2023.03.16 2022.12.14
Webマーケティング

無料ツール!Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)を集客に活かす方法

無料ツール!Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)を集客に活かす方法

今や店舗集客をする上で重要なツールに位置付けられるGoogleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)。

Google検索やGoogleマップ検索から店舗の所在が表示されたり、店舗の情報を載せられたり、お客様からの口コミに返信できたりと様々な機能が無料で使える便利ツールです。

一方で便利な分、どういう目的でどう活用していけば良いかわからないことも多いでしょう。

今回はそんなGoogleビジネスプロフィールを活用してどう集客に繋げていくのかを紹介します。

本記事はこんな人の参考になります!

  • これからGoogleビジネスプロフィールを活用しようと検討されている方
  • Googleビジネスプロフィールを登録しているが、活用できていない方
  • 集客に繋げるためにはどこを見たら良いのかを知りたい方

Googleビジネスプロフィールの集客に役立つ4つのポイント(お店基礎情報、お知らせ機能、口コミ、インサイト)

動画でも紹介があったように、Googleビジネスプロフィールとは、Googleマップに表示されるGoogleが提供しているビジネスのプロフィールを掲載できるサービスです。

ユーザーは、企業やお店のルート検索に使ったり、マップ上でのキーワード検索(調べたいエリアで「居酒屋」や「カフェ」など)を活用し、出てきたお店候補の口コミや写真を見て行くかどうかの判断基準として活用したりしています。

そんなGoogleビジネスプロフィールを集客に活用するために4つのポイントが挙げられます。

①ビジネスプロフィールをしっかり書く

まずは、Googleビジネスプロフィールを集客で活かすために、大前提として基本情報を登録しましょう。

基本情報とは店舗名(企業名)、住所、電話番号、営業時間、公式サイトやそして商品/サービスなどの情報になります。

当たり前の話ですが、何屋さんでどんなことをやっているかや、何時から何時までオープンしているか、どんなサービスをどんな料金でやっているかなどの基礎情報をちゃんと書くことが重要になります。

また情報が古かったりホームページと違う間違った情報が記載されていることがあります。

そういった、企業情報や店舗情報がWeb上で整合性が取れていない状態だとGoogleからの評価にも悪影響を及ぼします。

逆に正しい情報をより詳細に記載しているとGoogleからも良い評価をされやすくなるでしょう。

サービスの表示例

また、店舗であれば商品、サービスの写真を掲載することも有効な情報となります。

②投稿を定期的に行う

Googleビジネスプロフィールは最新情報を投稿することができます。

例えば、お店であれば商品やサービスの写真やキャンペーン、イベントであったり、企業であれば広報的なお知らせなどが該当します。

当社であれば、セミナー開催のお知らせやYouTubeの動画を公開した際に投稿でも告知しています。

Googleビジネスプロフィールから予約へ誘導の例

また上記の例のように、「予約」などのアクションボタンを設置し、予約できるページに誘導し、すぐに予約できるようにすることもできます。

③口コミを獲得する

ユーザーがGoogleビジネスプロフィールでお店などの情報を収集する際に、口コミを参考にすることも多いです。

口コミの例

口コミはユーザーが購買や選択をする上で重要な要素となります。

口コミを獲得していくには、地道にお客様にお声かけするなどをして増やしていきましょう。

④インサイト機能を使ってPDCAを回す

最後のポイントはインサイト機能を使ってPDCAを回していくことになります。

インサイト機能では、電話番号のクリック数やルート検索がどれだけされたかや、どんな写真が見られていて、どんなキーワードで検索がされているかなどがわかります。

それらの数値をチェックして、反応のある投稿を分析し、次回の投稿内容の工夫に活かすなどして、数値アップにつなげていきましょう。

集客できるようになる運用方法

Googleビジネスプロフィールを運用して集客を強めていくにはMEOが鍵になってきます。

※MEOとは、Map Engine Optimizationの略で、Google MAP向けの地図エンジンで最適化を図ることを指します。検索エンジンで「地域名+キーワード」で検索すると、自然検索結果の上段にGoogleマップの枠が表示されます。

ここからは先ほどのポイントも踏まえながら運用方法について紹介します。

最新情報の載せ方(リンクなど)

一つ目は、動画でも紹介していた投稿の運用です。

当社では、実際にセミナーの告知などをし、予約ボタンから実際に予約ができるページにリンクしています。

また、YouTubeを公開した際もYouTubeの動画ページへリンクしています。

例えば、お店であれば、お勧めメニューなどを写真と共に投稿をするのも良いでしょう。

お店の場合は、予約ボタンを設置するよりは、詳細ボタンを設置し、お店の詳細情報が載っているページなどに遷移させる方が反応が高い傾向があります。

Googleビジネスプロフィールだけではユーザーが必要とする情報を店舗として見せたい形で伝えられるとは限らないことと、投稿を見たユーザーはもっと情報収集したいと思うことも多いので、予約に誘導するより、まずは詳細情報を伝える方が反応が良いと考えられます。

また投稿する情報の中に上位表示させたい関連ワードを織り込むとMEO対策としても有効になります。

口コミの集め方と返信をする方法

ユーザーがお店を選ぶ際に有効なコンテンツの一つが口コミになります。

集客上とても重要な口コミは獲得していくべきものですが、特別なやり方などはありません。

お客様に、口コミ投稿のお願いの一言をオペレーションとして付け加えることが一番の近道になります。

また、口コミの返信も集客に影響する大事な要素になります。

ユーザーがお客様と店舗スタッフのやり取りを見て、お店の雰囲気を掴んだり、店舗のスタンスを知れるということと、返信することにより、Googleからの評価に繋がり、店舗情報やマップ画面などの検索順位に影響するという点も重要な理由です。

