Googleの検索順位を上げる方法〜SEOの初心者専用〜
Googleの検索順位を上げる仕組みを書いたブログはたくさんありますが、ある程度の知識を持っている方が読むから分かる情報が多いです。
知識のない方が読んでも分かるような初心者向けの情報や書き方は少ないと感じたので、今回は、初心者向けにGoogleの検索順位を上げる方法とSEO対策ってそもそもなんだ?ということをお伝えします。
※「検索順位を上げる方法」=「SEO対策」です。
目次
Googleの検索順位を上げる方法
結論から言うと、内部SEO対策を行い、ユーザーの役に立つブログを書き、ツイッターとフェイスブックで作ったブログを多くの人に見てもらうようにして、Twitterのリツイートやフェイスブックのシェアやいいねをもらってください。
簡単に言えば、上記のようなことになりますが、初心者向けになっていませんね。
それでは、その理由と詳細を今からお伝えします。
そもそもSEO対策とは?
検索順位を上げる対策のことをSEO対策といいます。
Search Engine Optimizationの略で日本語でいうと検索エンジンの最適化です。
つまり、ユーザーがGoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用した際にユーザーが入力したキーワードで上位に表示されるようにホームページを作り込んでいくことをSEO対策と言います。
(このブログではGoogleの◯◯という説明を行いますが、Yahoo!の対策も全く同じと思って頂いて大丈夫です。なぜならYahoo!JAPANはGoogleの検索エンジンの仕組みを利用しているからです)
検索の順位をあげるSEOの要素には、大きく3つの要素があります。
外部被リンク、内部SEO対策、コンテンツです。この3つを今からご説明します。
外部被リンクが大切なワケと獲得方法
外部被リンクとは、他のホームページから紹介するリンクのことを言います。
Googleには、様々なホームページから紹介されているホームページは良いホームページだと言う概念があります。
Googleやユーザーから評価や信頼性の高いサイトやあなたのホームページと関連性の高いサイト、個人のブログなどや企業のサイトから紹介されているとあなたのホームページの評価は上がり検索順位は上昇します。
外部リンク獲得の方法
通常は、良い商品やサービス、情報を提供して多くのホームページやブログから紹介されることを目指します。
良いコンテンツを作り、Twitterやフェイスブックを使って多くの人に読んでもらう機会を作り、読んだ人が自分のブログやホームページで紹介するというのが今時の外部リンク獲得の方法となります。
詳細な外部被リンク獲得方法を知りたい方は、被リンクの増やし方SEO外部対策の常識&非常識を御覧ください。
次は、外部リンクを販売しているSEO業者についても少しご説明します。
外部リンク販売のSEO対策業者
「ホームページをたくさん作ってあなたのサイトを紹介します。」
このようなSEO対策を中小企業や個人事業主の方をターゲットに販売しているのがSEO対策業者です。これは、リンクの売買になりGoogleのガイドラインに違反しているSEO対策です。Googleが発見するとペナルティのように順位が大きく下降するため大手のサイトでは現在ではほぼ行われていません。
そのようなことに対して知識が薄い人をターゲットに営業をしている会社が今でも多く存在します。
内部SEO対策はサイトの価値を適切に届けるもの
内部SEO対策とは、Googleのクローラー(あなたのホームページを見に来るGoogleのロボット)があなたのサイトに何を書いているのか適切に分かるための対策です。
実際に制作する際は、Webデザイナーにこちらを読んで下さいと伝えてください。
あなたが、自分で作る際に気をつけることは3つです。
- タイトルにキーワードを入れて、毎回違うタイトルにする
- 小見出しはh2タグを使う。(ワードプレスの場合は見出し2)
- 世の中で言われているSEO対策を多用しない。
世の中には、こんなSEO対策が良いです。という情報が多く溢れています。間違えているものもありますし、間違えていない物もあります。間違えていないものでも多用することによってマイナスの効果が生まれるものもあります。そのため、内部SEO対策よりも、コンテンツ作成に力を注ぐことをオススメします。
数千ページ以上のメディアやサイトを運営する場合は、システム的な内部SEO対策をSEOコンサルタントと共に実践してください。
内部SEO対策をもっと知りたい方は、内部SEO対策〜実施するべき27の項目〜2016年作成をお読みください。
コンテンツ対策とは
検索の上位表示に最も大切なことはコンテンツと言われています。
コンテンツとは、ホームページのページの情報のことです。
例えば、「SEO費用」というキーワードで上位表示目指すならば、SEOの費用が分かりやすく載っている情報ページです。
「1ルームマンション京都」なら、京都の1ルームマンションが数多く見やすく載っているページでしょう。
