2022.05.21 2022.04.29
Webマーケティング

Webマーケティングを学ぶときに読むべき良本17冊|各分野のプロが紹介

Webマーケティングの本

人の名前
Webマーケ初心者
  • Webマーケティングを独学で学んで実践できるようになりたい!
  • Webマーケティングを未経験から自社で行っていきたい!

このように考えている人に向けて、Webマーケティング会社のバリューエージェントが、初心者が読むべき本をご紹介します。

 

Webマーケティングと一口に言っても、業務内容は幅広くあります。

  • Webマーケティングを考えるコンサルティングがしたいのか(または全体像を理解したいのか)
  • Web広告の運用がしたいのか
  • SEOがしたいのか
  • Web制作がしたいのか

これらによって読むべき本は異なります。

 

弊社バリューエージェントは、Webマーケティングの戦略を考えるWebコンサルタント・Web広告のチーム・SEOコンテンツチーム・制作チームがあるため、各分野のおすすめ書籍を各分野のプロが紹介します。

 

目次

Webマーケティングの全体像が分かる本

まずは、弊社のWebコンサルタントがおすすめする本を5冊紹介します。

バリューエージェント Webコンサルタント上野山
Webコンサル
上野山

コンサルタント志望の方はもちろん、

Webマーケティングの基本的な考え方や

全体像を知りたいという人におすすめの本です。

 

沈黙のWebマーケティング —Webマーケッター ボーンの逆襲—

約500ページの分厚い本ですが、ストーリーになっており挿絵も多いため、サクサクと読み進みやすい内容です。

Webマーケティングに必要な最低限の情報がまとまっている本です。サーバーやSEO、コンテンツマーケティング・セールスレター、SWOT分析やTwitter運用まで幅広く取り扱われています。WebサイトやECショップを作り、集客したりアフィリエイトしたりしたいと考えている人におすすめです。

 

あらすじとしては、謎のWebマーケター、ボーン・片桐がオーダーメイド家具屋マツオカのコンサルタントに就任。マツオカのWebサイトに対し様々なダメ出しや的確なアドバイスをしていき、マツオカが皆に愛される家具屋に成長していきます。

 

Web版も出ているため、スマホやPCなどで無料で読むことも可能です。

https://www.cpi.ad.jp/bourne/

マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 Webマーケッター瞳の挑戦!

こちらも名前の通りマンガなので読み進めやすい本です。ストーリーに沿った丁寧な説明でWebマーケの本質がわかりやすく解説されています。

Web担当者ではなく、マネジメントの視点で書かれていることもポイントの一つ。デジタルマーケティングをマネジメントする立場として何を見るべきか、どこが勘所なのかといったところにも踏み込んでいます。

また、マンガの他に具体的な実例も多く記載されています。

Webマーケティングの全体像を知りたい人におすすめの1冊です。

 

究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル

Webマーケティングで役に立つ「売れるための文章術」を学べる本です。

この本は、アメリカのダイレクトマーケティングの権威ともいえるダン・S・ケネディが教えるセールスレターの書き方をまとめた本で、アメリカで長年ヒットし続けています。

売り手側の熱意をあらゆるセールスレターにどう組み込んだらよいかが書かれています。

アメリカでの発行から20年以上経っていることから古く感じられる部分もあれど、今も使えるスキルも多く存在します。アナログな手法を中心に書かれているため、Webにどう落とし込むかを考えながら読むと尚良いでしょう。

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

こちらは、Webマーケティングでも役に立つ戦略部分が書かれた本です。

個人も会社もビジネスで成功するためのカギである「マーケティング思考」が書かれています。

 

2015年10月には過去最高の月間175万人を集客し、USJの3倍の商圏人口に陣取る東京ディズニーランドをも超えて、単月ではありますがついに集客数日本一のテーマパークになることもできました。

<中略>

USJはなぜ復活し、大成功をおさめることができたのか? なぜ次から次へと新しいアイデアが出てきて、なぜやることなすこと上手くいくようになったのか? その秘密は、たった1つのことに集約されます。USJは、「マーケティング」を重視する企業になって、劇的に変わったのです。(「プロローグ」より)

 

 

