被リンクの増やし方 SEO外部対策の常識&非常識
SEOには、外部からの被リンク対策が必要だ!いや現在はリンクが無くてもコンテンツで上がる!など様々な意見が世の中にはあります。
Googleの検索システムの向上により、被リンクがないサイトでもアクセスが集まることも実際にあるようですが、SEOの効果を高めるためには外部のリンクは必須です。
そこで、外部からの被リンク対策や被リンクの増やし方ついての常識、非常識をお伝えします。
下記の5つのことを書いています。
- 外部リンクの効果
- SEO会社に被リンクを頼むのは非常識?
- Googleがここで禁止と言っているウェブマスター向けGoogeleの品質に関するガイドライン
- 外部リンク対策の常識 簡単な方法4つと王道4つ
- 被リンクの増減を一目でチェックする方法
目次
SEOにおける外部リンクの効果
現在SEOにおいて外部リンクの効果はあるのでしょうか?
もちろん!あります。
私どもの経験値でも良質な外部リンクがあれば上位表示が行いやすいし、様々なデータや文献を見ても外部リンクと上位表示の相関性は高いと言われています。
We Analyzed 1 Million Google Search Results. Here’s What We Learned About SEOによると
(日本語記事→検索結果100万件を対象に調べた上位表示と相関関係のあるSEO要因)
1. Backlinks remain an extremely important Google ranking factor.
意味 被リンクはGoogleの検索順位のおいて非常に重要な要素である。
引用 We Analyzed 1 Million Google Search Results. Here’s What We Learned About SEO
100万件の検索結果を調べたら、被リンクが非常に重要。
ただし、言わずともですが自然な形で被リンクを獲得しないとペナルティになる可能性があります。
SEO会社に被リンクを頼むのは非常識?
SEO会社と言えば未だにほとんどの会社が被リンクを販売しているようです。※もちろん被リンク販売を行っていない会社さんもあります。
もしくは、表ではコンテンツと内部対策です。と言いながらリンクを付けて上位表示を行うという手法を取る会社もあるようです。
外部リンクを購入することについて、良い悪いという問題は無いと思います。本人の判断で行えば良いと思います。
但し、弊社は企業様には外部リンクの購入はお勧めしません。(現在のサービスにはありません)
理由はGoogleのガイドライン違反となり、サイト運営するうえ非常にリスクを伴うからです。
また、現在のほとんどの外部リンク販売会社は、サイトが飛ぶ(サイト順位が落ちる)ことを恐れ、SEOの力が無いサイトからのリンク構築になっていることがほとんです。明らかに力のあるサイトから一般的なサイトへのリンクは不自然なため、googleに発覚するとペナルティを受ける可能性が高くなります。
そのため、SEO会社が行うのは、弱いパワーのサイトから、毎月数本づつ外部リンク構築を行う意味があるのかないのか分からないような対策を行っています。実際にSEO会社の外部対策をやめても順位は変わらなかったという事例も多数聞きます。
このような背景から、一般企業が外部リンクを増やすためにSEO会社に頼むのは非常識と言えるでしょう。
Googleがここで禁止と言っているウェブマスター向けGoogleの品質に関するガイドライン
Googleの品質に関するガイドライン リンクプログラムには、検索結果を意図的に操作しようとするリンクやリンクの売買は、ウェブマスター向けのガイドラインヘの違反となると明記されいます。
Google 検索結果でのサイトのランキングを操作することを意図したリンクは、リンク プログラムの一部と見なされることがあり、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反にあたります。〜〜
PageRank を転送するリンクの売買。これには、リンク、またはリンクを含む投稿に対する金銭のやり取り、リンクに対する物品やサービスのやり取り、商品について書いてリンクすることと引き換えに「無料」で商品を送ることなどが含まれます。〜〜
その為、SEO会社から購入した外部リンクは常にリスクを伴ったマーケティング施策になります。
とはいえ、外部リンクに効果はないのかというと、外部リンクに効果はあります。(SEO会社の販売しているリンクは効果がかなり薄れているようです。以前はリンクだけでビックワードの上位表示も可能でしたが現在はサイト自体がしっかりしていることが前提と話を良く聞きます。)
それでは、どのような外部からの被リンク対策を行えば良いのでしょうか?
外部リンク対策の常識 簡単な方法4つと王道4つ
外部から被リンクを受けるために出来ることは、検索順位を操作するのではないなら、純粋に自分の会社やサービス、コンテンツを紹介してもらうということになります。
それでは、純粋に会社やサービス、コンテンツを紹介してもらうためにはどうしたら良いでしょうか?
