Facebook動画広告を活用しよう|効果的な広告の作成方法も

Web広告の市場は、静止画が中心だった時代から動画の時代へと大きく変動しています。

Facebook広告で広告効果を伸ばすには今や必須と言われる動画広告。

この記事では「なぜ動画広告を活用するべきなのか」その理由についてや、「動画広告の効果的な活用方法」についてご紹介します。

Facebook動画広告を配信すべき理由

一般的に、静止画広告と比較して動画広告は作成に手間もコストもかかります。

それでも動画広告が拡大しているのには明確な理由があります。

静止画広告から動画広告への移行

動画市場の拡大

2021年、サイバーエージェントが発表した市場調査によると、2021年の動画広告市場は前年対比で142.3%の4,205億円に達する見通しで、2022年には5,497億円、2025年には1兆465億円に達する見込みとされています。

動画広告市場規模推計・予想(広告商品別)グラフ

引用:サイバーエージェント、2021年国内動画広告の市場調査を発表

動画広告が大きく普及した背景には、コロナ禍でユーザーの消費行動がインターネット市場に流れたこと、またあらゆる産業が半ば強制的にデジタル化へと進んだことも大きいと考えられます。

また、急速な市場拡大の背景にあると言われているのが、スマートフォンの通信環境の変化です。

2020年から一部で使用可能になった5Gサービスは「高速、大容量の通信が可能」なことが特徴です。

容量の大きい動画広告を活用する環境が整ってきたことで、今後動画広告の市場はますます拡大することが想定されます。

静止画では伝わりにくい表現が可能

動画広告は、静止画では伝わりにくい「実際に製品やサービスを使用する感覚」を、ユーザーに対してダイレクトに伝えやすいという特徴があります。

例えばゲームの広告の場合、静止画だとゲームの世界観は伝えられても、実際にプレイする際に味わえるスピード感や躍動感、モーションの美しさをそのまま伝えるのは難しいです。

一方で動画広告の場合、広告をみるだけで、ユーザーが「実際にゲームをプレイしている感覚」を味わうことができます。

動画広告サンプル画像

引用:Facebook広告成功事例:LTGAMES GLOBAL

動画広告は製品やサービスによって、魅せ方の工夫は必要ですが、より購入する、利用する感覚をユーザーに伝えやすい広告形式です。

Facebook以外の媒体にも同時に広告配信ができる

Facebookに広告出稿をすることで、Meta社が抱える他のサービス、InstagrarmやFacebook Messangerや、その他複数の配信面に広告を届けられるAudience Networkにも動画広告を出稿することが可能です。

特にストーリーズが発達しているInstagramと動画広告の相性が良いので、一括管理でこれらの配信面全てに広告を届けられるのは広告主にとってメリットです。

引用:Facebook広告ガイド 動画

効果的な動画広告の例

効果的な動画広告を例とともにご紹介します。

商品、サービスを使用することで「何が変化するのか」を伝える広告

Beekeeper’s Naturalsでは、自社製品の箱を両手で開けて製品を1つ1つ取り出す映像を流しながら、その製品の説明や用途を文字で表示する動画広告から、Messengerに遷移させて10%OFFのクーポンを付与する広告を展開し、広告費用対効果の改善、売り上げアップに繋げました。

実際に届いた製品を開ける動画は、買い物を間接的に体験している感覚をユーザーに与え、製品を実際に目にすることで安心感を提供し、購入ハードルを下げる効果があります。

「何が変化するのか」を伝える広告サンプル画像

引用:Facebook広告成功事例:Beekeeper’s Naturals

ターゲットに近いユーザーが商品を利用するところを見せる広告

購買訴求に有効として注目を集めているのが、インフルエンサーを起用して製品やサービスのレビューをする様子を広告として配信する手法です。

20代前半の女性をターゲットにした化粧品などは、ターゲットに近い若い女性のインフルエンサーを起用し、実際に使用する様子を動画で見せることで、「インフルエンサーに近づきたい」「同じものが欲しい」というようなユーザーの欲求を刺激します。

著名な人が使用していることで、商品やサービスに対する信頼感も上がり、購入へ繋がりやすくなります。

参考:Instagram広告 クリエイターの力でさらに増す輝き

SNSの機能を活用する

オンラインヨガスタジオのYoga Internationalでは、Instagramストーリーズでアンケート広告の掲載を行い、3,510人が無料のトライアル会員に登録しました。