SEO対策が分かる本

次にSEO担当者がおすすめする4冊をご紹介します。

SEOライター
SEOライター

SEOは、小手先の技術だけではなく、

本質的なことを理解した上で、ユーザーの立場に立ってライティングすることが重要。

そんな本質と具体的な書き方が分かる本を紹介します。

10年つかえるSEOの基本

SEOの本ですが、良いWebコンテンツ作りについて書かれているt内容のほとんどがキャラクター同士の会話形式のため、非常に読み進めやすいため、簡単にSEOの根本的なことを知りたい人向けの本です。

簡単にSEOを行いたいと思う人も少なくはありませんが、ブラックハットSEOではなく、地道なコンテンツ作りが重要ということが繰り返し書かれています。

SEOのことを全く知らない新人の教育にもおすすめの1冊です。

SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64

ほぼSEOの知識が無い初心者から、すでに実践してる人までおすすめの1冊です。

SEOのテクニカルなことというよりは、人の心を揺さぶる文章の書き方が記されています。

64の法則が、重要度別に★をつけて解説されているため「まず何を重視したらいいか」がわかりやすいのがおすすめポイント。

前章において非常に詳細まで書かれているため、最初から最後まで読むよりも、必要なところや重要度が高い部分から読み込んでいくのがいいかもしれません。

沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉

1冊目に紹介した、沈黙のWebマーケティングシリーズの2冊目となる本です。

沈黙のWebマーケティングと同じく、500ページほどありますが、ストーリー調で読みやすい内容となっています。

特に文字ばかりの本を読むのが苦手な人や内容が頭に残りづらいという人には打ってつけの本と言えます。逆に、情報だけ簡潔に知りたいという人には少し回りくどい印象かもしれません。

コンテンツ作成の本質が書かれているため、アフィリエイトサイトやブログを運用して、集客やビジネスをしたいと考えている人におすすめです。

須原にある温泉旅館「みやび屋」。
若き女将が切り盛りするその旅館はWeb集客が振るわず、経営の危機を迎えていた。
やがて、その旅館にひとりの男が来訪する。
その男の名は「ボーン・片桐」。
39.9kgのノートPCを操るその男の目的とは一体何なのか・・・!?
今、みやび屋のWebライティングを巡る、戦士たちの激闘が始まる!

「SEOライティングの鼓動」より

こちらもWeb版で無料で読むことが可能です。

https://www.cpi.ad.jp/bourne-writing/

現場で使えるWeb編集の教科書

SEOライティング含む、Webライティングを担当する初級~中級者におすすめの1冊。

  • Web記事の構成要素
  • ネット記事ならではの注意点
  • Web記事の流通
  • Webメディアのビジネスモデル など

幅広いWebライティングに関する情報が書かれています。

Web編集をするうえでの心構えや権利への意識、外部ライターの選び方など、実務に必要なことの基本が学べます。

なお、後半は各企業のインタビューなので、読み物としては面白いですが、情報としては少なめです。他の本と合わせて理解を深めると良いでしょう。

Web広告が分かる本

次にWeb広告がわかる本を紹介します。


広告運用担当

Web広告と一口に言ってもさまざまな広告があります。

初心者は、王道のリスティング広告の勉強から始めることをおすすめします。

いちばんやさしいリスティング広告の教本 ⼈気講師が教える⾃動化で利益を⽣むネット広告

リスティング広告を含むWeb広告をこれから始めるという方や、広告代理店に委託しているが専門用語などを理解しておきたいという方におすすめの1冊。

リスティング広告とは何か?という基礎から、実際の操作画面を載せながら広告掲載までの一連の流れが解説されています。また、今現在から今後のトレンドも書かれているため、最新の情報を知りたいという人にもおすすめです。

リスティング広告成功の法則

リスティング広告をこれから始める人におすすめの、リスティング広告の本質(考え方)が書かれた本です。

リスティング広告にはさまざまなテクニックがあり、初心者ほど小手先のテクニック論に踊らされてしまうことが多いと感じますが、根本的なことを理解しておくことが重要です。

ただし、2013年に発行された本なので今の広告運用に当てはまらないことも書かれています。あくまで考え方を身につけるために読み、具体的なテクニックは他の本などで学ぶことをおすすめします。

実践 インハウス・リスティング広告 「丸投げ体質」から脱却するSEM成功の新条件

自社でリスティング広告を任された人におすすめの1冊。

リスティング広告を、企業内担当者がなるべく運用から設計までするためには、どのような手順で対応したらよいかが書かれてます。

ただし、2013年に発行された本なので情報が少し古い部分もあります。インハウスで広告運用を行うことがどのようなことか、本質を理解できる本と考えておくと良いでしょう。

