リスティング広告|クリック率改善で成果の出る運用方法

・リスティング広告のクリック率がいいのか悪いのか分からない
・リスティング広告の運用を担当しているが運用内容が正しいか分からない
・そもそもリスティング広告のクリック率の正解ってあるの?と疑問を抱いている

この記事ではそんな人に向けてリスティング広告のクリック率の改善方法を紹介します。
リスティング広告を出稿している方や運用している方の参考になれば幸いです。

クリック率(CTR)とは?

クリック率とは、CTR(Click Through Rate)と呼ばれ、広告等のコンテンツがユーザーに表示された回数(インプレッション数=imp数)の内、ユーザーがクリックした回数の割合(%)を表したものです。
計算式にすると、「クリック率」=「クリック数」÷「インプレッション数」×100となります。

Google Ads(管理画面)では、左側のページメニューで「キャンペーン」「広告グループ」をクリックすると見ることができます。

クリック率の平均

では、リスティング広告のクリック率の平均はどのくらいなのでしょうか?
アメリカのマーケティング会社、WordStream社の調査によると、平均3.17%(Google)となっており、
業界別に見ると下記のようになっているようです。

ただ、クリック率というのは上で説明させて頂いた通り、ユーザー(人)に広告を表示した数に対して何回クリックしたのかの割合となります。
人がクリックするので、クリック率もその人の状況にもよれば、サービスの認知度やその時の予算やキャンペーン等の販促の有無など、多岐にわたる要素により変動します。
下記のように世の中に出ている数値は、あくまでも参考数値と捉え、各企業の状況によってその時の適正なクリック率を把握しておく事が大切です。

アドボカシー 4.41%
自動 4.00%
B2B 2.41%
消費者サービス 2.41%
デート&パーソナルズ 6.05%
Eコマース 2.69%
教育 3.78%
雇用サービス 2.42%
金融と保険 2.91%
健康と医療 3.27%
家庭用品 2.44%
産業サービス 2.61%
法的 2.93%
不動産 3.71%
テクノロジー 2.09%
旅行&ホスピタリティ 4.68%

出典元:https://www.wordstream.com/blog/ws/2016/02/29/google-adwords-industry-benchmarks

リスティング広告の考え方

なんのために広告を出しているのかを考える

リスティング広告のクリック率を改善するためには、クリック率が下がる原因を知る必要があり、リスティング広告を出稿している目的を常に意識する必要があります。

リスティング広告は、あくまでも売上を上げる1つの手段にすぎず、リスティング広告を行えば売上が簡単に上がる魔法のようなものでもありません。
商品やサービスの認知度や事業フェーズや競合の出稿状況等、あらゆる要因によってリスティング広告のクリック率は変動します。
また、ただ単にクリック率を上げればいい、という話でもございません。
リスティング広告は売上を上げるための手段なので、クリック率が上がっても、売上が上がっていなければ意味がありません。

本当の意味でクリック率を改善するには、自社の商品・サービスの強みはなんだろうか、それはターゲット顧客が本当に求めているコトなのか?そしてそれは競合より勝っているか?
これらを定期的に考える事をおすすめします。
ターゲットユーザーが求めているコトを適切なタイミングで届ける事ができれば、クリック率は自ずと改善し、そのクリックは売上に繋がりやすくなります。

クリック率が示すことは何かを考える

リスティング広告のクリック率といっても、キーワード毎に数値が異なると思います。
キーワード毎にクリック率を出し、傾向を分析する事もクリック率の改善に繋がります。

そして、クリック率が良いという状態は、単にクリック率が高ければ良いという事ではありません。
よくある事象として、クリック率が10%のキーワードと、クリック率が3%のキーワードが存在し、それぞれimp数(インプレッション数=広告が表示された回数)を見てみると、クリック率10%のimp数は10しかなく、クリック率3%のimp数は100あるといった状態です。
クリック率だけみると10%の方が良いですが、クリック数でみるとクリック率が3%の方が多くなります。
クリックをしてもらえなければ売上も上がりません。
つまり、クリック率だけを見ていては、正しい(売上が上がる)運用はできません。
クリック率を改善する際には、クリック率だけを見るのではなく、imp数も同時に見て、一定数ユーザーに表示されているかも同時に見るようにしましょう。

Google広告、クリック率が多くてもクリック数が少ない例

 

予算の適正を見る

リスティング広告等の運用型広告において、予算の観点は大事です。
リスティング広告は入札式の広告となるため、予算を設定していても、競合との入札に勝たなければ、ターゲットユーザーに広告を出すことはできません。
なので、どれだけ設定したキーワードがターゲットユーザーに表示されているかを、定期的に確認する必要があります。
なぜならば、そもそも露出されないとユーザーはクリックする事ができないからです。
冒頭でもご説明しましたが、クリック率とは、ユーザーに広告が表示された回数の内、クリックされた割合を示すものであり、クリックされなければクリック率は上がりません。

クリックされるためには、ユーザーがクリックしやすい時に、クリックされやすい内容で、クリックされやすい場所に露出する必要があります。
そのためには、シンプルに入札で競合に勝つ必要があります。

キーワードをたくさん作りすぎて、その分予算が分散してしまい、全てのキーワードのimp数が中途半端になってしまう事がよくあります。
確実に表示したいキーワードと、できれば表示したいキーワードを分けて、まずは、確実に表示したいキーワードのimp数を安定させる事に専念する事が大切です。
同じ予算を使う場合でも、予算を使う順番によって、クリック率は変動するので注意しましょう。

