マーケティング勉強法8選!現役WEBコンサルタント直伝【入門から実践まで】
マーケティングの勉強がしたいけれど、「範囲が広すぎて何からやればいいか分からない」、「いろいろな方法があって何が正しいのか分からない」と考えている方に向けて、マーケティングの勉強法を8個紹介します。
いずれも現役WEBコンサルタントである弊社バリューエージェントの代表が、未経験の段階から実践してきた勉強法ばかりですので、初心者から実践的な力を身に着けていきたいと考える方は必見の内容です!
目次
マーケティングで勉強すべき項目や範囲は?
マーケティングとは、「商品を効率よく売るための仕組み」のこと。商品を認知させる段階から直接営業する段階までたくさんの過程があり、そのぶんだけ手法や考え方が存在します。そのため、1から10までマーケティングを勉強しようとすると範囲は非常に広大。すべての範囲を完璧に理解しているマーケターも少ないのではないでしょうか。
たとえば、TVCMや交通広告などで大衆を動かす「マスマーケティング」、企業のブランド価値を高める「ブランディング」などの手法があります。なかでも、自分のビジネスを持っている方が、初めてマーケティングを勉強するのであれば、低コストかつすぐに実践できる「WEBマーケティング」がおすすめです。WEBマーケティングに関連して役立つ「セールスライティング」や「データ分析」なども合わせて学んでおくとよいでしょう。
初心者がまず取り組むべきマーケティング勉強法4選
未経験からマーケティングを勉強していくなら、まず知識や情報のインプットが必要です。基礎学習のやり方も人それぞれですが、ここでは現役WEBコンサルタントが実践して効果のあった勉強法を4つ紹介していきます。
ジャンルごとに本を3冊以上読む
初心者がマーケティングを体系的に学んでいくために、書籍での勉強は非常に有効です。ジャンルごとに初級の本を1冊、中級の本を1冊、上級の本を1冊、合計で最低3冊は読んでみましょう。また、深く学びたい分野については最低5冊読むのがおすすめです。
たとえば、「マンガで分かる○○」といった取っつきやすい本で基礎知識の土台を固めて、中級の本、上級の本で不足している知識を補っていくようなイメージです。上級の本を読んで分からないことがあれば、さらに詳しい本やネットで調べていきましょう。
いきなりネットで調べて、WEB記事の断片だけを鵜呑みにするのはおすすめしません。書籍ならではのメリットは、1つのテーマについて順を追って1から10まで説明してもらえること。ある程度信頼度のおける情報で、効率よくマーケティングの全体像を学んでいくにはぴったりのツールです。
ちなみに、バリューエージェント代表がWEBマーケティングを勉強し始めた際には、以下ジャンルの本を5冊ずつ読んでいました。ご参考ください。
- リスティング広告
- SNSマーケティング
- SEO対策
- ホームページ制作
- ホームページ集客
マーケティングの情報商材を購入する
「マーケティングの情報商材」と聞いて怪しさを感じる方もいるかもしれません。実際に、中身が薄く詐欺まがいのものもよくあります。一方で、世の中にたくさんある情報商材のなかには中身が濃い、10年以上ものロングセラー商材があるのも事実です。
玉石混交の情報商材の中から、本当に価値のあるものを選ぶために、以下いくつかの点に注意しましょう。
- ここ1年で販売され始めた情報商材より、5~10年の販売実績がある情報商材を選ぶ
- 販売者のSNSのフォローワー数だけを鵜呑みにしない
- 「絶対に儲かる」「今だけ」「限定〇人」といった誇大訴求には警戒する
多少古典的なものでも、長く愛されている健全な情報商材を選んで、マーケティングの勉強に活用してみましょう。
有料のマーケティング講座を受講する
書籍で各ジャンルの概論を学んだあとは、さらに具体的に知りたい部分について、有料講座の受講をおすすめします。たとえば、WEB広告のなかでも「リスティング広告の運用テクニックについて」、WEBページ制作のなかでも「ランディングページの設計方法について」など、概論から一歩踏み込んで技術を学びたい場合には適しているでしょう。
昨今、マーケティング講座は有料/無料問わずさまざまなものがありますが、できるだけ有料講座を受講しましょう。無料講座では、講座全体の一部のみ公開されているケースや、情報が更新されておらず古いケースなどがよくあるため、注意が必要です。
マーケティングスクールで学ぶ
マーケティングは書籍や情報商材、講座などで独学することもできますが、マーケティングスクールに通って学ぶことも可能です。
費用が掛かる一方で、講師にすぐ質問できたり、一緒に学ぶ仲間と切磋琢磨し、その後ビジネスにつながる関係ができたり、実践ワークで経験を積めたりといった、スクールならではの魅力もあります。予算と時間に余裕がある場合は、マーケティングスクールを選択肢に入れてみてもよいでしょう。
以下記事ではおすすめのマーケティングスクールを15個紹介しています。オンライン・オフライン問わずさまざまな特徴をもったスクールがありますので、マーケティングスクール選びにご活用ください。
【目的別】おすすめのマーケティング講座15選! 選び方、独学との違いも紹介
ちなみにバリューエージェントでも、「マーケティング小学校」というスクールを運営しています。「小学校」のように、誰もが簡単に順序立てて学べるオンライン講座となっていますので、初心者の方におすすめです。
実践で理解を深めるマーケティング勉強法4選
