【2026年最新版】Instagram広告のサイズ完全ガイド|初心者向けに全配置を徹底解説

「Instagram広告を始めたいけれど、フィード、ストーリーズ、リールと種類が多すぎて、どのサイズで作ればいいのか分からない…」 「せっかく作った動画広告が、配信されたら上下が見切れてしまっていた…」

これからInstagram広告を始めようとしている方にとって、クリエイティブの「サイズ」は最初の壁となりがちです。

広告サイズを間違えてしまうと、見た目が悪いだけでなく、クリック率(CTR)の低下や広告費の高騰、最悪の場合はブランドイメージの毀損にもつながりかねません。しかし逆に言えば、「正しいサイズ」を選ぶだけで、広告パフォーマンスは劇的に改善します。

この記事では、2026年最新のInstagram広告の全配置(プレースメント)に対応したサイズと仕様を、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。この記事をブックマークしておけば、今後Instagram広告のサイズ選びで迷うことは一切なくなります。

まずは基本から!Instagram広告の「3つの主要アスペクト比」

具体的なピクセル数に入る前に、Instagram広告を攻略する上で最も重要な「アスペクト比(縦横比)」の基本概念を押さえましょう。主に以下の3つを覚えておけば問題ありません。

  • 1:1(正方形)
  • Instagram初期からの伝統的なサイズです。主にフィード投稿やカルーセル広告で利用されますが、現在は次に紹介する4:5に主役の座を譲りつつあります。
  • 4:5(縦長)
  • 現在のフィード広告における「黄金比」です。 正方形(1:1)に比べて縦に長いため、スマートフォンの画面をより広く占有でき、スクロールするユーザーの指を止めやすいという大きなメリットがあります。
  • 9:16(フルスクリーン)
  • ストーリーズとリールの必須サイズです。 スマートフォンの画面全体を使い、最も没入感が高いフォーマットで、ユーザーに強烈なインパクトを残せます。
主要アスペクト比の比較

なぜ横長(1.91:1)は非推奨なのか?

InstagramではYouTubeのような横長の広告も入稿できますが、スマホを縦に持って閲覧するInstagramでは、横長広告は非常に小さく表示されてしまいます。上下に大きな余白ができてしまい、広告内の文字も読みにくくなるため、特別な理由がない限りは「正方形」以上の縦長サイズを使用することを強く推奨します。

【保存版】Instagram広告 全配置サイズ・仕様一覧表

「すぐに数値が知りたい」という方のために、主要な広告配置ごとの仕様を一覧表にまとめました。デザイナーへの依頼時などにご活用ください。

配置場所推奨アスペクト比推奨解像度 (px)ファイル形式最大容量動画の長さ備考
フィード (画像/動画)4:5 (推奨)、1:11080 x 1350、1080 x 1080JPG、 PNG、MP4、 MOV30MB (画像)、4GB (動画)1秒〜60分4:5が画面占有率で最も有利。
ストーリーズ9:161080 x 1920JPG、 PNG、MP4、 MOV30MB (画像)、4GB (動画)1秒〜60秒、(15秒推奨)上下UIを避けるセーフゾーン必須。
リール9:161080 x 1920MP4、 MOV4GB最大15分、(15〜30秒推奨)ストーリーズより厳格なセーフゾーンが必要。
発見タブ4:5 または 1:11080 x 1350、1080 x 1080JPG、 PNG、MP4、 MOV30MB (画像)、4GB (動画)1秒〜60分基本的にフィード広告の仕様に準拠。
カルーセル1:1 または 4:5、(全カード統一)1080 x 1080、1080 x 1350JPG、 PNG、MP4、 MOV30MB (画像)、4GB (動画)1カード最大60秒全カードのアスペクト比統一が必須ルール。
コレクション1:1 または 4:5、(メインビジュアル)1080 x 1080、1080 x 1350JPG、 PNG、MP4、 MOV30MB (画像)、4GB (動画)ECサイト向けフォーマット。