それ以外にも自社で把握していない魅力・改善点に気付きのきっかけにもなりますし、お客様との関係構築などのコミュニケーションとしても使えます。

例えば、口コミの返信については良い口コミはもちろん、微妙な口コミや悪い口コミに対しても放置せずに返信をしていきましょう。

その状況が発生した原因と店舗の対策や店舗としてのスタンスを伝えることができます。

また口コミの返信の手順については下記を参考にしてください。

参考:Google でクチコミを読んで返信する方法 – Android – Google ビジネス プロフィール ヘルプ

総じて、重要なのは口コミに対してしっかりと向き合いコメントを返すことになります。

インサイトから見るべきポイント

Googleビジネスプロフィールで集客するためにはインサイト機能を活用していきましょう。

集客に繋げるためには、認知拡大やお店の方向にあったブランドイメージを浸透させることが重要です。

それらを踏まえた上で、インサイト機能の中で見るべきポイントを絞って紹介します。

合計検索数

合計検索数の表示例

合計検索数はユーザーがGoogle検索・Googleマップ上での検索を通してGoogleビジネスプロフィールの情報が表示された回数がわかります。

またダイレクトにバイネームでの検索なのか、間接的な検索なのかも確認できます。

検索方法として確認できる指標は以下の通りです。

  • 直接:「株式会社バリューエージェント」など、企業名(店舗名)や住所で直接検索された回数
  • 間接:「新大阪 カフェ」など、商品サービスのカテゴリ名で検索され、自社・自店舗の Googleビジネスプロフィール情報が表示された回数
  • ブランド検索数:「新大阪 スターバックス」など、ブランド名や関連ブランド名で検索され、自社・自店舗のGoogleビジネスプロフィールビジネス情報が表示された回数

こちらを確認して、数値が少ない場合は以下の対策を検討しましょう。

直接検索のユーザーが少ない場合は、Googleビジネスプロフィールだけでなく他のマーケティング施策全体を見直し、PR活動、広告やSNSアカウントの投稿などを通して企業名(店舗名)の認知を広げていきましょう。

また間接検索しているユーザーを増やしていくには、MEOで上位表示を目指すことが重要になります。

Googleビジネスプロフィールの情報をしっかりと記載したり、投稿活動を利用したり、口コミの返信、そして他のWebサイトやSNSアカウントなどで紐づくワードを発信していきましょう。

合計表示回数

合計表示回数の表示例

合計表示回数は、Google検索・Googleマップのサービス上でGoogleビジネスプロフィールの情報が表示された回数になります。

以下の指標を確認することができます。

  • 検索での表示回数:Google検索上でビジネスプロフィール情報が表示された回数
  • マップ経由の表示回数:Googleマップ上でビジネスプロフィールが表示された回数
  • 合計表示回数:Google検索とGoogleマップ経由の合計表示回数

こちらを確認して数値が少ない場合は以下の対策を検討しましょう。

検索数と同様に、Googleビジネスプロフィールの情報を充実させ、MEO対策をしっかり行っていきましょう。

そして投稿機能を使い写真などで自社・自店舗について積極的に発信すると共に、クチコミに対応してユーザーとのコミュニケーションを取っていきましょう。

また、日付別のデータを確認できるので、投稿をした日やセミナーやイベントを開催した日など、施策を行った日に表示回数を伸ばせたかどうかも確認して施策を工夫していきましょう。

ちなみに、「合計検索数」と「合計表示回数(=閲覧数)」は似ていますが意味は違ってきます。

前者はクリックの有無に関わらず、関連キーワードで検索してビジネス情報が表示された回数です。

後者は関連キーワードで検索して表示された回数に加え、関連のないキーワードで検索してたまたま表示された回数や、マップを開いて偶然表示された回数も含みます。

当然、合計表示回数の方が数値は多くなります。

合計反応数

合計反応数の表示例

合計反応数はユーザーがGoogleビジネスプロフィールの情報を見つけたあとにアクションをした回数と、どのような行動をしたかの確認ができます。

「ウェブサイトへのアクセス」「ルートのリクエスト」「通話」の回数を確認することができます。

こちらを確認して数値が少ない場合は以下の対策を検討しましょう。

例えば、ユーザーの求めるビジネス情報を漏れなく記載できているか、投稿や写真で魅力を発信できているかを振り返って改善していきましょう。

また、ユーザーが企業や自店舗について知り、アクションを促すにはクチコミも重要な要素になります。

Googleビジネスプロフィールの質を高めてポジティブなクチコミを増やすとともに、しっかりと返信してコミュニケーションを図っていきましょう。

検索キーワード

検索キーワード表示例

検索キーワードは、ユーザーがGoogleビジネスプロフィールの情報を見つける時に、Google検索・Googleマップでどのようなキーワードで検索したかを確認できるインサイトです。

こちらを確認して、上位のキーワードが想定しているキーワードと合致しているか検証しましょう。

また、予想していなかったキーワードで検索されていた場合、自社のサービスや店舗の顧客の見込みになるキーワードであるかを精査した上で、そのキーワードをGoogleビジネスプロフィールの情報や投稿などに入れ込んで発信していきましょう。

自社にとっての強力なキーワードに関してはコメントやメッセージの返信、投稿、広告文などに含めることで、情報の露出が増え、ユーザーに認知してもらえる可能性が高まります。

まとめ

ここまでお伝えした通り、Googleビジネスプロフィールはうまく活用できれば集客が見込める便利ツールになります。

一方で、無料ツールとは言え、やはり使い方を理解しないと効果は期待できないでしょう。

また、地道な運用が重要となります。

大変だと思いますが、常に情報をキャッチアップしながら欠かさず運用に力を入れてやっていきましょう。

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