リスティング広告におけるクリック率の改善方法とそのメリット

リスティング広告のクリック率を改善する意味・メリットは大きく2つあります。

1つ目は言わずもがな、CV数が増えます。
クリック率が上がれば、より多くのユーザーがページに訪問するため、CV数は多くなります。
2つ目は、品質スコアが上がります。
Googleには品質スコアという評価基準があります。品質スコアを上げると、入札単価が下がったり、より上位に表示されるため、より安価でより期待値の高いクリックを生むことができます。

ターゲットの選定方法

リスティング広告のクリック率を改善する際に、よく言われるのが、ターゲットの選定です。
誰にクリックして欲しいのかを、具体的にイメージする事です。

リスティング広告を出稿している時点で、既にターゲットのイメージはできているかと思います。
ただ、そのイメージは本当に合っているのか?を疑う事も必要です。

そのターゲットユーザーが、広告をクリックする時の状況や心理を考えて、実際のキーワード設定や広告文の作成を行って下さい。

例えば、美容外科のリスティング広告の運用を行っている場合、初めて美容外科を検討している人なのか、2回目なのか、部位は決まっているのか?予算はどの程度を見込んでいるのか?等を考えます。
初回ユーザーをターゲットとしている場合、既存のデータで、初回に相談される部位の情報や、初回ユーザーが支払う費用の平均等をヒアリングし、広告文やキーワードに反映します。
また、美容外科の場合、1回のみでなく、複数回に渡る施術で、自分の理想に近づいていく事が想定されます。
初回の訴求時に、2回目の内容も含んでいた方が、クリック率が上がる事が想定されます。

このように、ターゲットユーザーの状況や心理を把握し、ターゲットユーザーをより具体的に想定する事によって、広告文やキーワードがより洗練され、よりクリック率が上がる可能性があります。

キーワード設定&見直し

リスティング広告は、ユーザーの検索キーワードに紐付いて表示されます。
また、検索された時に表示される場所も大事です。
より安価な入札で、より上位に表示させるためには、先に記述した品質スコアを上げる事も重要な施策の1つです。

出稿しているキーワードの観点から品質スコアを上げるためには、ユーザーが検索しているキーワードと、表示された広告にて設定されたキーワードの一致率が大事です。

例えば、ユーザーが「車 ローン」と検索した時に、設定したキーワードの中で「車 見積もり」がクリックされてCVに繋がったとしても、品質スコアは上昇しません。

なので、ターゲットユーザーが、実際にどのような検索キーワードで検索するのかを知る事は非常に重要です。
先程の例だと、ターゲットユーザーが「車 ローン」と検索する事が分かっていれば、「車 ローン」というキーワードで設定していたはずです。
このように、ユーザーが検索するキーワードに沿ってキーワードを設定する事ができれば、品質スコアは上昇し、結果的にクリック率を上げる事ができます。

ターゲットユーザーが、どのようなキーワードで検索するかを知りたい場合は、ターゲットユーザーと会話する、難しければ実際に顧客と接している人から話しを聞く、もしくは、Googleのキーワードプランナーを使用すると参考になると思います。

広告表示オプションを設定する

リスティング広告の機能に、広告表示オプションと呼ばれるものがあります。
これは、ターゲットユーザーが広告を見た時に、より自分が知りたい情報なのかを判断するのに活用できます。

具体的には・・・

サイトリンク表示オプション

こちらは、リスティング広告として表示させている内容以外のものを、リスティング広告文の下部に追加で表示させる事が出来る機能です。
例えば、「Webコンサル」を検索をしたユーザーにリスティング広告を出した際、リスティング広告として、設定したリンク以外に、「会社概要」や「問い合わせ」「採用情報」等のリンクやテキストを設定する事ができます。
こちらの設定を行う事によって、ターゲットユーザーが求めている情報と一致する確率が上がり、クリック率が上がる可能性があります。

ールアウト表示オプション

こちらは、広告文下部に、自社の商品・サービスの特徴やセールス内容をテキストで掲載出来る機能です。
先程の「Webコンサル」でいえば、取引実績数や、特定の業界へのセールステキスト、期間限定のキャンペーンの訴求等を行う事に向いています。

価格表示オプション

こちらは、広告の下部に、商品・サービスの情報を価格と一緒に表示させる事が出来る機能です。
価格は、消費者の意思決定において重要な要素の1つです。
それをクリックさせる前に知らせる事ができれば、明確な情報を欲しているユーザーからのクリックが見込め、その後の売上にも繋がりやすくなります。

住所表示オプション

こちらは、採用を目的とした広告掲載や、実店舗を持っている方に役立つ機能です。
リスティング広告下部に、会社や店舗の住所や電話番号等の情報を掲載できます。
例えば、クリーニングを探しているユーザーに広告を出したい場合、自宅から近い事が重要な要素となりますので、住所表示オプションを利用したりします。

上記のように、ターゲットユーザーが関心を持っている内容を自由に掲載出来る機能なので、クリック率を上げるため活用する事をおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
リスティング広告を運用しており、現状のクリック率が妥当かどうかが分からない。
社内から成果はどうだと問われ、自信を持った回答ができないといった方も少なくないと思います。
今回の内容を参考に、少しでもクリック率の改善のお役に立てましたら幸いです。

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