リスティング広告運用は代行してもらう?自分でやる?リスティング広告運用の決め手
最近立て続けに新規のお客さんから質問を受けました。
「リスティング広告って、運用代行会社に任せても成果上がらんから、自分たちでやった方がいいよね?」
今年に入ってからすでに2〜3社から言われたと思います。
さて、リスティング広告の運用は、自分でやるのとリスティング広告運用代行会社や広告代理店に任すのはどちらが良いのでしょうか?
下記の4つの観点から考えてみましょう。
- リスティング広告運用専任者がいる場合
- 社長がリスティング広告運用をやる場合
- googleアドワーズ担当者やYahoo!プロモーション広告の担当者に聞きながらやる場合
- アドワーズやYahoo!リスティングを取りあえずやるだけで放ったらかしになる場合
目次
1、リスティング広告運用専任者がいる場合
インハウスでリスティング広告を運用する場合です。
専任者をおくとなると数百万単位の予算をかけていることになると思いますが、出来る事なら責任をもってかつ専任で出来る人が良いと思います。危険なものは、兼任です。
他の業務に追われ、リスティング広告のPDCAが回せない場合は、リスティング広告の運用代行会社に頼んだ方が良いと思います。
専任者がしっかりと勉強して(有料、無料セミナーや勉強会があります)コンバージョンに責任を持って行うのが一番です。
メリットは、しっかりとPDCAが回せる。業界知識が深堀できる。責任を持って取り組める。
デメリットは、能力に差が出ると言う事です。(少人数の場合判断しにくい)
地頭の良いPDCAを回しながら仕事ができる優秀な人間を担当にしましょう。
2、社長がリスティング広告運用をやる場合
これは、中小企業の場合多いですが、時間が取れて、細かい分析などが好きな社長ならめちゃくちゃお勧めです。
逆にほったらかしになるような場合は、4になるので、リスティング広告運用代行会社に頼みましょう。
優秀な社長はかなり、良い成果を出せると思います。
ただ、勉強はしっかりと行って頂きたいと思います。感覚で成功されている方は、少しの勉強で成果がグッと上がる場合があります。
リスティング広告は、運用型の広告です。全てが数字で表れるので非常にPDCAは回しやすいのです。PDCAを回すような運用を行って下さい。
メリットは、社長は事業の事も分かっているし、数字にも責任を持っていますし、中小企業の場合は会社一番優秀なはずなので上手くいく可能性は高いです。
デメリットは、忙しくて放ったらかしになる場合があると言う事です。運用をしていないになってもだれも突っ込む人がいないと言う事です。
3、googleアドワーズ担当者やYahoo!プロモーション広告の担当者に聞きながらやる場合
10万円以下の少額の予算なら十分だと思います。
リスティング広告の運用代行費は、広告費の20%が目安です。10万円なら安い所で2万円で、高い所は、最低の月間手数料が10万円〜です。
2万円だとやれる事も限られてくると思います。
その為、エリア限定やニッチ商品などで10万円以下でやる場合はこの方法で良いと思いますが、この方法も社内のスタッフに力量により大きく変化します。googleやYahoo!のスタッフは、あくまで基本的な使い方や考え方を知っているだけです。マーケティングや運用をしている人ではありません。クリックを増やす方法は知っていていても、売上を上げる方法をアドバイスしてくれる訳ではないので、どうしたら売れるのか?問い合わせが獲得出来るのかは、しっかりと自分で考えましょう。
メリットは、運用費分を広告費に転換出来る事。
デメリットは、結局自分で勉強をしっかりとしないと成果が出にくいことです。
4、アドワーズやYahoo!リスティングを取りあえずやるだけで放ったらかしになる場合
リスティング広告は運用型の広告なので、運用しないと意味がないのですが、うまくいく場合もあります。
競合がいなくて稀に上手くいく場合もありますので、競合がいるかいないかを確認していない場合は、放ったらかしでも良いのでやってみて下さい。リスティング広告の魅力が分かるかもしれません。
もう1つは、サービスや商品が他社との差別かが出来ていて、ランディングページ(ホームページ)がその魅力をしっかりと伝れるものになっている場合です。
しかし、上記の2つの場合は成果でますが、プロに任せるともっと上手くいく場合がほとんどです。
メリットは運用コストがかからない。
デメリットは、機会損失が大きすぎる。
ということでしょう。
リスティング広告運用代行を依頼する際のポイント
リスティング広告運用代行会社も千差万別ですが、
- 1人がどのくらいの企業数を担当しているのか
- 月にどのくらいアカウントを見て改善するのか
- 改善の履歴などの報告があるのか
- しっかりとPDCAを回せるのか を聞きましょう。
毎月報告しますと言って、単に結果(データ)の報告だけで、改善の報告や運用手法の報告がないとこもあるようです。
また、ネット広告専業でない、広告代理店に頼む際は、本当に分かった人間が運用しているのかは、確かめた方が良いと思います。
昔ながらの広告代理店は広告枠を売ってなんぼの商売なので、載せているだけの広告代理店も多いと聞きます。
また、もう1つのポイントとしては、ページ側を改善するメニューを持っているかと言うことは、とても大切だと私は思います。
リスティング広告運用だけでなく、LPO(ランディングページの最適化)A/BテストやEFO(エントリーフォームの最適化)などを行うのもリスティング広告で成果を出す為にはとても必要な事だからです。
リスティング広告運用代行は、こちらのページをご覧ください。→リスティング広告運用代行