【サーチコンソール】検索パフォーマンスの「検索での見え方」とは?

Googleサーチコンソールの検索パフォーマンスでは、「検索での見え方」フィルタを使うことで特定の検索結果や機能別にデータをグループ化できます。

この記事では、「検索での見え方」の種類と使い方について解説します。

💡メモ

こちらのページでは検索パフォーマンスの解説をおこなっています。サーチコンソールの設定や他の使い方を知りたい方は、サーチコンソール完全ガイドよりご希望のページへ進んでください。

検索パフォーマンスの「検索での見え方」とは

「サーチ コンソール 検索 で の 見え 方」⑪-1

検索パフォーマンスの「検索での見え方」とは、サイトのデータを特定の検索結果や機能別にグループ化できるフィルタです。

「検索での見え方」フィルタでデータを絞り込むことで、特定の機能が検索結果に表示されているクエリやページを抽出し、ページの改善やアクセス分析に活用できます。

「検索での見え方」の種類

Googleサーチコンソールでは23種類の「検索での見え方」をサポートしています。

以前はリッチリザルト全般の項目を対象とした「リッチリザルト」もサポートしていましたが、ほとんどのリッチリザルトタイプが表示されるようになったため削除されました

ページエクスペリエンス:良好

「サーチ コンソール 検索 で の 見え 方」②

Google検索でページエクスペリエンスの評価が良好であるURLが表示されるクエリやページを絞り込みます。

Google検索でページエクスペリエンスが良好と評価される基準は以下の通りです。

  • URL のステータスが、CLS と LCP の両方でウェブに関する主な指標が [良好]、FID で [良好](またはデータ不足)である
  • モバイル デバイスの場合: モバイル ユーザビリティ レポートで URL にモバイル ユーザビリティの問題がない
  • URL が HTTPS で配信されている

以下のうちひとつでも該当するものがあれば、良好と評価されません。

  • ウェブに関する主な指標レポートで URL のステータスが [不良] または [改善が必要] であるか、またはウェブに関する主な指標レポートに表示されない
  • モバイル デバイスの場合: モバイル ユーザビリティ レポートで URL にモバイル ユーザビリティの問題が 1 つ以上ある。または、URL がモバイル ユーザビリティ レポートに表示されないが、ページ エクスペリエンス レポートに表示される
  • URL が HTTPS ではなく HTTP で配信されている

引用:ページ エクスペリエンス レポート

動画

「サーチ コンソール 検索 で の 見え 方」③

通常検索や動画検索に動画のリッチリザルトが表示されるクエリやページを絞り込みます。

よくある質問のリッチリザルト

「サーチ コンソール 検索 で の 見え 方」④

検索結果によくある質問のリッチリザルトが表示されるクエリやページを絞り込みます。

レシピギャラリー

「サーチ コンソール 検索 で の 見え 方」⑤

検索結果にレシピギャラリーのリッチリザルトが表示されるクエリやページを絞り込みます。

表示されない場合もある

「検索での見え方」フィルタに表示されるのは、表示回数がゼロではない検索結果や機能だけです。

「検索での見え方」に対応する検索結果や機能が検索結果に全く表示されない場合は、フィルタのリストに何も表示されません。

「検索での見え方」の使い方

上段のフィルタ機能を利用する

「サーチ コンソール 検索 で の 見え 方」⑥-1

「サーチ コンソール 検索 で の 見え 方」⑦-1

  1. 「新規」をクリック
  2. 「検索での見え方」をクリック
  3. フィルタを選択
  4. 「ページ」タブをクリック

「サーチ コンソール 検索 で の 見え 方」⑨

下段のタブを選択する

「サーチ コンソール 検索 で の 見え 方」⑧-1

  1. 「検索での見え方」タブをクリック
  2. 「検索での見え方」の中から選択
  3. 「ページ」タブをクリック

「サーチ コンソール 検索 で の 見え 方」⑨

「検索での見え方」のクリック数

「サーチ コンソール 検索 で の 見え 方」⑩

「検索での見え方」フィルタで絞り込んだデータのクリック数は、検索結果に表示されたリッチリザルトがクリックされた場合のクリック数とは限りません。

上記画像のように、検索結果画面に通常の青リンクとリッチリザルトが表示されている場合、検索ユーザーがどちらをクリックしたとしても「検索での見え方」のクリック数としてカウントされます。

これは、クリック数がリッチリザルトではなくURLに対して割り当てられているためです。

ただし、検索結果画面にリッチリザルトが表示されていた場合のクリック数であることは保証されています。

まとめ

検索パフォーマンスの「検索での見え方」では、Google検索でページエクスペリエンスが良好と判断されたクエリ・ページと、検索結果画面にリッチリザルトが表示されたクエリ・ページを絞り込むことができるフィルタ機能です。

リッチリザルトが検索結果画面にどのくらい表示されたのか、どのくらいクリックされているのかを確認できるため、リッチリザルトの改善・分析に活用できます。

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