2022.12.09 2022.12.09
Webマーケティング

Webマーケティングに必要なスキル6選!マーケティングの一連の流れとスキル習得方法も紹介

Webマーケティングに必要なスキル6選!マーケティングの一連の流れとスキル習得方法も紹介

「Webマーケターに興味があるけど、どのようなスキルが必要かわからない」と悩んでいる方もいるでしょう。

そこでこの記事では、Webマーケティングに必要なスキル6選や習得方法をズバリわかりやすく解説します。

Webマーケティングに必要なスキルが知りたいという方はぜひ参考にしてください。

Webマーケティングのスキルとは?

Webマーケティングとは、Web上に自社商品やサービスを売る仕組みを作ることです。
主に以下のような手法があげられます。

  • Webサイト運営
  • オウンドメディア運営
  • ホームページ運営
  • LP(ランディングページ)制作
  • SNS運用
  • インターネット広告の運用
  • ECモールの運営

上記を広く展開するには、Webマーケティングを優位に進めるためのWebマーケティングスキルが必要です。

例えば、以下のスキルがあげられます。

  • 商売のセンス
  • ロジカルシンキング(論理的思考)
  • Webサイト構築スキル
  • リサーチスキル
  • 分析スキル
  • ライティングスキル
  • デザインスキル
  • プログラミングスキル
  • コミュニケーション能力
  • 商品やサービスの提案スキル
  • オフィスソフトに関するスキル
  • Web広告運用のスキル
  • SEOスキル
  • SNS運用スキル
  • ステップメールスキル
  • PCスキル
  • 戦略を立案するスキル
  • ワードプレスなどのCMS

Webマーケティングスキルはマーケティングにおけるテクニックだと思われる方も多いでしょう。

しかし、Webマーケティングにおいてもっとも重要なのは顧客志向であることです。

例えば「お客様はどんなものが欲しいのか」「今何を考えているのか」といった具合に、顧客側の視点でマーケティングすることが大切です。

顧客思考が抜けてしまうと、自己満足のマーケティングとなる可能性があります。

ニーズを無視したマーケティングを展開すると、悪評が立ってしまう恐れもあるのです。

Webマーケティングの一連の流れ

Webマーケティングの一連の流れは以下のとおりです。

  • 商品やサービスの制作
  • 商品やサービス紹介のプラットフォームを作成
  • プラットフォームへ集客
  • 自社商品・サービスの提案
  • データ分析・改善

商品やサービスを決める

はじめに、販売する商品やサービスを決めましょう。

商品やサービスがなければ、売る仕組みを作ることであるWebマーケティングができないからです。

例えば、本業で営業をしていた場合、「売上をあげる営業術」などを自身の経験などを交えたテキストや動画コンテンツとして販売しましょう。

「自分のコンテンツが作れない」という方は他社の商品を紹介して、その紹介ページから成約が決まれば、販売価格の数%の報酬がもらえるというアフィリエイトもあります。

アフィリエイトはA8.net(エーハチネット)やafb(アフィビー)などのASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)というサイトからできます。

商品やサービス紹介のプラットフォームを作成

商品やサービスを紹介するためのプラットフォームを作成しましょう。

商品やサービスを紹介するプラットフォームがなければ、商売ができないからです。

例えば、自社メディアやランディングページ(LP)、SNSなどのプラットフォームを作成するということです。

プラットフォームを作成するには以下のスキルが必要です。

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • 画像編集(Photoshop、Illustrator)
  • Webデザイン
  • Webライティング
  • セキュリティ
  • WordPress
  • SNS運用
  • ランディングページ作成
  • メディアの構築

