリ内で特定のアクションを完了したユーザーを対象にすることも可能です。
これらのユーザーはブランドへの関心が高いため、コンバージョンにつながりやすい傾向があります。
【拡大】類似オーディエンスで効率的に新規顧客を開拓する方法
類似オーディエンスは、既存の優良顧客と似た特徴を持つ新しいユーザー層にリーチを拡大するための機能です。カスタムオーディエンスを基に作成することで、広告配信の精度を高め、効率的な新規顧客獲得を目指せます。
配信結果はレポートで確認し、費用対効果の高いオーディエンスサイズを見極めながら運用することが重要です。
類似オーディエンスが作成される仕組みと基になるソースデータ
類似オーディエンスは、ソースとなるデータに含まれるユーザーの共通の特徴をMetaのシステムが分析し、それに似た傾向を持つ他のユーザーを見つけ出す仕組みです。
ソースデータには、コンバージョンしたユーザーリスト、ウェブサイト訪問者、Facebookページでエンゲージメントがあったユーザーなどのカスタムオーディエンスが使用されます。
ソースデータの質と量が類似オーディエンスの精度に大きく影響するため、LTVの高い顧客リストなど、質の高いデータを基にすることが推奨されます。
これにより、成約確度の高い潜在顧客へアプローチできます。
最適なオーディエンスサイズ(1%〜10%)の選び方とリーチ数の目安
類似オーディエンスを作成する際には、ソースオーディエンスとの類似度を1%から10%の範囲で指定します。
1%が最もソースとの共通点が多い、質の高いオーディエンスとなり、パーセンテージを上げるほどリーチできるユーザー数は増えますが、類似度は低くなっていきます。
コンバージョン獲得が目的なら1%〜3%など狭い範囲で始め、ブランドの認知拡大が目的ならそれ以上の広い範囲を設定するなど、キャンペーンの目的に応じてサイズを選ぶことが効果的です。
まずは複数のオーディエンスサイズをテストし、最も成果の高い層を見つけるアプローチも有効です。
Meta広告のターゲティング効果を最大化する4つの設定のコツ
Meta広告で成果を出すには、ターゲティングの種類を理解するだけでなく、それらを戦略的に設定するコツを押さえる必要があります。
ペルソナの明確化や適切なオーディエンスサイズの選定、最新の自動化機能の活用などを意識することで、無駄な広告費を抑え、広告効果を最大化させることが可能になります。

コツ1:条件の掛け合わせ(AND/OR)と除外設定を戦略的に使い分ける
ターゲティングの効果を高めるには、条件の組み合わせが重要です。
複数の興味・関心を指定した場合、デフォルトではいずれか一つに合致するユーザー(OR条件)に配信されますが、「オーディエンスを絞り込む」機能を使えば、全ての条件を満たすユーザー(AND条件)に限定できます。
例えば、「旅行に興味があり、かつビジネスクラス利用者」のように絞り込むことで、よりターゲットを明確化できます。
また、除外設定を活用し、「すでに商品を購入した人」を配信対象から外すことで、無駄な広告表示を防ぎ、広告配信の効率を高める設定が可能です。
コツ2:配信したいターゲットのペルソナを具体的に定義する
効果的なターゲティングを行うためには、広告を届けたい理想の顧客像である「ペルソナ」を事前に具体的に定義することが不可欠です。
ペルソナの年齢、性別、居住地、職業、ライフスタイル、抱えている課題やニーズなどを詳細に設定します。
このペルソナ像に基づいて、Meta広告の興味関心カテゴリや利用者層データから適切な項目を選択することで、ターゲティングの精度が格段に向上します。
ペルソナが明確であれば、広告クリエイティブのメッセージも一貫性が生まれ、ターゲットに響きやすくなります。
コツ3:オーディエンスサイズが「広すぎず狭すぎず」の範囲かを確認する
ターゲティング設定を行う際には、広告マネージャに表示される推定オーディエンスサイズを必ず確認しましょう。
オーディエンスを絞り込みすぎると、リーチできるユーザーが極端に少なくなり、広告配信の機会を損失したり、フリークエンシー(同一ユーザーへの表示回数)が高騰して広告効果が低下したりする原因になります。
逆に、オーディエンスが広すぎると、商品やサービスへの関心が薄い層にも配信され、費用対効果が悪化します。
ビジネスの規模や目的に応じて、適切なサイズのオーディエンスを見つけることが重要です。
コツ4:最新の推奨設定であるブロード配信(Advantage+)も検討する
近年、Meta広告ではAIによる機械学習の精度が向上しており、詳細なターゲティングを手動で行わない「ブロード配信」も有効な選択肢となっています。
特に「Advantage+オーディエンス」という機能を使えば、年齢や地域などの最低限の設定だけで、システムがコンバージョンする可能性の高いユーザーを自動で探し出して広告を配信してくれます。
この設定は、広告の配信対象をAIに委ねることで、人が思いつかないような新たな顧客層を発見できる可能性があります。
手動設定と並行してテストし、効果を比較検討することが推奨されます。
Meta広告のターゲティングに関するよくある質問
Meta広告のターゲティング運用において、多くの担当者が疑問に思う点が存在します。
ここでは、ターゲティングの精度や最新機能の使い分け、成果改善のポイントなど、よくある質問に回答します。
請求関連のトラブルシューティングではなく、広告効果に直結するターゲティング設定の疑問を解消するための情報です。
Meta広告のターゲティング精度はどのくらい信頼できますか?
Meta広告のターゲティング精度は、ユーザーの登録情報やプラットフォーム上での行動履歴に基づいているため、一般的に高い水準にあります。
しかし、情報は必ずしも最新かつ正確とは限らず、プライバシー保護の観点から利用できるデータも変化します。
そのため、精度を過信せず、実際の広告パフォーマンスを見ながら継続的に設定を調整することが重要です。
Advantage+オーディエンスと手動での詳細設定はどちらを使うべきですか?
どちらを使うべきかは、広告の目的や状況によります。配信の効率化や新たな顧客層の発見を期待する場合は、AIによる最適化が進むAdvantage+オーディエンスが推奨されます。
一方で、特定のニッチな市場や、明確なターゲット像が存在する場合は、手動での詳細ターゲット設定が有効です。
両方をテストし、成果が良い方を採用するのが最適なアプローチです。
ターゲティング設定で成果が出ない時に見直すべきポイントはありますか?
成果が出ない場合、まずオーディエンス設定が狭すぎないか、または広すぎないかを確認します。複数の広告セットで同じオーディエンスに配信している「オーディエンスの重複」も原因になり得ます。
また、問題はターゲティングだけでなく、広告クリエイティブやランディングページがターゲットの心に響いていない可能性も考えられるため、多角的な視点で見直すことが必要です。
まとめ
Meta広告のターゲティングは「コア」「カスタム」「類似」という3つのオーディエンスを軸に多様な設定が可能です。
成果を最大化するためには各機能の仕組みを理解し広告の目的に合わせて戦略的に組み合わせることが求められます。
また条件の掛け合わせや除外設定適切なオーディエンスサイズの維持といった基本的な運用に加えAIを活用した最新機能も積極的に試すことが重要です。
定期的にレポートを確認し広告費の費用対効果を見ながら改善を続けることでビジネスの成長につながる広告運用が実現できます。
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