内部リンクでもSEO対策に効果はあるのか?〜初級者向け内部リンクの考え方
SEO対策において外部リンク対策やコンテンツの内容に次か同等に大切なこと、それが内部リンクです。
SEOは内部リンク設計が大事
SEOを行う上で内部のリンク設計が大切と言う話は良く聞く話ですが、実際にどういった事かを具体的に理解していない方向けです。
内部リンク設計が大切な主な理由は、
1、クローラー(googleの検索ロボット)がサイト内を無駄無く巡回するために、適切なリンク構造にする。
2、関連性あるページ同士を紐づけることでサイトテーマをgoogleに知ってもらう。
3、ページパワーをリンク先のページに渡す。
4、ユーザーに更に役立つための関連ページを知らせる。
この4つが主な理由と私は考えます。
もちろん、ユーザーがサイトを適切に訪問する為に内部リンクが大切ということは、SEO対策以前に必要な事です。
数十ページから数百ページの小規模サイト構築、運営の為に必要なこと中心に話して行きます。
ページパワーをリンク先のページに渡す?
webサイトのページには、googleが評価しているSEO的なページパワーがあると思って下さい。
リンクを貼って、ページを繋げると言う事は、リンク先ページに元ページのページパワーを少し渡すと言う事です。
※このパワーのことをリンクジュースの受け渡しと言います。
リンクジュースについてweb担当者Forumにて紹介があるので参考にしてください。→リンクジュースについて
こちらには上級者向けのテクニックも載っているので参考にしてください。
リンクジュースを受け渡すということは、webサイト内でユーザーに見て欲しいページにリンクを貼るとそのページのSEOパワーが強くなって上位表示されやすくなると言う事です。
外部リンクを獲得するという発想はここから来ています。
外部リンクほどのパワーはありませんが、内部リンクでも多少のSEO効果は出るのです。
リンクは、関連性のあるページからでないと有効でないと言われています。
(実際は関連性があっても無かっても、リンクのパワー自体は渡されていますが、効果が薄かったり、不具合がでる可能性があるため、しっかりと関連性のあるページからリンクして下さい)
もし、あなたがブログなどを更新している際は、ブログのテーマに関連性のあるページに被リンクをつけるとSEOポイント1ポイント獲得!と言うイメージです。
これだけで、順位がどんどん上がると言う事ではありませんが、やっていないと損をするので是非やって下さい。
逆に見て欲しくないページや関連性の薄いページにリンクを貼ってもリンクのパワーが奪われるので、「もったいない」と言うことです。
この事を意識すると1や2も必然的に出来るようになります。
フッダー(ページの下部)やパンくずリスト(サイト内にあるこんなやつ→トップ>webマーケティング>SEO対策)を適切に配置する事、関連性のあるページはページ内部からも不自然にならないようにリンクをはることをお勧めします。
アンカーテキストとは?
アンカーテキストとは、リンクを飛ばす際のテキストのことです。これ→コンテンツSEOのページ
上記は、弊社のコンテンツSEOのサービスページにリンクを貼っています。アンカーテキストは、「コンテンツSEOのページ」です。
これをする事により、このページからコンテンツSEOのサービスページにパワーが少し送られます。
そして、アンカーテキストがサイトのページ内容を指すことで、googleにコンテンツSEOに関連するページ分かってもらうためのシグナルの1つになります。
リンクをする際は、アンカーテキストはリンク先のページの内容を示すものが適切だと言われています。
但し、やり過ぎは逆効果になる際もあるので気をつけて下さい。不自然にならないように気をつけてください。
やりすぎや不自然なアンカーテキストリンクは、例えば「SEO」などの単一ワードでリンクばかりすることです。
アンカーテキストは、分散した方が良いと言われています。(普通は、外部リンクなどもあるので、自然に分散して行くと思います。)
このように単純な内部リンクを行うことにより、せっかく作ったコンテンツを活かす事が出来ます。
良質なコンテンツを増やすことがSEOに良いと言われていますが、内部リンクを考えながら、コンテンツを増やすことをする、しないでは、長期的に見ると大きな違いが出てくると思います。
千里の道も一歩からホームページを育てて下さい。
注:中規模、大規模サイトやシステムが入っているサイトは上記だけの考えだけで、内部リンクの設計はできないのでご注意ください。