マーケティングの基礎を固めたあとは、実践のなかで学んでいくことが重要です。マーケティング会社やマーケティング部署、広告代理店などに勤めていれば、現場で学んでいくことができるかもしれませんが、そうでない人も多くいるでしょう。ここでは、マーケティング関係で働いていなくてもできる実践的勉強法を4つ紹介します。
自分で販売やPRに取り組む
マーケティングで学んだことは、さっそく自分のやっている事業や趣味に活かしてみるのが上達の近道です。商品や訴求内容は問いません。自分の手を動かしてマーケティング施策を実行し、自力で考えてPDCAを回すという経験が、あなたの財産になるでしょう。
事業をやっていない方は、アフィリエイトサイトで自分の趣味に関する商品がないか調べてみましょう。PRしたい商品が見つかったら、SNSやブログで紹介してみたり、リスティング広告を打ってみたり、広告の受け皿となるランディングページを作ってみたり……、思いつくさまざまなPR方法をルールの範囲内で実行してみてください。
アフィリエイトは上手くいけば報酬が入りますし、失敗しても損することはありません。上手くいってもいかなくても、検証した結果はデータとして残ります。スクールや講座の課題とは異なるリアルな「生きたデータ」に触れ、考察や改善をしてみましょう。
自分のブログやSNSアカウントを立ち上げ発信しながら勉強する
インプットと並行して、学んだことをアウトプットしながら学習するのは、マーケティングに限らず、一般的に効果のある勉強法です。せっかくアウトプットするのなら、誰にも見えないメモ帳やノートなどではなく、ブログやSNSで公開してみましょう。
ブログはアメブロやnoteといったサービスを使うのではなく、WordPressなどで一から構築するのがおすすめです。手間はかかりますが、WEBマーケティングを学ぶなかで登場するであろう、サイトのコンセプト決めや内部SEO対策などを実践する機会になるでしょう。
ブログの文章も、学んできたSEOライティングやセールスライティングを活かして書いてみましょう。ただ発信するだけでなく、マーケティングのテクニックを活用することで、ブログが上位表示されたり、アフィリエイトブログとして上手くいったりするかもしれません。週に1日、2日など、目標を決めて定期的に更新していきましょう。
また、X(Twitter)やInstagramなどのSNSでアウトプットするのも有効です。ブログ同様に学んだテクニックを活かせるのはもちろん、マーケティングを勉強している同士や、有益な情報にも出会えるかもしれません。
知り合いから成功報酬で仕事を受ける
知り合いにこれまでマーケティングを本格的にやったことがない会社や店舗があり、あなたが相談できる関係性であれば、成功報酬を条件としてマーケティングを手伝ってみるのもありかもしれません。
前述の「自分でPRや販売に取り組む」と同様、実際のマーケティング業務に関わることで、座学だけでは学べないリアルな顧客心理や競合他社の戦略に触れ、より実践的な考え方を身に着けることができるでしょう。
なお、成功報酬を条件にすれば、依頼する会社のリスクは最低限に抑えられます。経験が浅いうちは練習させてもらうつもりで、ランディングページ制作や、広告運用、ブログ運用など、さまざまな施策をやってみましょう。
毎日Googleアナリティクスやサーチコンソールのデータを見る
ここまで紹介した実践的勉強法をやる際は、必ずGoogleアナリティクスやサーチコンソール等の計測ツールを入れ、毎日データを見るようにしましょう。
有料広告などで流入を強化したときはもちろん、ブログを更新したとき、SNSを更新したとき、はたまた何もしていないときにも、数値は変化することがあります。一つひとつ、「なぜこんな挙動になったのか」考察し、前後のデータを分析して、次の打ち手を考えて実行してみましょう。
毎日数値を見ていれば、PV数やサイトが上位表示されるまでの期間、成果につながるまでの期間など、おおよその数値が感覚として分かるようになっていきます。生のデータに触れて学んだ感覚値は、他の案件を対応するときにも活かせる知見になるはずです。地道なデータ分析の積み重ねによって、マーケティングの実力をつけていきましょう。
その他の勉強法
ここまで紹介した8つの方法以外にも、マーケティングの勉強法はさまざまなものがあります。あなたの状況やレベルに合わせ、やりやすい方法を組み合わせて実践してみてください。
- ホームページ制作会社に弟子入りする
- WEBマーケティング会社が開催するマーケティングセミナーを手伝う
- マーケティングに関するYouTubeを見る
- マーケティングに関するポッドキャストを聞く
- オンラインサロンなど、マーケティングのコミュニティに参加する
- Googleの認定資格やウェブ解析士などの資格に向けて勉強する
初心者は動画講座「マーケティング小学校」での勉強がおすすめ!
今回は入門から実践まで、8つ+αのマーケティング勉強法を紹介しました。どんな方法であっても、まず正しい知識やセオリーをインプットしたうえで、実践的なアウトプットをしていくことで、実務に活かせる知識が身についていくでしょう。
初心者のなかでも、自分でビジネスをやっている個人事業主や中小企業のみなさんには、バリューエージェントの動画講座「マーケティング小学校」がおすすめです。マーケティング小学校では、マーケティングの根本的な考え方を身に着けたうえで、PRのやり方や表現方法、X(Twitter)やInstagramなどSNS集客のやり方、ホームページ集客のポイントまで、実践で伝えるテクニックをレクチャーしています。
1,800社以上のWEBマーケティング支援実績を活かして、あなたのビジネスですぐに使えるマーケティングノウハウを分かりやすくお伝えしますので、マーケティングの勉強方法にお悩みの方は、ぜひご活用ください。