サイト運用時の基本的なA/Bテスト
本日は、サイト運用初心者〜中級者向けの記事です。運用の基本であるA/Bテストをどのように行うのかをお伝え致します。
目次
リスティング広告でのA/Bテスト
リスティング広告を行う際に必須で利用します。
リスティングで大切な要素の1つに広告文があります。
キーワードに対して広告文を作る訳ですが、この広告文をテストします。
この2つの広告文を作って、テストを行います。
上記の2つの広告文では、クリック率が倍以上違います。
ちなみにクリック率が高いのは上記のwebマーケティング専門会社と書かれている広告文です。
もちろん、広告文によって同じキーワードでもコンバージョンが違うのは容易に想像出来ると言えます。
バナー広告(ターゲティング、Facebook広告など)でのA/Bテスト
ターゲティング広告やリマーケティング広告、フェイスブック広告、DSP広告などに使うバナーでもちろんA/Bテストは行えます。
リスティング広告と同様にクリック率やコンバージョン率の違いが出ます。
最初にテスト用バナーをいくつか想定して作っておくとA/Bテストは、楽に出来ます。
A/Bテストをした方が良いは分かっていながら、なかなか忙しくて出来ない方は、最初のバナーを作る際にテスト用バナー用意しておきましょう。
ランディングページのA/Bテスト
サイトを運用して、リスティング広告やSEOなどである程度セッション数が集まって来たら、ランディングページの最適化を行いましょう。
ランディングページのA/Bテストをする際は、やり方は大きく分けると2つです。
- A/Bテスト運用ツールを使う。
- 1つづつ変更して、数字の違いを見て行く。
どちらも、しっかりとアナリティクスなどの分析ツールの結果を見ながら行いましょう。
1、A/Bテストを行う場合ですが、最初はgoogleアナリティクスの無料で行えるツールで十分だと思います。
アナリティクスを開いて、行動ウエブテストをクリックして下さい。
テスト作成をクリックして下さい。
このような形で出てくるので、画面の指示に従って下さい。
アナリティクスのwebテストで、コンバージョンの指標などの設定も予め、設定しておくと、クリック率や購入完了など結果が一目で分かります。
2、1つづつ変更して、数字の違いを見て行くですが、こちらは普通にサイトを変更してしばらく様子を見て良かったら変更する。悪かったら戻すと言うものです。
やる場所は、1つづつです。1つづつ行う理由は、複数変えるとどの部分の影響で成果が変わったのかが分からないからです。
例えば、問い合わせフォームへの遷移をボタンの色や文言を変えて見る。
キャッチコピーを変えてみる。
メイン画像を変えてみる。
遷移して欲しいページへのボタンの位置を変えてみるなど変更出来る箇所は盛りだくさんとあると思います。
必ず1つづつテストして下さい。
導線改善のA/Bテスト
ランディングページに限らず、見て欲しいページに遷移していない、エントリーが完結数が少ないなどの問題がサイトを運用していると出てきます。
特に、エントリーフォーム(問い合わせや購入フォーム)への遷移や、エントリーフォームから完了までの推移が極端に低いサイトなどは、効果的にA/Bテストなどを行っていきましょう。
エントリフォームの最適化(EFO)もA/Bテストによって行う事が出来ます。
その他のA/Bテスト
A/Bテストという良い方が適切かどうかは、分からないですが運用において、変更、改善出来る場所はたくさんあります。
SEO対策でもテストを行いながら運用する事が可能です。
結論は、ホームページから成果を出す為には、サイト分析と運用をしっかり行って行きましょうということです。