採用するためのホームページ制作に必要なたった2つのこと(求人情報サイト制作)
最近求人をするためにホームページを充実させたいというご相談をよく受けます。
今回は、採用するためのホームページ(求人情報サイト)を作る際に大切なことをお伝えします。
目次
採用のための特設サイトを作れば求職者の応募が増える?
求人を強化したいから「採用のための特設サイトを作る。」一見正しそうに感じますが、本当にそうでしょうか?
もちろん、採用のための特設サイトを作ること自体に問題はありません。むしろ求職者にとって必要なページだと思います。
ただ、あなたが仕事を探しているなら、その会社のホームページを見るときに採用情報のサイトだけで会社を判断することはないでしょう。
ホームページ全体の中でどんな情報を伝えるのかを考える必要があります。
例えば、ビジョンに共感する人を集めたい!ならビジョンに共感する人が集まるでしょうか?
「ビジョンに共感してほしい」ならビジョンに共感する人がどんな事を求めているかを考えなくてはなりません。
採用に活かすホームページを作るためには、どんな人に来て欲しいかを明確にして、その求職者のニーズを調べ、ホームページ内で表現する必要があります。
採用するためのホームページ制作に必要な2つのことは、求人するターゲットを明確にすることと、求職者のニーズを知ることです。
1、求人するターゲットを明確にする
ホームページを作る際に必要なことは、ターゲットを明確にすることです。
ターゲットを明確にしないと、ホームページにどんな情報が必要かが解りません。
ホームページにどのような情報が必要なのかを調べるために、ターゲットを明確にする必要があります。
オススメの方法は、現在働いている社員さんの中で活躍している方をターゲットにすることです。
2、求職者のニーズを知る
ターゲットが明確になれば、次はその求職者が何を求めているのか知ることが大切です。ホームページを活かしてて、採用を成功させるために大切なことは求職者のニーズを知ることです。
求職者のニーズは、業種や職業、ターゲットの年齢や思考によっても変わります。
例えば、
- 年齢層が若くて未経験者が多く集まってワイワイ楽しそうな会社が好きな人もいます。
- どんな会社と取引を行っていて、会社が安定しているのかを知りたい人もいます。
- 自分がどんな仕事をどのくらいのスピード感で任せてもらって、どんな実力がつくのか知りたいたい人もいます。
- その会社でどんな人が活躍しているのか?自分が活躍できるのかを知りたい人もいます。
- 5年後にどうなっているのか?10年後にどうなっているのか?を知りたい人もいます。
- 業界がどのように発展していくのかを知りたい人もいます。
- ビジョンや理念を知りたい人もいます。
- 残業がどのくらいあるのか?有給が取得できるのか?を知りたい人もいます。
- 事業内容を詳しく知りたい人もいます。
- 顧客事例をたくさん見て具体的な仕事イメージを作りたい人もいます。
- 具体的にどんな顧客にどのように貢献しているのかを知りたい人もいます。
求職者の仕事に対して求めることは様々です。
次に求職者のニーズを調べる具体的な方法をお伝えします。
求職者のニーズを調査するには、社員にアンケートを!
求人サイトを作る際にオススメする方法は、社員にアンケートをとることです。
- あなたは、仕事を探す際に何を求めていたのか?
- ホームページや求人サイトのどの部分を見ていたのか?
- ホームページで必ずチェックした項目やページはどんなものか?
- あなたが次に転職するならどんな情報をチェックするのか?
- 仕事において大切にしていることは何か?
- 今の仕事でどんなことにやりがいを感じるのか?
このようなアンケートをとって、自分のホームページが働く人のニーズに応えているのか?をチェックしましょう。
サイトの分析ツールを使って、どんな情報が必要かチェックする
求人の募集を行うとホームページへのアクセスは増加します。
その際にどんなページが見らているのか?そのページの離脱率などをチェックします。
サイト分析ツール(一般的にはGoogleアナリティクス)を使うとどんなページがどのくらいの時間見られているのかを分析することができます。
求人を行った際に見られているページは、採用情報のページではなく、サービス紹介ページかもしれません。顧客事例ページかもしれません、会社概要ページかもしれません。求職者が見ているページが充実しているのか?チェックし、充実していない場合は、ページの内容を充実させていきましょう。
最後に一見の価値ある求人・情報サイトをご紹介します
企業の求人情報サイトですごく良いページと思うのは、弊社で作成したサイトではありませんが、ダイレクト出版の求人・情報サイトです。
この会社の仕事内容自体は、この会社のメルマガ登録すれば、ほぼ分かるようになっています。
また、できた求人情報のページでは、ターゲットを絞り、ターゲットが求めること、自社の求めることが凄く上手に表現しています。
このように自社の仕事の内容をわかってもらい、自分たちが伝えていこと、相手が求めることをうまく表現すれば、素晴らしい採用ができるでしょう。
⇒採用のためのホームページ制作やWebコンサルティングも行っています。