ネット広告運用“打ち手”大全 成果にこだわるマーケ&販促 最強の戦略102

Google広告やFacebook広告を運用していて、さらにスキルアップしたい方向けの1冊。

Google広告やFacebook広告の具体的な打ち手やノウハウが書かれています。

特に最近著しく普及しているWEB広告の機械学習化に伴う、最適な運用方法の考え方が詳しく書かれているのがおすすめポイントです。 

ただし、初心者には難しい内容のため、他の本で学んで実践した後に読むことをおすすめします。

全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術

この本は、広告文など”販売する為の文章力”を身に付けたい人におすすめの1冊。

根本的な考え方に加えて、論理的な22のテクニックと心理的な22のテクニックが書かれています。

 心理学に基づき、どのような事を伝えた時に人は行動するのかというのがわかります。

ただし、アメリカの著書で、多少強めの言い回しも多いです。この本の中にも、最も大切な要素に正直さ・誠実さがあるとありますが、良い所だけ取り入れるのが良いでしょう。

 

Webマーケティングに則したWeb制作がわかる本

次に制作担当者がおすすめする4冊をご紹介します。


Web制作担当

「美しく作る」にとどまらず、「いかに成果を出すか」に重点をおいた

おすすめの本を紹介します。

2万回のA/Bテストからわかった 支持されるWebデザイン事例集

成果を出すWebデザインを作りたい人や、サイト修正をしたいけど、どのようなデザインに修正したらいいのか分からない人におすすめの1冊。

サイトのデザインの具体的な修正事例が掲載されており、どのようなUIデザインが支持されるのかが解説されています。

デザイン案 A ・B が提示され、次ページをめくるとどちらの成果が良かったのか結果が書いてあるので、クイズのように楽しみながら読み進めることができます。

コンバージョンを上げるWebデザイン改善集

実務でのサイト改善事例を知りたい人、サイトで集客したい方におすすめの1冊。

前半は有名企業の実際のWebデザインの改善事例やGoogle アナリティクスの実データなど、後半はノウハウが書かれています。

データ活用方法や考え方も多く書かれているため、お客様に改善案をプレゼンテーションするときにも役立つでしょう。

Webサイト・リニューアル 「見た目だけ変えた」にしない成功の手引き

こちらの本は、発注側と受注側両方の視点から書いた、リニューアルに関する本です。

そもそもリニューアルするべきか、という段階から、検討・準備・設計・実施公開のフェーズの段階において、するべきことが書かれています。

リニューアルをしたけど、見た目は変わったが成果が変わらなかったという話はよく聞くため、リニューアルを考えてる担当者・経営者にはぜひ読んでいただきたい一冊です。

いちばんやさしい新しいSEOの教本

SEOに強いWebサイト制作をする方におすすめの本です。

そもそもSEOとは何かという基礎的なところから、業界・業種毎の必要に適切な設計方法、サイトの作り方まで網羅しています。

また、キーワードをどのように分類して設計するかということが分かり易い例と共に解説されているのも、おすすめのポイントです。

ただ、「初心者には難しい」という口コミも少なくはないため、SEOについての理解があまりない方は他の本と合わせて専門用語を理解しながら読むことをおすすめします。

Webマーケティングの勉強するなら「同ジャンルの本を数冊読んで実践」がおすすめ

Webマーケティングのどの分野においても、勉強するのであれば同ジャンルの本を3〜10冊程度読むことをまずおすすめします。

専門用語など何もわからない状態であってもそれくらいの冊数を読み込めば、全体像が見えるようになってくることです。

 

そして、勉強すること自体が目的にならないよう、本を読んだことは実践してみましょう。

Webマーケティングは、小規模から始められるため、挑戦して急に大きな損失が出るわけではありません。

実践をしている中でわからないことがあれば、また勉強し直して…という繰り返しをすることで、実践で使える能力が身につくでしょう。

本よりも実践的なWebマーケティングを知るならセミナーがおすすめ

Webマーケティングのことを本で読んでも、実践してみるとうまくいかないこともあります。

その場合はセミナーに参加してみることがおすすめです。セミナーでは、最新の具体的な事例が聞けたり、物によっては質疑応答の時間があるため、自社に関することを訊くこともできるでしょう。

最近はウェビナーが増えて、無料で手軽に参加できるため、本と合わせて活用してみると良いでしょう。

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