自社メディアはHTMLやCSS、JavaScriptのプログラミングスキルで顧客が使いやすく、かつ自身や従業員が使いやすいサイトを構築します。

顧客の興味をひくライティングスキルやデザインスキルで顧客の興味をひく自社メディアやランディングページを作成して完成です。

プラットフォームができたら、顧客の課題を解決する情報などを発信しましょう。

プラットフォームへ集客

集客方法は、大きく分けて以下の3つです。

  • リスティング広告やソーシャル広告などのWeb広告への出稿
  • SEO(検索エンジン最適化)対策
  • 自社SNSで情報発信・拡散する

Web広告や上位表示されるコンテンツが増えると、顧客に有益な情報が手に入るWebサイトとして認知されやすくなるでしょう。

また、自社メディアからお問い合わせや商品紹介ページへつながるLP(ランディングページ)を準備することで、商品やサービスが売れやすくなります。

集客方法は、施策内容や目的によって使い分けるのがおすすめです。

例えば、商品の認知や集客を素早くしたい場合にはWeb広告を出稿するなどです。

長期目線で安定的に集客する場合には、ターゲットによって有益な情報を発信し続けましょう。

それぞれの集客方法にはメリットとデメリットがあるので、施策内容や目的などによって使い分けるのがポイントです。

自社商品・サービスの提案

次に、自社商品やサービスを提案しましょう。

なぜなら、商品やサービス販売のプラットフォームを作成しただけでは誰もサイトを見てくれませんし、商品を購入してくれないからです。

自社商品やサービスや他社商品との比較コンテンツなどを制作することで、顧客がプラットフォームを見てくれます。

見てもらえるプラットフォームを制作するには、以下のスキルが必要です。

  • リサーチ力
  • ライティングスキル
  • セールスライティングスキル
  • Webデザインスキル
  • SEOスキル
  • SNS運用

コンテンツを制作するには、「どんなコンテンツを制作するのか」「顧客にとって有益なコンテンツとは何か」「上位表示が狙えるキーワードは何か」などをリサーチする必要があります。

制作するコンテンツが決まったら、デザインとライティングで顧客に読んでもらえる魅力的なコンテンツを作りましょう。

また、有益な情報や自社の価値観を発信し、顧客を育成することで信頼を得られるでしょう。

ユーザーが自社商品やサービスに魅力を感じた場合には、資料請求や商品の購入などのアクションにつながります。

ユーザーの離脱を防ぎCV(コンバージョン)につなげるためには、目をひくWebデザインや行動を促すサイト設計、セールスライティングなどのスキルが必要です。

データ分析・改善

プラットフォームへの集客・提案するのと同時に、アクセス数や効果測定などデータを分析し、改善しましょう。

データ分析・改善に必要なスキルは以下のとおりです。

  • データ分析スキル
  • データ分析ツールの活用(Google Analytics、GoogleSearchConsoleなど)
  • 分析したデータをもとに改善するスキル

アクセス解析ではGoogle AnalyticsやGoogle Search Console、Analyticsなどのツールを活用し、ページビュー数やユーザーはどこから流入し、どこで離脱したのかなどユーザーの動きを細かく分析します。

効果測定ではWeb広告を出稿した媒体や目標と実際の数値を比較し、どういった点に差異がでたのかを分析しましょう。

さまざまなデータの解析を重ねたうえで、サイト設計の見直しや文章のリライト、デザイン変更などをし、CVアップを目指します。

Webマーケティングに必要なスキル6選

Webマーケティングに必要なスキル6選を紹介します。

  • 商売のセンス
  • ロジカルシンキング(論理的思考)
  • リサーチ・分析力
  • ライティング・デザイン力
  • コミュニケーション能力
  • マーケティング全般の知識を学ぶ姿勢

商売のセンス

テレビCMやWeb広告などには、さまざまなマーケティングの仕掛けがあります。

例えば、普段のGoogleで検索する際、表示されるコンテンツや販売ページ、Webサイトなどは、多くの人の注目が集まります。

なぜ注目が集まるのか、どんな意図があるのか考えてみましょう。

そこで宣伝や集客の方法などを分析し、自社にいかせることがないかを考えて、マーケティング思考を養うのです。

普段の生活からマーケティングがどう施されているかを分析していくことで、商売センスが磨かれます。

ロジカルシンキング(論理的思考)