Instagramに元々搭載されている「アンケート機能」を活用することで、「広告感」をなくしてオーガニック投稿に近い雰囲気を作り出し、ユーザーがアクションを取れるようにしたことで、エンゲージメントの向上に繋がりました。

アンケート機能活用サンプル画像

引用:Instagramストーリーズ広告例:Yoga International

Facebook広告の動画広告

Facebook動画広告の種類や、広告費発生の仕組みについてご紹介します。

Facebookの動画広告の種類

動画広告の形式は、配信先の媒体によって違いがあります。

Facebookに配信できる動画広告

①インストリーム広告

動画コンテンツの再生前や再生中、または再生後に割り込みで配信される動画広告、これがインストリーム広告です。

長時間視聴される傾向にあり、多くの情報をユーザーに伝えられるフォーマットです。

一方で冒頭を見終わるとスキップも可能なため、ユーザーの興味を引き、スキップされないようなクリエイティブ作りが大切です。

広告が表示されると冒頭部分は必ず再生してもらえるため、とにかく認知度を高めることが目的な場合にとてもおすすめです。

インストリーム広告サンプル画像

参考:Facebookのインストリーム動画について

②フィード広告

Facebookホームページの中央に表示される友人からの近況アップデート、写真、動画などとともに表示される動画広告です。オーガニックの投稿に紛れる形で配信され、投稿によっては「いいね」や「シェア」による拡散も期待できます。

フィードに流れ、動画上に文言の記載も可能なので、動画と文言の説明を組み合わせて訴求したい場合におすすめです。

フィード広告サンプル画像

参考:動画 Facebookフィードについて

③ストーリーズ広告

スマホの画面をフルに活用する形式で、画面いっぱいにアピールすることが可能です。

スタンプや絵文字などのクリエイティブ要素を追加することもでき、工夫のしやすい掲載面と言えるでしょう。オーガニックストーリーズの間に閲覧者に表示されます。

見終わるとすぐに消えてしまうため、ユーザー側で「気になった広告はすぐにクリックしないと情報にアクセスできなくなる」との心理が働きやすく、広告視聴後のアクションに繋がりやすい広告だと言われています。

縦長いっぱいに画面を活用したい場合、カジュアルな投稿がされやすいオーガニックの他の動画のように、作り込みすぎない動画広告で訴求したい場合におすすめです。

ストーリーズ広告サンプル画像

参考:sunweb

Instagramに配信できる動画広告

①リール広告

リール面はストーリーズと違い、オーガニックの投稿でもフォロワー以外の動画も表示されるため、新しいユニークコンテンツを発見したいユーザーにリーチできる可能性を秘めた面です。

流行りのチャレンジに便乗したり、工夫をして新規のユーザーの目に留まるクリエイティブを作成しましょう。

リールはストーリーズと比較しても新しい機能でまだ活用していない企業も多く、他の面と比較しても配信されている広告量が少ないと言われています。

ストーリーズでインプレッションがでない場合でも、リール面に出すと配信が進むことがあるので積極的な活用をおすすめします。

リール広告サンプル画像

参考:Instagram広告 リール

②フィード広告

Instagramアプリを開いたときに表示される写真や動画のリスト部分に、広告を表示させることができます。

こちらもFacebookのフィードと同じく、動画と文言の説明を組み合わせて訴求したい場合におすすめです。

フィード広告サンプル画像

参考:Instagram広告 フィード

③ストーリーズ広告

Facebookのストーリーズに同じく、スマホの画面をフルに活用する形式で、画面いっぱいにアピールすることが可能です。

スタンプや絵文字などのクリエイティブ要素を追加することもでき、工夫のしやすい掲載面と言えるでしょう。

オーガニックストーリーズの間に閲覧者に表示されます。

Instagramのストーリーズでは、バラエティ豊かなスタンプ機能が使えるのが大きな特徴です。

広告上で二択アンケートをとりたい、ユーザーからのコメントや質問を集めたいなど、ユーザーからのなんらかのアクションを期待する場合におすすめな配信面です。

ストーリーズ広告サンプル画像

参考:Instagram広告 ストーリーズ

Facebook広告の課金方式

Facebook動画広告の課金方式は、大きく「クリック課金(CPC)」「インプレッション課金(CPM)」「ThruPay」の3種類があります。

CPC(クリック課金)

「広告がクリックされる度」に課金が発生する仕組みです。

一回のクリックにかかる費用(クリック単価: CPC)は常に変動するため、一回のクリックに対して最高いくらまで支払うか(上限クリック単価)を設定し、配信をコントロールします。