リンクを獲得するという考えではなく、自分のサイトをどのように宣伝したら良いかという観点から考えてみると被リンク獲得も見えてくるかもしれません。
外部サイトから自社webサイトを紹介してもらう簡単な方法4つ
まずは、誰でも出来る簡単な方法を4つ紹介します。
1、自分が所属している団体にプロフィールやホームページURLをしっかりと書く。
自分が所属している団体にプロフィールページがあるにも関らず、内容をしっかり書いていなかったり、ホームページのURLをのせていない会社があります。所属団体経由でサイト見て訪問する人も実際にいるので、できるだけプロフィールページの充実を図り、URLもしっかりと記入しましょう。
2、自社が利用しているサービスの顧客の声のインタビューに協力する。
これは、自分のサイトの宣伝の為に相手へのレビューを書きます。そこで、相手のサイトから自社への流入を狙うと言うものです。少しでも宣伝できる所は有効活用しましょう。また、相手へのレビューは自分たちの業界で使ったらいうように自社に関係のあることもしっかり書きましょう。どの会社もホームページに顧客の声を出したいと思っているはずです。協力してくれる会社を探しましょう。
3、有効なポータルサイトに登録する。
被リンク獲得関係なしに、やった方が良いです。無料で有効なポータルサイトいくつかあります。但し、気をつけないと行けないのは被リンク獲得を目的に相互リンク用サイトなどには登録しないようにしましょう。見極めるポイントは、中身があるかないかです。中身のないサイトは、検索エンジンで上位表示されることもありません。質の低いサイトからの被リンクはペナルティの可能性を高めます。
4、お客様に声がけする。
これは、「自分のお客様に素直に満足したらブログで紹介してください。」と頼む方法です。被リンク目的と言う考えでなく、純粋にサイトを紹介してもらいましょう。小さなことからコツコツを行うことをお勧めします。
外部サイトから自社webサイトを紹介してもらう王道3つ
ここからが、王道の被リンク獲得方法です。
1、ユーザーにお役に立つ情報(コンテンツ)を提供する。
あなたの業種のユーザーに役立つ情報を本格的に書きましょう。ちなみにこのブログでは、「被リンクの増やし方」を模索しているユーザーに役立つために、被リンクの増やし方のキーワード狙いつつ情報提供しています。
自分の持っている経験値や知識を出来るだけ詳細に役に立ててもらえるように書くと、ブログで紹介してもらったり、はてなブックマークでブックマークしてもらったり、FacebookやTwitterでシェアしてもらえます。FacebookやTwitter自体はNofollowとなり直接的な被リンク効果はありませんが、紹介される機会が増えたり、APIなどNofollowがついていないAPIから被リンクを受けることもあります。
私のように文才が無くても1記事につき1人や数人は紹介してくれます。
ポイントは役立つ、分かりやすい、出来るだけ1つのテーマを深く紹介することです。
多くのサイトで紹介されるとたくさんの被リンクがつき、サイトのパワーがあがります。
2、ユーザーに楽しんでもらう情報(コンテンツ)を提供する。
面白くて、ソーシャルでシェアしたくなるブログを書くことです。私はこのようなことは出来ませんが、LIGさんやオモコロさんで書いている記事などがこれに当たります。但し、SEOのことを考えて作らないとソーシャルで拡散されるだけになり、顧客は増えないので気をつけましょう。
弊社にこの才能はないので、効果は不確定ですがSEOのキーワード設定とライティングを最低限でもしていれば効果はあると思います。
3、ソーシャルメディアを運用して、コンテンツを見る機会を増やす。
役立ち記事、面白記事を書いても最初に見てもらわないと多くの人に紹介されません。その為には、TwitterやFacebookを上手く運用して、自分たちに興味のある方を普段から少しでも増やして行きましょう。
ソーシャル運用のポイントとなる基礎は、目的、戦略を考えてしっかりと時間を作って運用することです。1日1時間でも少しづつ時間を取って運用すると、少しづつフォロワーなどが増えてきます。
もちろん、定期的に役立つコンテンツを提供することが大切です。
コンテンツにはソーシャルボタンをつけて、拡散しやすいように配慮も必要となります。
4、関連サイトを作って被リンクを増やす
他にも被リンクの増やし方はあります。
自社で関係のあるサイトをたくさん保有するという方法です。本当に役立つコンテンツをしっかり作ることが王道となります。
1歩間違えれば自作自演のリンクじゃないの?と避難の声が上がりそうですが、内容が良いサイトであれば私は問題ないと思います。
ユーザーに役立つサイトをたくさん運営して、関連のあるものや自社運営サイトをしっかりとリンクすることで被リンクの獲得が可能です。
但し、何度も言うようですが、被リンクを増やすことだけを目的としてサイトを量産することは、リスクがありガイドライン違反となるので気をつけてください。
被リンクの増減を一目でチェックする方法
被リンクを増やす方法を学べば、被リンクが実際に増えているか気になる所です。
被リンクの確認の仕方は、被リンクをどこから受けているのか調べる方法に詳しく書いています。
細かく見るならサーチコンソールですが、一目で見る場合の私のお勧めはahrefsです。
このような感じで外部リンクが増えているか減っているかを一目で見ることが出来ます。
効果的にサイトを運用するならSEO対策は必須です。
現在のSEO対策はユーザーが必要とするコンテンツを作ることです。
そうすれば自然と外部リンクも増え、SEOも強化されますが、今回の記事に書いていることを少しでも意識するといつもより被リンクの増加スピードは増えるかもしれません。