ロジカルシンキングとは、物事を体系的に整理して筋道を立て、矛盾なく考える思考法のことです。

論理的な思考を用いると矛盾や論理破綻がなく、適切な分析ができます。

数字から分析し仮説を立てて施策を打つ必要があるため、論理的思考はWebマーケターに欠かせない要素です。

ロジカルシンキングは顧客の問題を定義し、どのような解決策を講じるべきか仮説を立てるときに必要です。

例えば、マーケティング講座の集客でTwitterに注力することになったときの場合

  • なぜTwitterなのか?
  • どんな投稿をどのくらいの頻度でするのか?
  • 投稿と広告にはそれぞれどんな役割があって、どうするべきか?

このように、すべてに理由が必要です。

論理思考を鍛えることで、納得感のある答えを導き出すことができます。

データ分析力

売上の向上を目指すためには、データ分析力が必要です。

例えば、

  • Webサイトへのアクセス数
  • 商品やサービスの購入数
  • 顧客ニーズ
  • 広告・メルマガ効果

などのさまざまなデータを集め、分析するということです。

顧客ニーズを分析するために、SNSやアンケートから分析に必要な情報だけを抽出します。

Webマーケティングの目標達成度を分析するためには、アクセス数・売上率を適切に分析しましょう。

分析・解析ツールは以下のとおりです。

  • Google Analytics
  • Google Search Console
  • PageSpeed Insights
  • Adobe Analytics
  • Ptengine

分析・解析ツールを効果的に活用するには、情報を収集する能力と正確な分析力を身につける必要があります。

ツールについて説明します。

Google Analytics

Google Analyticsは大手検索エンジンであるGoogleが運営する無料のアクセス解析ツールです。

ページビュー(PV数)やユーザーの行動を細かく分析・把握できます。

サイト改善に必要なデータ収集に必要不可欠なツールです。

Google Search Console

Google Search Consoleはキーワード検索の解析ができるGoogleが運営しているツールです。

SEOでは必須の無料ツールで、

  • どのようなキーワードで検索したのか
  • どのようなユーザーが自社サイトを訪れているのか
  • ユーザーがクリックする頻度はどのくらいなのか

などを細かく分析します。

また、サイトに問題が発生したときに警告してくれるので、サイトの改善に必要です。

PageSpeed Insights

PageSpeed Insightsはサイト速度をさまざまな視点から分析する無料ツールです。

サイトのURLを入力するだけで自動的に分析・審査します。

サイト速度の審査では、良好であるのか、問題であるのかを表示してくれます。

例えば以下の審査結果に対して、ページ速度を上げるための改善案を提示してくれます。

  • 画像サイズを小さくする
  • JavaScriptを削除する

サイト表示速度は検索順位に影響がでるので、サイト速度を確認するのにおすすめです。

Adobe Analytics

Adobe AnalyticsはAdobeが提供する有料のアクセス解析・広告効果測定ツールです。

ユーザーがどのような行動を得て資料請求や商品購入に至るコンバージョンの動きを分析できます。

コンバージョンへの貢献要因をみつけて、的確な意思決定につながるデータが得られるでしょう。

コンバージョン率に問題を抱えている方におすすめです。

Ptengine

Ptengineはデータ収集やインサイト取得、施策実行、効果の検証までの流れを一括で実施できるツールです。

自動的にデータを取得してくれるので、結果を踏まえてすぐにWebサイトを改善できます。

ライティング・デザイン力

Webマーケターは、ライティングやデザインの基本的な知識やスキルを身につけましょう。

また、自社の商品やサービスをユーザーにしっかり伝えるためのライティングはWebライターが担当するため、Webマーケターは専門的な知識まで身につける必要はないでしょう。