【配置別】フィード広告の最適サイズと作成のコツ

Instagram広告の基本である「フィード広告」について、押さえるべきポイントを解説します。

フィード広告における画面占有率の比較

推奨サイズは「4:5 (1080 x 1350px)」

フィード広告では正方形(1:1)も可能ですが、4:5(縦長)が圧倒的に有利です。理由は、スマホ画面における物理的な表示面積が広く、ユーザーの視界をより多く占有できるためです。広告想起率やクリック率の向上に直結するため、迷ったら4:5で作成しましょう。

カルーセル広告の場合は「1:1」が無難

複数の画像や動画を横にスライドして見せる「カルーセル広告」には、「すべてのカードのアスペクト比を統一しなければならない」という重要なルールがあります。1枚でもサイズが違うものが混ざっていると、意図せずトリミングされてしまう可能性があります。そのため、素材準備の汎用性や運用上の安全性を考慮すると、カルーセル広告では「1:1 (1080 x 1080px)」で統一するのが無難な選択です。

カルーセル広告のサイズ統一

また、フィードでは動画広告も非常に有効です。ユーザーの滞在時間が長いコンテンツはアルゴリズムに評価されやすいため、静止画よりもユーザーの目を長く引きつけられる動画は、フィード広告の成果を高める上で強力な武器となります。

【配置別】ストーリーズ広告で失敗しないためのサイズと「セーフゾーン」

全画面表示が特徴の「ストーリーズ広告」では、UIとの重なりを避ける「セーフゾーン(安全領域)」の理解が不可欠です。

基本サイズは「9:16 (1080 x 1920px)」

スマホの画面全体を使うこのサイズで作成することで、ユーザーに没入感の高い広告体験を提供できます。

最重要ルール:「セーフゾーン」の遵守

ストーリーズ広告では、クリエイティブの上にInstagramのUI(ユーザーインターフェース)要素が重なって表示されます。重要な情報が隠れてしまわないよう、以下のエリアにはテキストやロゴなどを絶対に配置しないでください。

  • 上部エリア(約250px / 14%): 画面上部には、アカウントのアイコンや名前、プログレスバーが表示されます。ここにロゴやキャッチコピーを置くと、アイコンと重なって見えなくなります。
  • 下部エリア(約340px / 20%): 画面下部には、「詳しくはこちら」などのCTAボタンやメッセージ入力欄が表示されます。ここに重要な情報を配置しても、ボタンに隠れてユーザーには読めません。
ストーリーズ広告の「セーフゾーン」

結論として、ストーリーズ広告におけるクリエイティブの「安全地帯」は、画面中央の 1080 x 1420 ピクセル の範囲内となります。クリティカルな情報がUIに隠れるのを防ぐため、すべての重要要素(テキスト、ロゴ、商品など)はこのエリア内に配置することが必須です。

また、静止画をストーリーズ広告で使う場合、デフォルトの表示時間は「5秒」です。ユーザーが読み終わる前に次の投稿に移ってしまうため、瞬時に内容が理解できるシンプルなデザインを心がけてください。

【配置別】リール広告特有のUIを避けるサイズ設計

現在、最も注目されている「リール広告」。ストーリーズと同じ9:16ですが、UIの配置が異なるため、さらに厳格なセーフゾーン管理が求められます。

リール画面では、右下に「いいね」などのアイコン群、左下にアカウント名やキャプション、音源情報などが表示され、ストーリーズよりも画面上の情報量が多くなっています。

リール広告のセーフゾーン

これらの複雑なUIを避けるため、以下のエリアは「危険地帯」と考えてください。ピクセル単位での厳守が求められます。

  • 下部: 下から 320〜420ピクセル は、キャプションや楽曲情報で完全に埋まるため、テキスト配置は厳禁です。
  • 右側: 右端から 120〜170ピクセル は、アクションボタン(いいね、コメント等)と重なるため、情報を配置しないようにしましょう。
リール広告の「セーフゾーン」

結論として、リール広告でテキストや重要要素を配置できる真の安全地帯は、画面中央の 1010 x 1440 ピクセル 程度、さらに保守的に見るなら 840 x 1280 ピクセル のボックス内に収めるのが最も安全な策となります。

また、リールは「音あり」での視聴が文化として根付いているため、BGMやナレーションは広告効果を左右する重要な要素です。必ず音を使ったクリエイティブを制作しましょう。

