病院やクリニックなどの医療のホームページ制作における成功の7つのポイント
病院やクリニックなどの医療関係のWebサイト(ホームページ)を作成する際に患者さんの来院を増やすためのポイントを私の経験則から幾つか紹介致します。
私が見る限り、集客が上手く行っていない病院のホームページは、患者さんのことを考えて作っておらず、制作会社がマーケティング視点を持っていないと感じます。
目次
病院のホームページで大切な7つのポイント
- 病院ホームページ制作の目的を考える
- ユーザー(患者さん)が知りたいことを整理する
- 患者さんが知りたいことの優先順位をつける
- 医院の強みは明確にする
- 導線を考えて制作する(Webデザインを見やすく、分かりやすく)
- スマートフォン対応を行う
- 病院・クリニックの強みを武器にSEO対策を行う
病院ホームページ制作の目的を考える
一番最初に考えることは、ホームページを作る目的です。
新規の来院を増やすのか、再来院の方に情報発信を行うのか?地域の患者さんに来てもらうのか?遠方からも来てほしいのか?などなど医療に関するホームページだからこそ、目的を明確にする必要があります。
目的により、サイトの構造や見せ方、コンテンツ、説明文(ライティング)、デザイン、SEO対策が変わります。
しっかりと目的を考え、優先順位をつけてホームページを制作しましょう。
成果を出すホームページには設計が大切です。
ユーザー(患者さん)が知りたいことを整理する
こちらも設計する際に必要な情報です。
あなたの病院に来る患者さんは何を知りたいのでしょうか?何を専門とする病院やクリニックかによって患者さんが求めることも違います。もちろん、1つ目で考えた目的の患者さんにより知りたいことは違うでしょう。
住所?電話番号?対応できる診療科目?どんな手術をおこなっているのか?どんな病気の対応が得意としているのか?病気の名前や症状?費用?どんな診療ポリシーを持っているのか?点滴は行っているのか?
あなたの医院にくる患者さんがなにを知りたいのか調査、考えましょう。
患者さんが知りたいことの優先順位をつける
知りたいことを調べて、考えていくとたくさんの知りたいことが明確になってくると思います。
ただ、最近のホームページの閲覧はスマートフォンが多くを占めています。スマートフォンはパソコンと違い見せれる情報をしっかり優先順位をつけないと非常に分かりにくくなります。
そのため、しっかりと優先順位をつけて、スマホファースト(スマートフォンを優先した)デザインでWebサイトを作成してください。
医院の強みは明確にする
これはとても大切です。お医者さんから見れば当たり前、◯◯科と書いていれば分かるだろうと思われるかもしれません。
しかし、患者側は、わからないのです。
そのため、TOPページのファーストビューは何に強いかわかるようなサイト構成にしましょう。強みを明確に、何をできるのか明確に、そしてそのことを詳細に書くことによって書いている強みが本当だと信じてもらうことができます。
導線を考えて制作する(Webデザインを見やすく、分かりやすく)
スマートフォンを優先したデザインでホームページを作成する際に導線もしっかりと考えましょう。
作る側は、どこかに書いていれば見てくれると思いコンテンツページを作りますが、実際のホームページの閲覧ページビューは平均2〜5ページ程度です。そのため、見たいホームページを見てもらうためには見せる順番、導線をしっかりと考える必要があります。
これは、病院やクリニックのサイト制作に限ったことではありませんが、直接営利を目的としていない医療関係のホームページは特に考えて欲しいものが導線です。
スマートフォン対応を行う
既に出ていますが、スマートフォン対応は非常に重要なものになります。
上記でも述べてますが、単にスマホ対策しましたではなく、スマートフォンで見やすい、見たいページにたどり着きやすい、構成、デザイン、コーディングが必要です。
パソコンのページでは電話番号が解りやすいが、スマートフォンのページでは電話番号が分かりにくいサイトもあります。
完成のチャックの際もパソコンでチェックするのではなく、スマートフォンでチェックしましょう。
病院・クリニックの強みを武器にSEO対策を行う
あなたの医院の強い診療科目、手術、治療方法などを中心にコンテンツを制作し、SEO対策を行いましょう。地域で発見されるだけでなく、強い診療科目があると遠方からでも患者さんはこられます。
腰痛に強いなら腰痛に関する情報を、産婦人科の◯◯に強いならその情報を中心にSEO対策を行いましょう。
リスティング広告なども集客するには良い方法の1つです。
病院やクリニックなどの医療のホームページ制作まとめ
基本的には、病院のホームページも通常の企業サイトも集客(患者さんを増やす)するためには、考える事は同じです。
きれいなサイトにリニューアルするよりも、あなたの得意な分野の医療を求める患者さんや地域の患者さんを満足させるホームページを制作しましょう。