アプリマーケティングとは?アプリを運用するために有効な5つの施策

スマートフォンの普及により幅広い企業で導入されているアプリ。

アプリを接点にして、膨大な顧客データを収集し、商品・サービスの課題把握や購入・集客につなげることがでるアプリマーケティング。

メリットがあり注目されているアプリマーケティングですが、企業がアプリを活用するには、ユーザーがアプリを利用して頂き、継続してもらうことが重要です。

今回はアプリマーケティングをやっていく上での運用方法や施策のポイントについて、ご紹介させて頂きます。

本記事はこんな人の参考になります!

  • アプリマーケティングをするためにも、ダウンロード数を伸ばしていきたい方
  • 開発したアプリにどんなマーケティングを行えばいいか知りたい方
  • 自社でサービスを展開している企業の経営層やマーケティング担当者

アプリマーケティングって何をしていくのか?

アプリマーケティングとは、企業が開発したアプリを介してより多くの人に継続的に活用してもらい、顧客とのコミュニケーションを取っていく手法になります。

その為には、まずは企業がアプリを開発をするのは当然ですが、その後に開発したアプリをどう拡めていき、どうやって肝心のユーザーに利用してもらい、継続して頂けるか?が、アプリマーケティングの効果を高めていくポイントになります。(またその周辺の業務も含めてアプリマーケティングと呼ぶこともあります。)

アプリ運用するために有効な施策

アプリマーケティングに有効な施策としては、

  • アプリの認知を広げる広告やSNS
  • アプリストアページのキーワード上位施策(ASO)
  • アプリの改善・最適化(APP)

などがあります。

APP、ASOでアプリの土台を整備し、広告やSNSでユーザーを獲得していくイメージになります。

⑴ オンライン広告

アプリの認知を広げるといえばやはりオンライン広告は有効な手になります。具体的には、リスティング広告や純広告、ネイティブAD、アドネットワーク、SNS広告などがあります。

オンライン広告のメリットとしては、数値が可視化され、キーワードやターゲットのセグメントの選択ができます。

またアドネットワークも他のアプリ内に表示される事ができたりするので、より親和性の高いユーザーにアプローチを掛ける事ができるなど、打ち手として取り組みがしやすいでしょう。

⑵ オフライン広告

従来のプロモーションでもあるオフライン広告(雑誌、折込チラシ、イベント、店内ポスター等)もアプリの認知を広げるには重要になっていきます。

例えば、折込チラシなどにアプリダウンロードの促進を入れるイメージでリアル店舗がある企業であれば、店内のインストアメディア(ポスターや音声アナウンス)を活用して認知を上げるのは地道ですが、結果に繋がりやすい施策となるでしょう。

参照:「ユニクロ アプリ使用方法ポスター | NEWS | visiontrack

⑶ SNSでの発信

InstagramやTwitterなどのSNSを活用し、アプリの宣伝を上手に行えば、アプリマーケティングの効果を上げることできます。

シンプルに各SNSの公式アカウントにプロフィールなどでアプリの紹介をすればオーガニックでリードを獲得ができ、またその訪れた人にプロモーションをすることできます。

企業アカウントのフォロワーは比較的ロイヤリティも高い優良顧客の可能性があるので、アプリユーザーになり得やすいでしょう。また、SNSにおいてはインフルエンサーの力を借りて、アプリプロモーションをすることも有効な選択肢になるでしょう。

⑷ ASO対策について

アプリを多くの人に利用してもらうためには、アプリストア内での優位性を確保することが重要になります。基本的にアプリはiPhone向けのAppStoreかAndroidスマホ向けのGooglePlayを経由してダウンロードされます。

各ストアでの見せ方を工夫すれば、検索順位のアップや競合アプリとの差別化は可能になります。

具体的なポイントとしては、大きく3つあります。

キーワード改善

検索された際に上位表示されるための改善策を打ち出します。基本的にはWebページのSEO対策と同じです。

専用ツールを活用し、よく検索されるキーワードに対しての対策とより上位を狙えるミドルワードを発見し、施策を実施していきます。

クリエイティブ改善

アプリストアの検索画面での表示をより良くする作業です。

集客に影響を及ぼすコンテンツ情報を入れて、目立たせるなど、思わずインストールしたくなるビジュアルに調整していきます。

レビュー改善

レビューはインストールに大きく影響を及ぼす重要な要素です。できるだけ多くの高評価を集めるため、アプリ評価を求めるポップアップをいつ・誰に表示させるかを工夫します。

例えば、使用頻度の高いユーザー、商品・サービスを購入したばかりのユーザーに表示すると、高評価をもらいやすくなります。

⑸ アプリ改善について

アプリを改善する際に重要なのは、アプリから分かるデータの計測・分析になります。

アプリの運用に悩んでいる企業様の多くは、データの取り方がわからない、取るべきデータがわからないなど、データが不足している為、課題が曖昧になっています。

その為には、KGI、KPIの設定をしっかりし、UXに力を入れ、そしてPDCAを回す3つの流れを意識することが重要です。

まずは、アプリマーケティングにおいて、指標になるダウンロード数やアクティブユーザー率、ストアでの評価値などをKGI、KPIに設定しましょう。

続いて、無料ツール(firebase)を活用し、アプリ内の数字をみれるようにして、計測環境を整えましょう。

そして、分析から見えたユーザーが離脱するポイントなどの課題を見つけ、その課題に対して、UIや導線の変更、プッシュ通知やポップアップなどの対策を施して改善をしていきましょう。

