モバイルフレンドリーの結果どうなった?2015年5月9日現在のスマホseoについて
2015年4月22日にgoogleがSEOのアルゴリズムにモバイルフレンドリー対応を行ったことは、ご存知のことだと思います。
その結果、順位にどのくらいの影響があったのでしょうか?
SEOの全体の順位変動幅はどうなっているの?
Google順位変動を計測しているnamaz.jpでは、4月15日からモバイル版のGoogle平均順位変動幅グラフを導入して、SEOにおける順位変動が見れるようになっています。
4月22日と23日に少しの変動が計測されています。
SEOの関連情報をなどを発進している方のブログやTwitterを見ても、「ペナルティがあった!」というような大きな順位変動は、ほぼ無かったようです。
それでは、具体的な弊社運用サイトでの変動を見てましょう。
スマホ対応のSEO効果は?
下記サイトは、モバイルフレンドリーに対応する為に4月末にスマートフォン対応を行ったサイトです。
月間セッション数は20,000程度のサイトです。
画像は、GRC(SEO順位計測ツール)のPC版とスマートフォン版を並べている結果です。
左側の数字からPCの順位、昨日との順位の差、インデックス数、一番右の列がスマホの順位です。
一番上が30位と8位、3番目が71位と11位、7番目が27位と7位とかなり大きな差が出ています。
セッション数に関してはやや伸びています。
次は、コーポレートサイトのフェイスブック広告関連のSEO順位です。
このサイトは、昨年の8月にスマホ対応は既に済んでおり、モバイルフレンドリーテストにも合格しています。
左側がPCの順位で、右側の数字がスマートフォンの順位です。
微差では、ありますがスマトーフォンのSEOの順位が良いです。
SEOにおいてスマホ対応は必要なの?
SEOで考えると必要だと思います。
SEOで100点中何点のインパクトがあるのかと聞かれると、今の所8点程度のイメージです。
加点される一要素として、大切です。
ただし、コンバージョンが良くて売上が気持ちよく上がっているPCのページを無理矢理スマホ対応させて、コンバージョン率を落とし、売上を落とさないように気をつけましょう。
以前モバイルフレンドリーアップデートに向けてseoの為にスマホ対応をやるべきか?の記事で書きましたが、費用対効果をしっかり考える必要があります。
SEOの為と考えるのではなく、ユーザービリティを上げ、コンバージョンを上げる為のスマホ対応をしっかりと行うことが、結果的にSEOにも良い効果をもたらします。
スマホ対応は取りあえずではなく、しっかり設計を行って実施しましょう。