【保存版】Facebook広告アカウントが停止される原因と具体的な対処法を解説!
自社商品・サービスの認知獲得やコンバージョンを狙い、Facebook広告を出稿している企業の担当者の中で、アカウントが停止されてしまった人も少なくないと思います。
Facebook広告アカウントは、正しく継続して運用しないと停止されるリスクがあります。
アカウントの停止によって想定していた広告の運用ができていない人も多いでしょう。
そこで今回は、Facebook広告アカウントが停止される原因と対処法を解説します。
現在アカウント停止の被害に遭われている担当者や、これから気をつけて運用していきたい人は参考にしてみてください。
目次
Facebook広告アカウントが停止する9つの原因
Facebook広告アカウントが停止された場合、主に以下の9個の原因が考えられます。
それぞれの原因について詳しく解説していきます。
- ポリシーに違反している
- 広告の法律を遵守していない
- 複数のFacebookページを所有している
- 不審なアクティビティが確認されている
- 長期間Facebook広告を出稿していない
- Facebookユーザーからの報告
- 未承認の広告が複数存在する
- 表現の仕方に誤りがある
- Facebook側のトラブル
ポリシーに違反している
Facebookのポリシーに違反していると、Facebook広告アカウントは停止されるリスクが高いです。
ポリシーは複数存在するため、知らないうちに違反しているケースが多く見られます。
具体的には、広告の文章やクリエイティブに問題があり、それを規定しているのがFacebookポリシーです。
例えば、FacebookをFBと略した表記で記載するのはNGとなります。
また、違法な製品やサービスに寄与したり宣伝する広告も禁止されています。
その他、オンラインゲームのFacebook広告は、18歳未満がターゲットとして設定されている場合、広告審査が通りづらいです。
詳しいポリシーはこちらから確認可能です。
広告を出稿する際は、事前にしっかり確認して、停止されることがないように気をつけましょう。
広告の法律を遵守していない
Facebook広告はポリシーだけでなく、法律を遵守する必要もあります。
例えば、よくあるケースとして薬機法に関わる広告が挙げられます。
健康食品や化粧品は、薬機法によって広告の訴求に対して規制がかかっているので注意が必要です。
具体的には、シャンプーの場合「頭皮を綺麗にする」という表現は問題ありませんが、誇大な表現である
「100%完全に汚れを落とす」などの表現はNGです。
該当するジャンルの場合は、薬機法や景表法などを確認するようにしましょう。
複数のFacebookページを所有している
Facebook広告アカウントは、1つのアカウントに対して1つのFacebookページしか所有できません。
そのため、複数のFacebookページを所有してしまうと、Facebook側から適切でないと判断され、アカウント停止の処置を取られます。
ただ、Facebookページを複数作成し、自社商品を複数広告でPRしたいと考えている企業も多いと思います。
その場合は、1つのFacebookに対して1つの広告アカウントを作成するようにしましょう。
不審なアクティビティが確認されている
Facebook広告アカウントは、自社に責任がなかったとしても外部からのアカウントへの不正なアクセス等により、停止される可能性があります。
自社と関係ない第三者からの不審なアクティビティを感知すると、安全措置として停止される仕組みとなっています。
ただ、運用担当者も第三者と間違われるケースがあるため、以下の点に注意しましょう。
- 通常ログインしている環境以外からのログイン
- 1つのアカウントを複数の社員で使用
例えば、海外などからのFacebookアカウントへのログインはなるべく控え、他の社員に業務を依頼するようにしましょう。
長期間Facebook広告を出稿していない
Facebook広告アカウントを長期間運用していない場合は、アカウントが停止されるリスクがあります。
理由として、今後の不正利用を防ぐための対応として、将来的に使われないと考えられるアカウントを停止させているという点があります。
具合的な期間として、60日以上広告を出稿していないと停止処置が行われるため注意しましょう。
60日間経過すると、申請をしても再開は難しいため、新しく広告アカウントを作成するのがおすすめです。
Facebookユーザーからの報告
自社に問題がなくても、外部のFacebookユーザーから広告に対して報告があると、Facebook側がアカウントを停止するケースがあります。
広告の表現が不適切であった場合、ユーザーからネガティブな報告を挙げられる可能性が高いです。
広告を作成する際は、特にクリエイティブのチェックは徹底し、複数の社員で問題がないか確認するのをおすすめします。
未承認の広告が複数存在する
未承認の広告が複数アカウント内に存在すると、アカウント停止処置が行われるリスクがあります。
Facebook広告マネージャーを確認し、配信項目の欄で未承認が多い場合は気をつけましょう。
未承認が多い時は、ポリシーを再度確認し、審査が通るように努めましょう。
未承認には理由があるため、もし多くなってきたと感じた場合は、何が問題か検討し、複数のクリエイティブやテキストのパターンで広告を作成するのがおすすめです。
表現の仕方に誤りがある
表現の仕方が適切でない場合にも、広告アカウントの停止が検討されてしまう可能性が高いです。
気をつけるべきポイントとして、再現性があります。
例えば、育毛剤を広告でPRする場合、「3ヶ月で生え際が気にならなくなった」というベネフィットが商品にあったとします。
ただし、この効果は全ての人に100%訪れるとは限りません。
このように、実績があったとしても、誤解を招いてしまうような表現は避けるようにしましょう。
Facebook側のトラブル
クリエイティブや表現方法など、自社に問題がない場合でも、Facebook側の手違いやトラブルでアカウントが停止されてしまうケースもあります。
この場合は、Facebook側に問い合わせると解決する場合が多いです。
Facebook広告アカウントが停止した時の対処法
Facebook広告アカウントが停止された場合は、以下の対処法を検討しましょう。
- Facebookに審査を要求する
- 専用フォームからFacebookに問い合わせる
- Facebook広告アカウントを新しく作成する
Facebookに審査を要求する
Facebook広告マネージャを開くと、アカウントが停止されている場合「広告アカウントが停止されました」と表示されます。
この通知の右側に「詳細を見る」と表示されているため、これをクリックしましょう。
すると、遷移したページに「審査をリクエスト」というボタンが表示されているため、 ここから審査の要求が可能です。
簡単にFacebook側に問い合わせられるため、停止された場合はまずこの手順を踏んで対処しましょう。
専用フォームからFacebookに問い合わせる
Facebook広告アカウントの停止に対して、運営側は専用のフォームを設けています。
停止された場合は、こちらから問い合わせが可能です。
広告アカウントを選択し、リクエストの理由を選択して「送信」をクリックすれば、簡単に問い合わせができます。
停止された場合、商品やサービスの売上に影響があるため、早めにフォームから問い合わせるようにしましょう。
Facebook広告アカウントを新しく作成する
問い合わせで問題が解決できなかった場合は、広告アカウントを新規で作成するのをおすすめします。
アカウントは一度停止されると、復旧まで時間がかかったり、再開される可能性も低いのが現状です。
そのため、緊急を要する場合は新しく作成し直して広告を出稿するのが良いでしょう。
再度アカウントが停止されないように、旧アカウントで問題だと考えられる点の改善に努めましょう。
まとめ
Facebook広告アカウントは、設定やクリエイティブに問題があると、停止されるケースがあります。
また、停止された要因は複数あるため、改善が困難なのも現状です。
そのため、今回紹介した点を意識して広告とアカウントの運用を行いましょう。