【保存版】Facebook広告アカウントが停止される原因と具体的な対処法を解説!

FaceBook広告アカウント停止

自社商品・サービスの認知獲得やコンバージョンを狙い、Facebook広告を出稿している企業の担当者の中で、アカウントが停止されてしまった人も少なくないと思います。

Facebook広告アカウントは、正しく継続して運用しないと停止されるリスクがあります。

アカウントの停止によって想定していた広告の運用ができていない人も多いでしょう。

そこで今回は、Facebook広告アカウントが停止される原因と対処法を解説します。

特に近年は、Meta社(旧Facebook)のAIによる監視システムが非常に厳格化しており、「利用規約に違反するようなことは何もしていないのに突然停止された」とパニックになってしまう運用担当者が急増しています。

また、広告アカウントだけでなく、紐づいている「個人のFacebookアカウント」自体に問題が波及し、永久凍結(BAN)されるケースも増えています。焦って間違った対応をしてしまうと二度とアカウントが戻らなくなる危険性もあるため、まずは本記事を読んで落ち着いて原因を探ってみてください。

Facebook広告アカウントが停止する12の原因

Facebook広告アカウント停止

Facebook広告アカウントが停止された場合、主に以下の12個の原因が考えられます。

それぞれの原因について詳しく解説していきます。

  • ポリシーに違反している
  • 広告の法律を遵守していない
  • 複数のFacebookページを所有している
  • 不審なアクティビティが確認されている
  • 長期間Facebook広告を利用していない
  • Facebookユーザーからの報告
  • 未承認の広告が複数存在する
  • 表現の仕方に誤りがある
  • Facebook側のトラブル
  • 個人のFacebookアカウントが制限されている
    決済エラーや急激な予算の増加
    ログイン環境やネットワークの異常検知

ポリシーに違反している

Facebookのポリシーに違反していると、Facebook広告アカウントは停止されるリスクが高いです。

ポリシーは複数存在するため、知らないうちに違反しているケースが多く見られます。

具体的には、広告の文章やクリエイティブに問題があり、それを規定しているのがFacebookポリシーです。

例えば、FacebookをFBと略した表記で記載するのはNGとなります。

また、違法な製品やサービスに寄与したり宣伝する広告も禁止されています。

その他、オンラインゲームのFacebook広告は、18歳未満がターゲットとして設定されている場合、広告審査が通りづらいです。

Facebook広告アカウント停止②

詳しいポリシーはこちらから確認可能です。

広告を出稿する際は、事前にしっかり確認して、停止されることがないように気をつけましょう。

広告の画像やテキスト自体はクリーンでも、クリックした遷移先であるランディングページ(LP)の内容が原因でアカウントが停止されるケースが多発しています。

LP内に誇大な表現がある、特商法に基づく表記やプライバシーポリシーのリンクが存在しない、またはリンク切れ(404エラー)になっているなど、ユーザー体験を損なうページへの誘導はポリシー違反と判定されます。

広告の法律を遵守していない

Facebook広告はポリシーだけでなく、法律を遵守する必要もあります。

例えば、よくあるケースとして薬機法に関わる広告が挙げられます。

健康食品や化粧品は、薬機法によって広告の訴求に対して規制がかかっているので注意が必要です。

具体的には、シャンプーの場合「頭皮を綺麗にする」という表現は問題ありませんが、誇大な表現である

「100%完全に汚れを落とす」などの表現はNGです。

特に注意したいのが、「個人的な特質」への言及です。

「薄毛でお悩みのあなたへ」「借金で苦しんでいませんか?」といった、ユーザーの身体的特徴やネガティブな状況を直接指摘するような問いかけは、ユーザーに不快感を与えるとしてMeta社が最も厳しく取り締まっています。主語をユーザーではなく「商品」や「役立つ情報」に変換して伝える工夫が必要です。

該当するジャンルの場合は、薬機法や景表法などを確認するようにしましょう。

複数のFacebookページを所有している

Facebook広告アカウントは、1つのアカウントに対して1つのFacebookページしか所有できません。

そのため、複数のFacebookページを所有してしまうと、Facebook側から適切でないと判断され、アカウント停止の処置を取られます。

ただ、Facebookページを複数作成し、自社商品を複数広告でPRしたいと考えている企業も多いと思います。

その場合は、1つのFacebookに対して1つの広告アカウントを作成するようにしましょう。

不審なアクティビティが確認されている

アカウント停止の最大の要因として急浮上しているのが、悪意のある第三者による「アカウント乗っ取り」です。

担当者のパスワードが流出し、ハッカーが勝手にクレジットカードを使い、海外向けのスパム広告を大量に出稿する手口です。システムはこれを「異常な予算消費と規約違反」として即座に強制停止します。全く見に覚えがないのに停止された場合は、この被害を疑う必要があります。

