2020年世界アプリダウンロード数ランキングでtiktokが1位に
全世界で利用され、年々利用者数を伸ばしている『tiktok(ティックトック)』。
縦型動画の流行を引っ張っているアプリで、マーケティング手段としても注目されています。
米市場調査会社アップアニーが、2020年のアプリダウンロード数ランキングでtiktokが世界1位になったことを発表しました。
そのニュースを受けて今回は、tiktokの利用者年齢層や、tiktokの企業活用の方法についてまとめていきます。
《参照記事》
⇒ TikTok、FB抜いて1位 2020年世界アプリDL数ランキング
目次
世界アプリダウンロード数について
2020年世界アプリダウンロード数ランキング | |
---|---|
1位 tiktok | 8億5,000万 DL |
2位 WhatsApp | 6億 DL |
3位 Facebook | 5億4,000万 DL |
4位 Instagram | 5億300万 DL |
5位 Zoom | 4億7,700万 DL |
6位 Messenger | 4億400万 DL |
7位 Snapchat | 2億8,100万 DL |
このようにtiktokは、鉄板SNSの『Facebook』や『Instagram』のダウンロード数と3億以上の差をつけています。
かつては利用者の年齢層が低い(10~20代が踊る動画をあげている)イメージばかりが強かったですが、現在ではそんなこともなくなってきています。現に、tiktokを企業のマーケティングに活用している会社も増えているのです。
”tiktokがビジネスマンにとっても無視できない存在になった”ということでしょう。
tiktok利用者の年齢層について
▼日本のtiktok利用者の年齢層
10代:16.9%
20代:22.3%
30代:22.8%
40代:24.3%
50代:13.7%
このように20代~40代が、日本のtiktokのメイン利用者層です。「10代が突出して多いと思っていた」と、意外に感じた人も多いはず。
tiktokの10代利用者が意外と少ない理由には、例えば少子高齢化の影響が考えられます。
今後、少子高齢化はさらに加速すると考えられるため、tiktokの利用者年齢層もそれに伴い上昇していくのではないでしょうか。
《参照記事》
⇒ TikTok、日米での利用の違いをアプリデータから読み解く
tiktokの企業活用方法の例(UNIQLOなど)
PR媒体として、tiktokを賢く活用する企業が増えています。
例えば、『UNIQLO(ユニクロ)』は、Tシャツブランド「UT」のグローバルインフルエンサーのオーディションをtiktokで行いました。
世界中のファンがユニクロのモデルになることを目指して参加し、2週間という短い期間で動画投稿数は20万件を超えたそうです。
また、UNIQLOのような大企業のみならず、中小企業のtiktok活用も増えています。
- 学習塾
- 英会話教室
- ゴルフ教室
- 美容室
- エステサロン
などの宣伝は、tiktokの短い動画と相性が良く、活用企業数は増加傾向です。
tiktok広告の3つの種類
2021年現在、tiktok広告には3つの種類があります。
- 起動画面広告
- チャレンジ広告
- インフィード広告
【1】起動画面広告
tiktokのアプリ起動時に表示される広告で、誰にでも見てもらえるというメリットがあります。
【2】チャレンジ広告
tiktokのチャレンジ広告は、ユーザー参加型の広告です。
企業が出したお題を、「ハッシュタグ#」をつけて、ユーザーが挑戦する形になります。
うまくバズれば、高い拡散性を見込むことが可能です。
【3】インフィード広告
tiktok投稿欄のオススメに表示される動画広告です。5秒~15秒ほど、全画面で表示されます。
まとめ
tiktokは国内人気のアプリで、年々利用者数を増やしています。
企業のマーケティングに活用することで、高い成果を上げられる可能性があります。
ぜひ1度、検討してみてはいかがでしょうか?