最後に、アプリ改善については短期ではなかなか成果が出ないため、中長期で取り組むPDCAの地道な作業が、重要なポイントとなります。

アプリ改善の成果が見えてくるのに取り掛かって最低でも3ヶ月〜1年はかかると考えておきましょう。

アプリマーケティングの改善事例

ここからは実際にどんな改善に取り組んだのかの事例をご紹介をさせて頂きます。

⑴ フリマアプリ

参照:「世界3,200万ダウンロード、単月黒字化も達成。フリマアプリ「メルカリ」が語るマーケティング、検索結果にあえて「売り切れたモノ」を置いている理由。

フリマアプリの「メルカリ」では、売り切れ品を掲載しているのは邪魔ではないかという仮説の元、非表示にしてみたところ、あらゆる数値(継続率・購入率など)が悪化してしまいました。

実は、一見邪魔に見える「売り切れ品」を置いておくことが、ユーザーに「これ買いたかった」「マメにチェックしとこう」と知ってもらう、見えない効果として機能していたのが理由でした。

アプリの改善においては、成功している施策の理由を知る上でも重要な気づきとなります。

⑵ポイント獲得アプリ

参照:「休み時間に「スマホでお金稼ぎ」ユーザーの3割。アンケートアプリ「テスティー」が語る、若年層のユーザー行動と、アプリ評価が上がる「レビュー返信術」

アンケートアプリの「テスティー」では、GooglePlayの「レビュー返信」に力を入れたところ、レビューのスコアを改善することができました。

その際に、返信するレビューにも分析をしっかり取ったところ、星1の「ダメ出しレビュー」より、星2〜3の「評価していない訳じゃない」という人に返信したほうが、評価を上げてもらいやすいことがわかりました。

星が低いレビューが書かれると社内のチャットに飛ぶように仕組みを作って即対応できる環境を整えていくことは大事なポイントだとわかります。

結局アプリのマーケティング施策はどうしたら良いのか?

結局、アプリマーケティングにおいて効果を高める数々の施策はどれか一つをやれば言い訳ではなく、どれも施策として欠けてはダメで、それぞれをしっかり運用していかないといけないでしょう。

とは言え、社内の人的リソースの問題や関わるセクション(エンジニア、マーケター、カスタマーサクセス)との調整など、企業事情によってはアプリマーケティングを推し進めるのは大変かと思います。

そんな時はやはり外部に相談するという選択肢もありかと思います。

ツール会社に頼むのか、代理店などの外部に委託した方がいいのか

外部と一言でいっても様々な会社があります。専門の広告代理店からツールベンダーの会社やマーケティング会社など千差万別です。自社の現状と照らしあわせてマッチする外部パートナーを見つけましょう。

例えば、広告代理店とかであれば、広告においては強いバリューを出していただけますが、実際に中までしっかり入って分析などをしてくれるかといえば、弱い部分もあります。

また、アプリ広告運用は月200万円以上は最低でも必要な相場になるので、広告予算が厳しい場合は広告代理店に頼むことは難しいでしょう。

一方で、ツールを扱っている専門会社であれば、そのツールを活用することにより、アプリの内部までしっかりサポートしていただけるところは強みになります。

予算に関してはツール費用に紐づいて広告費がオンすることがあるので、ケースバイケースになるでしょう。

最後に、最近ではフリーランスで活躍されてるようなアプリマーケティングのプロの方もいますので、そういった方に業務委託で依頼するのも活用できる一つの手かと思います。

アプリマーケティングの注意点

アプリマーケティングをやる上で、重要なのはアプリ開発=ゴールという訳ではないということです。

実際には、開発が終われば、ようやくスタート地点に立ったという認識が正しいでしょう。

そこからようやく、ダウンロード促進をどうするか、どういうデータを集めるのか、アプリ利用の継続率を高めるにはどうしたらいいのか、そして売上や集客にどう結びつけるのか、をしっかりと考えて施策を売っていくことがゴール達成につながるかと思います。

まとめ

企業において様々なマーケティングチャネルがある中で、スマートフォンの普及とともに、アプリマーケティングは見逃せないマーケティング戦略になってきています。

とは言え、アプリマーケティングにおいて大事なのは開発したら終わりではなく、その後に如何にしてアプリを使ってもらうかが重要です。

また、WEBではなくてアプリじゃないと自社でやりたいことがそもそも実現できないかも改めて検討することが大事かと思います。

そこを踏まえた上で、アプリを開発し、アプリマーケティングの効果を高めたいということであれば是非参考にして施策を実施してみてはいかがでしょうか。

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