Facebook広告アカウントは、自社に責任がなかったとしても外部からのアカウントへの不正なアクセス等により、停止される可能性があります。

自社と関係ない第三者からの不審なアクティビティを感知すると、安全措置として停止される仕組みとなっています。

ただ、運用担当者も第三者と間違われるケースがあるため、以下の点に注意しましょう。

  • 通常ログインしている環境以外からのログイン
  • 1つのアカウントを複数の社員で使用

例えば、海外などからのFacebookアカウントへのログインはなるべく控え、他の社員に業務を依頼するようにしましょう。

長期間Facebook広告を利用していない

Facebook広告アカウントを長期間運用していない場合も、不要なデータを整理するセキュリティの観点からアカウントが停止(閉鎖)されるリスクがあります。

現在の仕様では、以下のルールが適用されます。

  1. 15ヶ月ルール: 広告アカウントで「15ヶ月以上」広告出稿や請求処理などのアクティビティが一切ない場合、アカウントが制限・閉鎖されます。
  2. 6ヶ月ルール: ビジネスマネージャに登録されている個々のユーザーが、「6ヶ月間」ツールにログインしない場合、アクセス権限が自動的に削除されます。

もし自動措置が行われても、3ヶ月の猶予期間内であれば再開手続きが可能なケースが多いため、長期間利用していないアカウントも定期的にログインして状況を確認しましょう。

Facebookユーザーからの報告

自社に問題がなくても、外部のFacebookユーザーから広告に対して報告があると、Facebook側がアカウントを停止するケースがあります。

広告の表現が不適切であった場合、ユーザーからネガティブな報告を挙げられる可能性が高いです。

広告を作成する際は、特にクリエイティブのチェックは徹底し、複数の社員で問題がないか確認するのをおすすめします。

未承認の広告が複数存在する

未承認の広告が複数アカウント内に存在すると、アカウント停止処置が行われるリスクがあります。

Facebook広告マネージャーを確認し、配信項目の欄で未承認が多い場合は気をつけましょう。

未承認が多い時は、ポリシーを再度確認し、審査が通るように努めましょう

未承認には理由があるため、もし多くなってきたと感じた場合は、何が問題か検討し、複数のクリエイティブやテキストのパターンで広告を作成するのがおすすめです。

無修正での再審査(システムの回避)は厳禁

広告が未承認になった際、「間違った判定だろう」と自己判断し、クリエイティブやテキストを一切修正せずに何度も再審査ボタンを押す行為は極めて危険です。システムから「セキュリティを突破しようとするスパム攻撃(システムの回避)」と判定され、アカウント全体が永久停止される恐れがあります。必ずポリシーに沿ってどこかを修正してから再提出してください。

表現の仕方に誤りがある

表現の仕方が適切でない場合にも、広告アカウントの停止が検討されてしまう可能性が高いです。

気をつけるべきポイントとして、再現性があります。

例えば、育毛剤を広告でPRする場合、「3ヶ月で生え際が気にならなくなった」というベネフィットが商品にあったとします。

ただし、この効果は全ての人に100%訪れるとは限りません。

このように、実績があったとしても、誤解を招いてしまうような表現は避けるようにしましょう。

Facebook側のトラブル

クリエイティブや表現方法など、自社に問題がない場合でも、Facebook側の手違いやトラブルでアカウントが停止されてしまうケースもあります。

この場合は、Facebook側に問い合わせると解決する場合が多いです。

個人のFacebookアカウントが停止・制限されている

広告を配信するための「広告アカウント」や「ビジネスマネージャ」は、例外なく担当者の「個人のFacebookアカウント」に紐付いています。そのため、基盤となる個人アカウントが何らかの理由で強制停止されると、それに連動してすべてのビジネス機能が即座に使えなくなります。

よくある原因が「実名(本名)登録の違反」です。ビジネス用だからと個人アカウントを「会社名」や「偽名」で登録していると、AIに不正アカウントと判定されます。また、情報収集のために短期間で大量の友達申請を行った場合もスパム判定されやすいため注意が必要です。

決済エラーや急激な予算の増加

システムは、広告費の決済情報も厳しく監視しています。クレジットカードの有効期限切れや残高不足による「決済エラー」が続くと、アカウントの信用度が大きく下がり、停止されることがあります。