いくら表示されてもクリックされないと課金が発生しないため、広告を出したゴールとして、購入や会員登録などのアクションを期待している場合におすすめの課金方式です。

CPM(インプレッション課金)

「広告が表示される度」に課金が発生する仕組みです。

1000回表示された際にかかる費用、CPM(Cost Per Mile)を設定することで、広告費をコントロールします。なるべく多くの人に広告を見てもらい、認知度をあげることを目標としている場合におすすめの課金方式です。

ThruPay(視聴課金)

動画の再生時間が15秒に達した場合(動画時間が15秒未満の場合は視聴完了)に課金が発生します。

なるべく長く動画を見てもらうことが目的の配信の場合におすすめの課金体系です。

Facebook動画広告制作のポイント

広告として魅力的な動画を作る際に抑えておきたい、動画広告制作のポイントをご紹介します。

効果的な動画を作るために

動画クリエイティブの制作依頼をする際には、「広告として配信する動画」であることを製作者側に伝え、できるだけ詳細まで指示を出すことで、完成度の高い動画に仕上がる可能性が高くなります。

冒頭で注意をひく

広告はすぐにスクロールされる、スキップされることが想定されるため、動画が再生された時に最後まで見たいと思わせるための工夫が必要となります。

Facebook側は「冒頭3秒で注意を惹きつける」ことを推奨しています。

例)「自然の中で撮影する、海外風のウエディングフォトサービス」のプロモーションの場合。

冒頭カメラで新郎新婦の顔のズーム状態で動画をスタートさせ、そこから1秒間で一気にズームアウトすることで「幻想的なイメージの写真を撮影できるロケーションで撮影していること」や「撮影に参加する人が皆笑顔で楽しみながら撮影に参加している様子」をユーザーに見せつつ、撮影現場の暖かい雰囲気や出来上がった写真のイメージも同時に伝える。

例)「環境負荷が少なくなるように制作している洋服」など、プロダクト事態に明確なテーマを持たせている場合。

冒頭で「サステイナブルに、着る」とキャッチコピーを大きく入れる。またキャッチコピーの意図を理解させるために、素材となる端切れを集めている様子や、環境に良い染料を調達している様子など、制作の過程を見せるようにすることで、できがったプロダクトの完成形だけではなく、制作秘話や背景にあるストーリーまで見せる。

音声を入れる(テキストでも補助する)

一般的に、音が入っていた方が伝えられる情報量は増え、広告として高い効果が見込めます。

一方で、移動中や作業中など、音を消した状態でスマホを使用する状況も多いため、音がなくても概要が伝わるように文字で内容を補助するなど、工夫も必要です。

字幕を使用するのも良いですが、字幕が入ることで動画のビジュアルを邪魔してしまいそうな場合は、重要度の高い情報のみ補填する形の方が良いでしょう。

参考:モバイル動画広告のベストプラクティス

Facebook広告の管理画面上で動画を作成できる

素材がない状態で一から動画を作成すると、費用や作成工数が嵩んでしまう場合があります。

スマートフォンなどでシンプルに撮影するだけで高い効果を出すクリエイティブもありますが、動画制作のハードルが高い場合、「静止画から動画を作成する」方法がおすすめです。

画像を使用して動画広告を作成する方法

  1. 広告マネージャで動画広告の作成を開始します。
  2. 広告レベルで[メディア]セクションまでスクロールし、[動画を作成]をクリックします。動画作成ウィンドウが開きます。
  3. 動画で使用する画像を選択します。
  4. 画像をクリックして選択します。
  5. 使用する動画テンプレートの種類を選択するには、ページ上部にあるいずれかのボタンをクリックします。3種類のテンプレートがあります。
  6. 動画のシーンをカスタマイズする
  7. テンプレートの入力を終え、各シーンを確認したら、[動画を作成]をクリックします。
  8. テキスト、リンク、トラッキングを追加します。完了したら、[公開]をクリックして動画広告を掲載します。

参考:画像を使用して動画広告を作成する

まとめ

Facebook広告で動画広告を活用する方法について紹介しました。

静止画クリエイティブと比較して、作成にコストも時間もかかる動画クリエイティブはつい敬遠しがちですが、ユーザーに対する訴求力の強さ、そして今後の動画市場の成長見込みを考慮すると、ぜひチャレンジしておきたい広告フォーマットです。

管理画面上で静止画から簡単に動画を生成する仕組みもできているので、出稿のハードルは高くありません。製品やサービスの特性を生かして、魅力的な動画クリエイティブを作りましょう。

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