その他の広告配置:発見タブとカルーセル広告のルール

フィード・ストーリーズ・リール以外の主要な広告フォーマットについても簡潔に解説します。

発見タブ

ユーザーが新しいコンテンツを探している「発見タブ」に表示される広告です。広告の仕様は基本的にフィード広告(4:5または1:1)に準拠します。新規顧客の興味を惹くような、視覚的にインパクトのあるクリエイティブが効果的です。

カルーセル広告

最も重要なルールは、「全カードのアスペクト比を統一すること」です。これを再度強調します。1枚目と2枚目で比率が違うと、システムによって自動的にトリミングされ、クリエイティブの意図が伝わらなくなるリスクがあります。

コレクション広告

ECサイト向けのフォーマットで、メインとなるカバー画像/動画の下に、カタログから連携された商品が並んで表示されます。メインビジュアルは1:1または4:5、カタログから自動で表示される商品は通常1:1で構成されます。

エラーを防ぐ!動画広告の技術的な入稿要件

画質の劣化やアップロードエラーを防ぐため、動画ファイルは以下の技術仕様で書き出すことを推奨します。制作会社に依頼する際にもこのリストを共有するとスムーズです。

  • ファイル形式: MP4 または MOV
  • 動画圧縮形式: H.264
  • 音声圧縮形式: AAC(128kbps以上推奨)
  • フレームレート: 30fps(固定フレームレート推奨)
  • ファイルサイズ: 最大4GB
  • 解像度: 1080px幅以上を推奨

また、動画が再生される前の「サムネイル(表紙)」は広告の第一印象を決めます。広告マネージャでの入稿時に、動画内のベストな瞬間を切り出すか、別途作成した画像をアップロードして、必ず魅力的なサムネイルを設定しましょう。

成果を上げるクリエイティブデザインの鉄則

正しいサイズで作成した上で、さらに広告効果を高めるためのデザインのコツを5つ紹介します。

  1. テキストは「全体の20%以下」を目指す かつて存在した厳格な「20%ルール」は撤廃されましたが、アルゴリズム上の推奨事項としては依然として有効です。テキスト量が20%を超える画像を配信すること自体は可能ですが、「配信リーチが減少する」または「入札コスト(CPC/CPM)が上昇する」という実質的なペナルティが発生する可能性があります。画像内の文字は強力なキャッチコピーだけに絞りましょう。
  2. 「最初の3秒」に結論を 動画広告の勝負は冒頭の3秒で決まります。「起承転結」ではなく、「結(結論やメリット)」を最初に提示して、ユーザーの興味を一瞬で引きつけましょう。
  3. スマホ実機で視認性を確認する PCの大きなモニターと小さなスマホ画面では、見え方が全く異なります。デザインが完成したら必ず実機に転送し、「文字は小さすぎないか」「指で隠れないか」を確認する一手間が重要です。
  4. 広告感を消す「UGC風」デザイン 特にリールやストーリーズでは、プロが作った綺麗な広告よりも、一般ユーザーがスマホで撮影したような自然なクリエイティブ(UGC風)の方が、タイムラインに馴染み、ユーザーの警戒心を解きやすくなります。
  5. コントラストを意識する ユーザーは屋外の明るい場所や、画面を暗めに設定している環境で見ているかもしれません。背景と文字の色のコントラストをはっきりさせ、どんな状況でも視認できるデザインを心がけましょう。

まとめ:最適なサイズ選びがInstagram広告成功の第一歩

この記事では、Instagram広告のサイズについて網羅的に解説しました。情報量が多くて混乱してしまった方は、まず以下の2つのポイントだけを確実に覚えてください。

  • フィード広告には「4:5 (1080 x 1350px)」を用意する。
  • ストーリーズとリール広告には「9:16 (1080 x 1920px)」を用意する。

この2つの基本さえ守れば、Instagramの主要な配信面をカバーし、ユーザーにストレスを与えることなく広告を届けることができます。「サイズ」という土台をしっかりと固めることが、広告成功への第一歩です。この記事を参考に、自信を持って初めてのInstagram広告に挑戦してみてください。

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