また、予算の「急激な増加」も危険です。これまで1日1,000円で運用していたアカウントが、突然1日10万円の予算に引き上げられた場合、システムは「アカウントが乗っ取られ、不正利用されている」と警戒し、安全措置として即座にアカウントをロックします。予算を拡大する際は、数日かけて段階的(例:前日比1.5倍以内)に引き上げていくのが安全な運用テクニックです。

ログイン環境やネットワークの異常検知(AIの誤検知)

「本当に何も悪いことをしていないのに停止された」という場合、アクセスした通信環境(インフラ)が原因であるケースがあります。

共有Wi-Fiの利用: カフェや出張先のホテルの無料Wi-Fiを使ってログインした際、過去に同じWi-Fiを利用した別の誰かがスパム行為を行っていた場合、同じネットワークとみなされ「連座的」に停止されることがあります。

IPアドレスの偽装(VPN): セキュリティのためにVPNを使用していたり、海外サーバーを経由したりすると、所在を隠蔽する不審なボットとみなされる確率が高まります。運用時は可能な限り固定のクリーンなネットワークを使用しましょう。

Facebook広告アカウントが停止した時の対処法

Facebook広告アカウント停止

Facebook広告アカウントが停止された場合は、以下の対処法を検討しましょう。

  • Facebookに審査を要求する
  • 専用フォームからFacebookに問い合わせる
  • Facebook広告アカウントを新しく作成する

Facebookに審査を要求する

Facebook広告マネージャを開くと、アカウントが停止されている場合「広告アカウントが停止されました」と表示されます。

まずは、専用の管理画面である「ビジネスサポートホーム」または「アカウント品質」を開きましょう。ここでは現在のアカウントのステータスや、システムからどのような評価(品質スコア)を受けているかが確認できます。

この通知から「詳細を見る」をクリックすると、遷移したページに「審査をリクエスト」というボタンが表示されているため、 ここから審査の要求が可能です。

Facebook広告アカウント停止④

審査リクエストを成功させるための必須ステップ

  • 修正の先行実施: 異議申し立てのボタンを押す「前」に、必ず原因と思われる箇所(広告文やLPなど)を徹底的に修正し、クリーンな状態にしてください。
  • 誠実な説明: フォームの自由記述欄には感情的なクレームは書かず、「〇〇という表現がポリシーに抵触していたと認識し、△△に修正いたしました」と論理的に改善点を伝えると復旧率が上がります。
  • 本人確認: 審査の過程で、免許証やパスポートなどの写真付き身分証明書や、スマホを使った「顔の動画」の提出を求められることが増えています。Facebookの登録名と身分証の名前が一致している必要があります。

専用フォームからFacebookに問い合わせる

Facebook広告アカウントの停止に対して、運営側は専用のフォームを設けています。

停止された場合は、こちらから問い合わせが可能です。

Facebook広告アカウント停止①

広告アカウントを選択し、リクエストの理由を選択して「送信」をクリックすれば、簡単に問い合わせができます。

停止された場合、商品やサービスの売上に影響があるため、早めにフォームから問い合わせるようにしましょう。

【警告】アカウントを新しく作成し直すのは絶対にNG!

過去には「停止されたら、とりあえず新しい広告アカウントを作り直せばいい」という手法が通用した時代もありましたが、現在は絶対にやってはいけない最も危険な行為です。

アカウントが停止されている状態で、審査結果を待たずに(あるいは審査を回避するために)同じドメインやクレジットカードを使って新しい広告アカウントを作成すると、Metaのシステムから「システムの回避」という極めて重篤な規約違反と判定されます。

Facebook広告アカウント停止③

これを行うと、以下のような「連鎖BAN」という最悪の事態を招きます。

  • あなた個人のFacebookアカウントが永久凍結される。
  • あなたが管理しているビジネスマネージャ全体がブラックリスト入りする。
  • 同じビジネスマネージャ内にある、全く無関係のクライアントの優良な広告アカウントまで一斉に停止される。

緊急を要する場合でも焦って新規作成することは絶対にやめ、必ず正規のルートでの異議申し立てとサポートへのコンタクトに全力を注いでください。

まとめ

Facebook広告アカウント停止

Facebook広告アカウントは、設定やクリエイティブに問題があると、停止されるケースがあります。

また、停止された要因は複数あるため、改善が困難なのも現状です。

そのため、今回紹介した点を意識して広告とアカウントの運用を行いましょう。

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