インドネシアで感じたwebマーケティング事情
先日の6日〜インドネシアのジャカルタに言っておりました。
今回、インターネット上でのリサーチ会社さん、ソーシャルマーケティングの会社さん、インドネシア企業に対してコンサルティングをされている会社さん、人材紹介の会社さんを訪問して来ました。
そこで感じたインドネシアのwebマーケティング事情についてお話しします。
あくまで数社の訪問と私が感じたことです。
ネット通販は未成熟
理由その1
物流インフラの問題。
とにかく大渋滞。時間通りに物が届きません。時間の予測がつかないと言う事は、物流費が異常にかかるということです。また、働く人のモラルの問題、人件費と運ぶもの値段を加味した際に、トラブルもあるようです。
おまけに住所、表札を出さない文化の為お家を探すのが大変そうです。
自社のバイク便を整備して、ネット通販を行っている所もあると言う事でした。
理由その2
通販する必要が無い。
デパートが遅くまで開いていて、仕事も日本に比べて早く終わるため、お買い物時間たっぷりあるそうです。
特に1の問題が大きそうでした。
他のアジアなどの途上国でも物流インフラが整っていない国は、日本と同じような感覚では難しいといつも感じます。
但し!トラブルは多いもののCtoCはかなり伸びているようなので、BtoCも今後伸びる期待はむちゃくちゃあります。
Facebook VS google
検索エンジンは、圧倒的googleがシェアを持っているようです。
ソーシャルの人気はFacebookだそうですが、徐々に他のサービスにも移行しているとの話を聞きました。
では、実際広告を打てばどうかと言う話ですが、結論は物によると言った感じでしょうか?
パナソニックの海外マーケティングの部署知り合いの話では、インドネシアは、断然Facebookだと聞いていたのですが、現地にで聞いてみるとリスティング広告をアドワーズで行っても費用対効果は高かった事例もありました。(当たり前か)
今回はO2Oの話をあまり聞けなかったのですが、感覚的にはO2Oがむちゃくちゃ熱そうだと感じました。
通販は、物流が整うまでもう少しかかりそうと感じた事で、ポテンシャルはめちゃくちゃ高いけどもうちょっと後かなと。
しかし、中流階級以上の方はスマートフォンを持っているため、店舗集客やイベント集客のサービスを考える。
もしくは、店舗に取りに来てもらう形で、ネット通販を行うとかなりローカルマーケットでも通用すると感じました。
日本ブランドの企業さん、是非O2Oで店舗に集客しましょう!
もちろん、SEOで問い合せをしっかり獲得している会社さんの話もありました。