ユーザーに役に立つ情報を届ける言い換えれば、本当に良いページを作ることがコンテンツ対策となります。
ちなみにこのページは「検索順位を上げる方法」で検索した方で特に初心者の方に役に立つように考えてこのブログを書いています。
良質なコンテツをユーザーのためにページを作ることがあなたが最も大切にするべきことです。
詳細な作り方は、こちらを参考にしてください。
沈黙のWebライティング – Webマーケッター ボーンの激闘 – – CPI
google検索順位の変動はアルゴリズムによって変わる
検索順位の変動はGoogleのアルゴリズム(ルール)によって変わります。アルゴリズムは200以上あると言われ、さらにこのアルゴリズムはgoogleが日々進化させています。
ここでは、今年に入ってから大きな順位変動のあった2017年1月〜3月の有名なアルゴリズムをご紹介します。
また、大きな順位変動があった際に「アルゴリズムがアップデートされた」と言います。
2017年の順位変動
2017年に入ってから大きな順位変動は、日本語検索の品質向上にむけて改善されたアップデートとフレッドアップデートと言われるアップデートです。
日本語検索の品質向上にむけて改善されたアップデートとは、2月3日にGoogleのブログで発表がありました。世間では、キュレーションメディアのような他サイトからの盗用した内容と思われるコンテツに対して、順位を下げると言う内容であろうと言われています。他のサイトを参考にして作ったコンテンツは、順位があがらないので注意しましょう。
フレッドアップデートと言われるアップデートは、一般のサイトではなく広告の多用があるアフィリエイトやブログサイトに起こったようです。
下記が順位変動グラフです。赤のグラフが大きな順位変動があったものです。
有名なパンダアップデートとペンギンアップデート
パンダアップデートは、サイトやページの中身の品質に関するアップデートです。ページの品質が悪いと順位が下落します。分かりやすいものでいうと、コピーページや他のページと重複するページがある場合です。
ペンギアップデートは、外部リンクに対するアップデートです。Googleが自作自演のリンクやSEO業者のリンクを発見する精度をどんどんあげるものです。
これらのアップデートも現在は、Googleが公表しなくなりました。昨年ごろまではGoogleが手動でルールの適応を行っていましたが、現在は自動的に適応が行われるようになっているようです。
検索順位をチェックツールで調べる(GRCとサーチコンソール)
上位表示したいキーワードで現在何位なのか?また、施策を行う上で順位への影響はどう出ているのかを調べるには、チェックツールが便利です。
定点的に順位を調べるツールでオススメはGRCです。
GRCに、ホームページと調べたいキーワードを登録すると日々の順位を調べることができます。
このように、キーワードの順位と毎日の推移が表示されます。
GRCとは別のツールでは、サーチコンソール(Google Search Console)も便利です。
実際の順位とやや違う場合もありますがサーチコンソールでは、順位だけでなく表示回数、クリック率などもわかります。
※サーチコンソールを使用する場合は、Googleのアカウントを取得する必要があります。
SEOに便利なその他のツールはこちら⇒SEOのプロも使う無料でも使えるSEOツール12選
SEO対策を行った結果は、どのくらいで順位に影響が出るの?
これは、現状の状況と上位表示を目指すキーワードによって、内容が変わります。
ドメイン(サイトのURL)の使用年数や行う対策により順位への影響は変わりますが、ここでは事例をお伝えします。
内部対策を行った結果
弊社がSEO対策の依頼を受けた際に最初に行うことは、内部対策です。内部対策を全く行っていないWebサイトに内部対策を行うと2週間前後で成果が出る場合が多いです。
但し、内部対策は本来持つホームページの力をGoogleにきちんと伝えるだけなので、どんどん順位が上がるということはありません。そのため順位は大きく伸ばしますが、1ページ目にいきなりなるようなことはあまりありません。
コンテンツを追加していった結果
こちらも現状のサイトがGoogleから評価がある場合は、良質なコンテンツを作れば作るほど、サイトのアクセスはうなぎのぼりに増えます。
一般のサイトで効果が実感できるレベルだと30〜50コンテンツ程度コンテンツを足すと効果が目に見えて分かってきます。毎週1コンテンツで半年から1年程度。
100コンテンツ足すと大きな変化を感じられます。
※良質なコンテンツをコツコツと積み上げていくことが前提です。
下記は、1ヶ月に1000文字〜2000文字程度のコラム4記事を2015年5月頃から追加している消耗品のメーカーサイトです。
2015年6月 セッション1,711から2017年3月 セッション25,072まで伸びています。
Googleの検索順位を上げる方法〜SEOの初心者専用〜まとめ
検索順位を上げる方法がなんとなくわかりましたでしょうか?
より、具体的な施策に関してはもう少し勉強する必要がありますが、この記事では考え方などを身につけていただければ幸いです。