しかし、Webマーケティングをよりよくするためには、マーケターにもライティングやデザインに関する最低限の知識が必要です。

例えば、Webライティングは広告やコンテンツ制作、メルマガ、ランディングページなどの多くに使われます。

WebデザインスキルはWeb広告などの訴求をいかにデザインに落とすかを、デザイナーに指示するときに必要です。

ライティングやデザインの基礎知識があると、WebライターやWebデザイナーに適切な指示ができます。

コミュニケーション能力

Webマーケティングの業務はチームで仕事することが多いので、コミュニケーション能力が大切です。

チームには以下の業種の人たちがいます。

  • Webライター
  • Webデザイナー
  • エンジニア
  • 営業
  • 広告運用担当
  • プランナー
  • SNS運用担当者

チームとのやり取りや調整、クライアントとのやり取りや調整が必要です。

特にクライアントとのコミュニケーションは重要です。

コミュニケーション能力がないと十分に意思を疎通できず、クライアントの要望や意向を的確にくみ取れないかもしれません。

円滑なコミュニケーションが取れれば、チーム内調整やクライアント対応もスムーズになり、プロジェクトも進めやすくなるでしょう。

マーケティング全般の知識を学ぶ姿勢

マーケティングには専門用語など覚えることがたくさんありますので、最低限の基礎知識は学びましょう。

会議で発言したり顧客や上司から指示を受けたりする際、専門用語がわからないと会話や業務についていけなくなるからです。

専門用語を含め以下のような基礎知識も習得しましょう。

  • SEO、広告、メルマガの施策
  • マーケティングを円滑に進めるためのツールの活用

Webマーケティングスキルを習得する方法

Webマーケティングスキルを習得する方法は以下の3つです。

  • Webマーケティング関連の本を読む
  • Webマーケティングのプロのコンサルやセミナーを受ける
  • 実際にWebマーケティングをやってみる

以下の動画も参考にしてください。

Webマーケティング関連の本を読む

Webマーケティングについての書籍を読み、基礎知識を習得する方法です。

書店に行くとSNSに特化したもの、リスティング広告に特化したものなどさまざまなWebマーケティングの書籍が販売されています。

注意点として、書籍の内容を全てそのまま採用するのではなく、基本知識として体系的に学ぶとよいでしょう。

Web業界は移り変わりが激しいため、書籍に掲載されている手法では現在通用しないものもあるからです。

Webマーケティングのプロのコンサルやセミナーを受ける

予算に余裕があり、本気でマーケターになる覚悟が決まっているのであれば、プロのコンサルやセミナーを受けることをおすすめします。

一からWebマーケティングのスキルを習得するのは時間がかかり、成果を出すのは難しいでしょう。

遠回りせず成果につなげるためには、Webマーケティングのプロに相談することです。

成果が出ていないまま無駄な時間と労力を割くより、専門家に相談または依頼した方が結果的にコストが抑えられます。

実際にWebマーケティングをやってみる

まずは副業としてWebマーケティングをやってみましょう。

実際にWebマーケティングをやることで、実際の流れや感覚をつかみやすく勉強にもなるからです。

例えば、

  • ブログやアフィリエイトメディア運用
  • SEO
  • SNS運用
  • Webサイトの構築
  • コンテンツの制作
  • Web広告運用
  • ECモールの運営

などのWebマーケティングがありますので、まずはご自身が興味あるものから実践してみるとよいでしょう。

実践することにより改善点がみつかり、「もっとこうしてみよう」などのアイディアが思い浮かぶかもしれません。

実際にWebマーケティングをして収入を得た経験が実績となり、実績をもとに営業すれば仕事を獲得できるでしょう。

以下の動画も参考にしてください。

まとめ

今回は、Webマーケティングに必要なスキル7選や習得方法について解説しました。

Webマーケティングは、クライアントの商品やサービスをWeb上で売れる仕組みを作ることです。

クライアントの売上に貢献できるWebマーケティングは、どこでも使えるスキルです。

また、自社商品やサービスを売るための仕組みも作れるので、起業したい方はWebマーケティングスキルを身につけておくに越したことはありません。

Webマーケティングに必要なスキルを知りたい方は、本記事を参考にしてWebマーケターを目指してみてください。

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