2019年9月のGoogleアルゴリズム変動についてSEOニュース

先日、2019年9月13日前後から1週間程度にわたりGoogleで大きなアルゴリズムの変動がありました。SEO対策を行っているサイトにとってはとても関心のある情報です。9月の22日の週でも変動が確認されています。

こちらについては、Google公式ブログ(英語)でも言及されていて、このブログの日本語訳と私の見解をお伝えいたします。

Google公式ブログ(英語)はこちら

今回の変動はオリジナリルに特化か!?

今回の変動に関してGoogleの公式ブログでは、オリジナリティが重要だという旨が中心になっています。

意味合いとしては、「オリジナル=原本の情報=第一情報」という意味なので、ユニークとは違うので気をつけてください。

ここ数年コンテンツマーケティング業界では、記事作成の代行会社(SEO会社)がキーワードを調べて、上位表示されている記事から意図を調べて、制作する手法が流行っています。

その手法を行うための便利なツールなどもたくさん出ていて、Googleの公式イベントに登壇している有名な方が関わっている会社でもそのようなツールも販売していて、何が正しくて、何が良いのかわからないというお問い合わせもよくいただきます。

基本的には、自社の持つ情報を顧客に役に立つ形で届けるために、何ができるのかから考えることが最も大切です。

そういった観点で弊社がお手伝いしている会社さんは、なんの影響も受けていません。

アフィリエイトなどをやっている方に関しても、ユーザーのために何ができるかを行動して、行動したことで得た、結果や情報を伝えるのが良いでしょう。

それが、自然とオリジナル(第一情報)になります。

また、今回のアルゴリズム変更でも引き続きYMYL関連のEAT領域も大きな変動を確認しています。

(YMYL関連のEAT領域=お金や健康、医療、法律などの分野での信頼性のこと)

参考にしていただけると幸いです。

Google公式ブログの日本語訳

オリジナルレポートの検索評価向上

Google検索は、誰もがウェブ上の情報にアクセスできるように構築されました。

毎日1分間に数万のWebページ、数百時間のビデオ、数千のツイートやニュース記事が公開されており、可能な限り最も役立つ結果を見つけるのが私たちの仕事です。

特にニュースにおいては、多様性のある記事と情報源を表示することを常に目指しています。ユーザーにできるだけ多くの状況や見識を提供するためです。

私たちが提供すべきだと考える報道(記事)の重要な要素は、オリジナルのレポート(元々のレポート)と、多大な時間・労力、その他リソースが求められる作者の努力です。

一部の内容は、世界に与える影響を考えると非常に重要でありながら、それをまとめるのは難しく、レポーターは、事実と情報源を掘り下げるような深い調査を行わなければなりません。

こういった事実が、私たちがこれらの業界努力の支援を目的としている理由の1つです。また最も権威性のあるレポートへユーザーがアクセスできるようにするためでもあります

最近、検索評価ガイドラインのランキングを更新し、変更を公開しました。これにより、オリジナルのレポートをよりよく認識し、検索でより目立つように表示し、より長く表示に残せるようになりました。

これは、最新のニュースに興味のある読者が、そのニュースの始まりとなる記事(元記事)を見つけることができることを意味し、また発行者にとっても、元々のレポートをより多くの人に見せることができるという利点があります。

順位変更によりオリジナルレポートを支持

今日、ニュースの世界はとてもペースが速く、とある話題に関して、オリジナルのレポートが常に脚光を浴びるとは限りません。

多くのニュース記事、調査、独占インタビューまたはその他の記事は、注目に値するほど重要なこともあり、他社からの感心やそれらに続く出版物を生み出すこともあります。

また、単一の時事の発展をカバーしている記事が多くあり、それらはすべてほぼ同時期に公開されている、といった事例もあります。

これにより、ユーザーは大元の記事を見つけるのが難しくなっています。

通常、ニュースの検索結果には最新かつ最も包括的なバージョンの記事を表示します。しかし、重要なオリジナルのレポートとして認定した記事がハイライトされるように、製品(Google検索)に全体的な変更を加えました。

このような記事は、非常に目立つ位置に長く留まることがあります。この卓越性により、ユーザーはオリジナルレポートを表示しながら、さらに最近の記事をも見ることができます。

オリジナルのレポートについては絶対的な定義があるわけでなく、また記事がどれくらい元の状態にあるか(オリジナルである可能性)を確立するための絶対的な標準もありません。

(つまり、同じ記事であっても)ニュースルームや出版社ごとに、また様々な時間軸によって、意味することがそれぞれ異なる可能性があるということです。私たちの取り組みは常に進化していて、ストーリーのライフサイクルを理解しようと努力しています。

検索評価ガイドラインの変更

私たちはアルゴリズムを使用して、Webで見つけたものをすべて整理し、またこのコンテンツを便利な方法で形成します。

これらのアルゴリズムは、数百もの異なる信号で構成されており、常に更新および改善されています。

アルゴリズムを調整および検証するために、またシステムが個々のページの信頼性を理解できるようにするために、世界中に10,000人以上の評価者を置いています。

彼らのフィードバックは、レビューしている特定の結果のランキングを変更するものではありません。代わりに、すべての結果に適用可能な方法でアルゴリズムを評価するために、そして改善するために使用されます。

操作方法の指針となる原則は、検索評価者ガイドラインにまとめられています。こちらは公開ドキュメントで、検索結果に表示されるコンテンツ固有の特性を、評価者がより正当に理解および評価できるようにするためのものです。

要するに、これらのガイドラインは、私たちがランク付けの際にコンテンツで何に価値を置いているかを明確に示した説明文書です。

また自動ランキングシステムが元のコンテンツをより適切に表示できるように、今しがた新しいフィードバックを収集するための変更を導入しました。

更新を説明するために、ガイドラインのセクション5.1では、「その記事が公開されていなければ知る由もなかった情報」を提供しているオリジナルニュースレポートには「非常に高品質」の最高評価を使用するよう、評価者に指示をしています。

独創的で詳細な調査レポートには、高度なスキル、また多くの時間や労力が必要とされるからです。

私たちは、ページレベルで元のレポートの個々の事例を認識するだけでなく、元のレポートに対するサイト運営者の全体的な評判(/世評)も考慮するよう評価者に依頼しています。

セクション2.6.1の更新には、「他の多くの種類のWebサイトにも評判があります。(※「Websiteには他にも様々な種類の評判があります。」では?)たとえば、新聞(関連するWebサイトを含む)がジャーナリスト賞を受賞している場合があります。ピューリッツァー賞などの名誉ある賞、または高品質のオリジナルレポートの歴史は、好評の強力な証拠です。」

オリジナルのレポート(の評価・ランク)を向上させるためのこれらのアップデートによって、多様に変化するコミュニティとその周りで起こっている会話を、皆様がより深く理解できるようになることを願っています。

あらゆるジャンルで(例えば、映画、スポーツ、音楽、有名人のスクープから、#Me Too、パナマペーパー、オピオイド危機の背後にある深刻なジャーナリズムに至るまで)、オリジナルのメディアに誰もがアクセスしやすくすること。それは、人々が自分にとって重要だと感じるニュースの情報を常に得られるようにすることです。

※Many other kinds of websites have reputations as well.

→Websites have many other kinds of reputations as well.

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