RankBrain(ランクブレイン)の仕組みについて解明してみた(仮説)
Googleの検索エンジンのアルゴリズムで重要と言われているのがRankBrain(ランクブレイン)です。
SEOを行っている方は、日常からアルゴリズムについての解析や思考を行っていると思いますが、ランクブレインは人工知能!人間のように考えるということは、私自身がランクブレインになりきり、ランクブレインはこう考えるということを今回は記事にしてみようと思います。
ちなみに私は、元システムエンジニアではありますが汎用系のエンジニアでWebエンジニアでもなければサーバエンジニアでもありません。人工知能について学んでいるわけでも無いことをご了承ください。
目次
SEOのランキングに重要な要素は3つ
SEOのランキングに重要な要素は、コンテンツ、リンク、ランクブレインとGoogleは述べています。(詳細の説明はSEOジャパン)
その他にも200以上に及ぶアルゴリズムが有ります。タグや内部SEOの細かな部分です。
コンテンツと言うのは、もちろん良質なコンテンツ内容のことでユーザーに役立つ、ユーザーを喜ばせるコンテンツです。コンテンツに向けての対策はユーザーニーズの調査、コンテンツの企画、SEOライティングや共起語を使うなどがSEO対策として有名です。
リンクは、他のページから紹介されているページは良いページと言う概念のもと、外部からのリンクの質や数、内部からのリンク、リンク獲得に向けて対策を行うなら外部であるなら良いコンテンツがあるという前提でのソーシャル運用や露出起点の確保、内部はSEO設計と内部リンク設計です。SEO会社などはこれを上手く利用してGoogleのガイドライン違反の外部リンクを商品として販売しています。
次は、ランクブレインです。ランクブレインは上記2つのアルゴリズム以外でコンテンツの良し悪しを見分ける方法だと私は仮説を立てました。それは、ページ間、サイト間の動き特に再度の訪問です。サイト内のページ移動より、私が注力するのは、他のサイトを含むページの移動です。
それを詳しく説明します。
Googleは、ユーザーの動きが全て分かっている!
検索エンジンの仕組みは、全世界のサーバをクロールしてWebサイトの内容を自社のサーバに格納(インデックス)します。
そのため、普段私達が見ている検索結果は、Googleのホームページを見ているということになります。
ということは、私達が見ているページはGoogleのサーバの中を見てるということ同義になるため、Googleは私達の行動を全て把握しています。(しているはずです)
アナリティクスのタグを設置していようがなかろうが、サーチコンソールの設定をしていようがなかろうがインプレッションからクリックまでは100%分かっているでしょうし、サイトの滞在に関しても100%分かることは可能なはずです。(全サイトの動きをとっているかいないかは別として)
そのことを前提として、自分がRankBrain(ランクブレイン)ならどう考えるのかを考えてみます。
良いコンテンツには戻ってくる
RankBrain(ランクブレイン)が大切にしないといけないことは良いコンテンツ探しです。ユーザーがこのコンテンツいいなと思えるコンテンツをどう見つけるのか考えます。
Google検索で検索を行います。
検索結果の上から1番目のページを見ます。そしてその内容を読みます。2番めのページは自分の検索意図と違うため、すぐに直帰します。3番めのページも内容を読みます。次に4番目のページを見た後に、5番目のページにいかず3番めのページに戻ったとします。
そのような行動を取るユーザーが多い場合はこのコンテンツは良いコンテンツではないかとランクブレインは考えると私は思っています。
その時に訪問しなくとも、ブックマークで再度訪問する人が多いページも良いコンテンツとランクブレインは判断します。(と想定しています。)
買い物の際に、ショッピングセンターや商店街でもいくつか見た後に再度訪れるお店はきっと良いお店であると見ている人が判断するように、ランクブレインもこのような行動を見てコンテンツの良し悪しを判断していると私は思います。(嫁の動きから私はそのように判断しています)
人工知能ならではのアルゴリズム
再度訪問と言えばランクブレインでなくてもリピート率、リピート頻度などでアルゴリズムが組めるのでは思うかもしれません。
再度の訪問がRankBrain(ランクブレイン)に組み込まれていると感じるのは、クエリによって再度訪問ではなく、1回の訪問で良いサイトと決定する場合や、再訪の頻度や、期間が違うため固定のプログラムでは、新しいクエリに対応しきれないと想定するからです。
人の動きというのは、決まりがあるものではありません。決まりがないものだから人口知能によるアルゴリズムが向いていると思います。
数値によって安易に分析できるものは、通常のプログラム(アルゴリズム)でカバーできます。例えば、サイトやページにランクをつけたり、リンクの本数だったり、すでに解明されている共起語のアルゴリズムなどです。
今日は、再度訪問が多いページでも、1年後は情報が古くなって再度訪問が少なくなるかもしれません。クエリによっては数年間に渡って同じ情報でも問題ないものもあるでしょう。このように状況が常に変わるようなことは、常に学習するアルゴリズムが必要です。
そこで人工知能であるRankBrain(ランクブレイン)がこのアルゴリズム部分を担っていると考えます。
RankBrain(ランクブレイン)に向けSEO対策のために実行すべきこと
RankBrainを考えた場合に行うべきことは、ユーザーが再度訪問したいコンテンツを作ること、作ったコンテンツを常に最新の情報を届けれるようにすること、時代に合わせて読みやすく、理解しやすいように改善することがRankBrain対策になるはずです。
ユーザーのことを考えると、当たり前であること当たり前にすることがやはり大切ということです。
私が考えたRankBrainのアルゴリズムはこのようなものです。
この考えが当たっているのか、外れているのかは分かりませんが、この考えに基づいてWebサイトを制作し、コンテンツを作るときっと上位表示が可能になると思います。
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