【サーチコンソール】ページのインデックス登録(旧:カバレッジ)レポートとは?エラー対処や修正検証について紹介

Googleサーチコンソールのインデックスのレポートはご覧になっていますか。

サーチコンソールには「登録済み」のページと「未登録」のページがあり、「未登録」の場合、インデックスがされていません。エラーが発生している場合には対処が必要なこともあります。

今回の記事では、サーチコンソールのインデックス登録レポートの見方とエラー対処、修正検証についてご紹介します。

💡メモ

こちらのページではインデックスについての解説をおこなっています。サーチコンソールの設定や他の使い方を知りたい方は、サーチコンソール完全ガイドよりご希望のページへ進んでください。

サーチ コンソールのインデックスカバレッジとは

サーチコンソールのインデックスカバレッジについて、解説します。

エラーが発生してインデックスされない状況が続くと、自サイトがGoogleの検索結果に表示されなくなってしまいます。

エラーの発生原因を分析し、適切に対処しましょう。

インデックスカバレッジとは

インデックスカバレッジとは、Google Search Console(グーグル サーチコンソール)の機能のひとつです。

インデックスカバレッジ画面では、自サイトのインデックス状況がわかります。

具体的なインデックスカバレッジの利用シーンをあげます。

Googleの検索結果に表示されるためには、サイトがインデックスされていることが最低条件です。

しかし、何らかの原因により、自サイトがインデックスされていない場合、どれだけ優れたコンテンツであっても、Googleの検索結果に自サイトが表示されません。

上記のような場合、インデックスカバレッジでインデックス登録状況を調べ、適切に対処する必要があります。

そもそもインデックスとは

Googleは、サイト上のテキスト、画像、動画ファイルなどを解析し、解析された情報を Googleインデックス(Googleの大規模なデータベース)に保存します。これをインデックス登録といいます。

インデックス登録されたサイトは、Googleの検索結果に表示されますが、インデックス登録されていないサイトは検索結果に表示されません。

インデックスカバレッジのステータス2つ

インデックスカバレッジのステータスは2つあります。

「未登録」と「登録済み」です。

インデックスカバレッジのステータスについて

インデックスカバレッジ画面を開くと、棒グラフが表示されます。

サーチコンソール インデックスのステータス

棒グラフの上部にある「未登録」「登録済み」がインデックスカバレッジのステータスです。

「未登録」「登録済み」に書かれている数字は、未登録のページ数・登録済みのページ数を表しています。

  • 「登録済み」:自サイトのページがGoogleにインデックス登録されていることを示す
  • 「未登録」:自サイトのページがGoogleにインデックス登録されていないことを示す

ページのインデックス数

サーチコンソールのページインデックス数は、サイトのページ数と正確に一致しているとは限りません。

サイトのすべてのページがインデックスに登録されるわけではないため、サイトの合計ページ数とズレが生じることがあります。

「登録済み」について

「インデックスに登録済みのページのデータを表示」をクリックすると、緑の棒グラフと「例」が表示されます。

棒グラフはインデックス登録済みページの数の推移を時系列に表しています。

また、インデックス登録されているページのURLと前回のクロール日が「例」として表示されます。

ただし、1,000件を超える分や前回クロール日以降にクロールされたURLは表示されません。

インデックス登録登録済みページ数

「未登録」になっている理由

何かしらのエラーが発生していたり、インデックス除外と見なされたりしているため、「未登録」となっています。

未登録の一例を挙げます。

  • サーバーエラー(5XX):サーバーでエラーが発生している場合、エラー解消対応が必要。
  • ソフト404エラー:原因を追及し、エラー対策を行うことが望ましい。
  • URL が robots.txtによってブロックされています:意図的に設定している場合は問題なし。
  • URL に noindex が指定されています:意図的に設定している場合は問題なし。
  • 代替ページ(適切な canonical タグあり):対応不要。
  • 重複ページ:Googleが判断した「正規ページ」が誤っている場合、対処が必要。
  • クロールエラー:インデックス状況を調べ、状況に応じ、対応が必要。

「未登録」がSEOに及ぼす影響

もし、「未登録」のままで放置しておくとどうなるのでしょうか。

ページが未登録の場合、自サイトがGoogleにインデックス登録されていないため、検索結果に表示されません。つまり、良質なコンテンツを作成しても、ユーザーがサイトを見つけられず訪問してもらえなくなるのです。

インデックスが未登録の場合、適切にエラー対処し、修正しましょう。

動画ページのインデックス登録

サーチコンソールでは、動画ページについてのインデックス登録も確認できます。

動画を含むページが存在するにも関わらず、インデックスエラーが生じている場合、動画のURLが無効であったり、動画のファイル形式が不明であったり、ページに対する動画サイズが大きかったりするなどの要因が考えられます。

原因を調査し、適宜、対応する必要があります。

サーチコンソール 動画ページのインデックス登録

エラー対処・修正方法

エラーが発生している場合、原因を追究し、適切に対処しましょう。

対処については、後日掲載します。

修正完了後、「修正の検証」を行う

修正が完了したら、「修正の検証」を行います。

「修正の検証」のやり方

修正の検証のやり方は以下のとおりです。

  1. サーチコンソールのカバレッジ画面を開き、「ページがインデックスに登録されなかった理由」で修正対応済みの理由をクリックする
  2. 「修正を検証」をクリックする

サーチコンソール 修正の検証

カバレッジが更新されない場合

「修正を検証」をクリックしても、カバレッジが更新されない場合があります。

修正には数日〜2週間ほどかかるため、焦らず待ちましょう。

また、サーチコンソール上でも確認でき、メールでも届きます。

もし、検証に不合格となった場合は、問題の詳細ページで 「詳細を表示」から、不合格の原因となったURLを確認できます。

解消したいエラーの場合、再度、修正対応・検証を行いましょう。

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